【書籍】『猫と鼠の殺人』読破

　「ジョン・ディクスン・カー」著、巨漢探偵「ギデオン・フェル」博士が"もったいぶった"推理を見せる本格推理小説です。

～今作は、著者にしては意外に意外、読みやすくて、"変な"捻りがない。～

　いつもはなんとなく読みづらさが伴う著者作品ですが、今作は意外にスラスラ読めたなぁ。会話や展開に無駄がなく、スッキリしているからかな。

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　判決および処罰に厳しい判事。その判事の自宅で殺人事件！！。室内には銃を持った判事、そして横たわった・・・判事の娘の婚約者！？。

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　タイトルを聞いた事のない作品だし、他のシリーズ作と違って新訳も無さそうだったのですが・・・・・・えっ、中々良いじゃん。

　うーん、トリックが足を引っ張ったのでしょうか、でも許容範囲と思いますよ、各人物達の性格や挙動が良く描けていたし。

『魔女の隠れ家』

『帽子蒐集狂事件』

『剣の八』

『盲目の理髪師』

『死時計』

『三つの棺』

『アラビアンナイトの殺人』

『死者はよみがえる』

『曲がった蝶番』

『緑のカプセルの謎』

『テニスコートの殺人』

『幽霊屋敷』

『連続自殺事件』

『猫と鼠の殺人』※本書

『死が二人をわかつまで』

『囁く影』

『眠れるスフィンクス』

『疑惑の影』

『死者のノック』

『雷鳴の中でも』

『悪魔のひじの家』

『仮面劇場の殺人』

『月明かりの闇』

(記：スッタコ小僧)