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2024年11月

2024年11月27日 (水)

【映画】『ブラック・レイン』を見た

 「リドリー・スコット」監督、ニューヨークから来た刑事「ニック」を「マイケル・ダグラス」、「チャーリー」を「アンディ・ガルシア」、日本へ護送されたヤクザ「佐藤」を「松田優作」、日本で「ニック」達を支援する刑事「松本」を「高倉健」が演じるアクション・サスペンス映画です。

 何回かテレビ放送されたと思いますが、私、"しっかり"見るのは避けていた作品です。過去にきっちり結末まで視聴していないのはもちろん、少しの場面場面しか見た記憶がないにも関わらず、何故か評価が低いというか、楽しめないとの印象を受けている作品です。

 今回、改めて最初から最後まで"しっかり"と見てみました、結果は──

~過去の印象は正しかった、なんだろう、アクション、BGMがどうしてこんなにもチープに感じるのだろう。~

 アクションは日本における撮影制限などによる影響でしょうか。そうだとしても、もう少し"撮り"様はあったのでは──と思ってしまう。

撮影監督「ヤン・デ・ボン」となっていたので、何か見応えがあるのでは・・・と楽しみにしていたのですが、裏切られる結果に。

それにしても、「リドリー・スコット」監督って、こんなアクション映画を撮る方でしたっけ・・・と思う程、なんだろう、魅力が伝わって来ないアクション映画となっています。

 なんで、こんな感想になってしまうのだろう、なんでこんなに色々と違和感を感じる作品と思うのだろうか。

演技の面だと日本側の嫌味な警察の上司を演じた「神山繁」さんだけ自然で、他の方はなんでしょう、とても"過剰"に感じて・・・・・・。

 舞台は日本なのですが、なんだろう、アジアっぽさは全開なのですが、"日本"っぽく無い。。。

 タイトルの由来も・・・急遽、取って付けた様。

~本当、どうしてだろう、私にとっては大部分の面で楽しめなかった映画です。不思議。。。~

(記:スッタコ小僧)

2024年11月26日 (火)

【映画】『メジャーリーグ3』を見た

 「ジョン・ウォーレン」監督、歳による衰えより投手引退から監督初挑戦「ガス」を「スコット・バクラ」、あと前作から選手としては「セラノ」(デニス・ヘイスバート)・「タカ」(石橋貴明)・キャッチャー「ルーブ」(エリック・ブラスコッター)が参加したスポーツ・コメディ第三弾です。

~シリーズ三作目のヒットは難しい・・・というジンクスというか、過去の歴史があるだけに本作について、大分、心配したのですが───意外に良い作品!?~

 本作の存在および見た記憶がない事から、<相当な失敗作>と予想して見始めたのですが、意外や意外、登場選手たちの魅力は大幅に減退していますが、ストーリー、その運びは面白い作品となっていました。

 メジャーリーグチーム対マイナーリーグチーム!?、しかも2回も!!。

 当初、全く見知らぬ主人公、番宣から前作の色物というか見た目的にはインパクトのある「セラノ」と「タカ」を再登場させてくる事は分かっていても、その他の選手は前のスター選手達を比較すると大分、見劣りがする・・・・・・。

また、親父キャラに元バレエダンサー、ドクと呼ばれる超スローボール投手など好設定なのですが、やはりインパクト不足。

~でも、その見劣りがキャラではなく、ストーリー集中に一役買っていて、楽しめたのかと思います。~(各登場人物が変に"悪目立ち"や"一点人気集中"せず、バランスが良かったです。)

マイナーリーグという舞台、そしてvs.メジャーチームとのストーリーライン、メジャーを目指す有望選手「ダウンタウン」(ウォルトン・ゴギンズ)の成長も絡めて、最後まで通して楽しめました。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『インサイド・マン』を見た

 「スパイク・リー」監督、交渉する刑事を「デンゼル・ワシントン」、銀行強盗を「クライブ・オーウェン」、必要だった!?何やら政治的な仲介役「ジョディ・フォスター」が演じるクライム・サスペンス映画です。

 豪華スター、そして映画の構成は犯人の告白!?事件中の尋問や事件後の尋問映像を組み合わせ、人質多数と銀行に立て籠もった犯人達と取り囲んだ警察とのやり取り、常に緊迫感と緊張感が溢れる内容で進みます。

 わざわざ「ジョディ・フォスター」を介入させたその銀行支店が襲われた理由も気になりましたが、やはり何よりも気になったのは犯人達の脱出方法!!──その点が最後ガックリだったら、本作、相当、評価は低かったはず。

 結果を言うと、ちょっと"粗々"でしたが、私には満足できる内容となっていました。

いぶし銀を感じる作品、派手な展開や動きが無いにも関わらず、前述の構成からか、退屈せずに興味を持続して見続ける事ができました。

 面白かったけど、そこまでヒットする作品ではないかな、、、と私は感じたのですが、続編『インサイド・マン2』が製作されているようです。

いつか見てみたいけど、一作目の終わり方から、二作目は<銀行強盗、銀行へ立て籠もり>といった点だけを踏襲した作品なのかな。うーん、安易に続編を作成するような作品ではないと思うのですが。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『回廊亭殺人事件』読破

 「東野圭吾」著、一人の女性が復讐の為に事件の真相を追う推理小説です。

 タイトル及び巻頭の旅館「回廊亭見取図」より、諸々のトリックを期待して読み進めたのですが・・・・・・あれっ、思っていた(期待していた)系統のトリックではなかった。

 その点、若干、肩透かしを喰らいましたが、その他のトリックというか"騙し"は巧妙、メイン舞台は2~3日の貸し切り旅館で発生する事件、時折、主人公の回想を含むも長過ぎず、最後の最後まで興味深く結末まで連れていってくれています。

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 老婆に変装して、旧知の遺言公開に潜入した女性。泊まった部屋は半年前に自身が火に包まれ、絶望を味わった場所。

事件の真相、そして犯人を炙り出す為に仕掛けを施す・・・罠に嵌り、犯人の正体を知ったと思いきや──。

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 今まで読んでいた「東野圭吾」さん作品とは、異なった印象を受ける作品でした。探偵大好きっ子な私は、ついついシリーズ物ばかりに目がいってしまうので、読み足りてなかっただけでしょうけど。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『影踏み』を見た

 「篠原哲雄」監督、主演の中年男性・・・誰だ、見た事はあるけど、あれれっ、テレビドラマ等では見ない顔──って、思っていたら「山崎まさよし」さんかよ!!、「横山秀夫」原作小説のミステリー、ヒューマンドラマ作品です。

 録画した事を忘れていて、タイトルだけ見た時、"Jホラー"作品に興味があったので録画したのかな、と思ったら、ミステリーで吃驚です。

たぶん、テレビ番組情報のあらすじを見た時に<「横山秀夫」原作>に惹かれたのでしょう。ドラマ化や映画化作品を何作か見たことがあり、どれもミステリーとしても、ヒューマンドラマとしても面白かった、印象に残る事が多数あったので。

 本作もそんな原作者への期待と共に見始めたのですが・・・・・・なんか、人物関係が把握しづらい、事件のミステリもパッとしないなぁ~~等と若干、退屈気味だったのですが、成程、そう来たか。

 まず出所した窃盗犯「真壁修一」(山崎まさよし)さんの過去、母親に纏わる描写でグサリ。

高校生?教師である母親、息子が犯罪者となり、それが世間に知れた後──学校での上司からの退職促しに、マウント&論破好きとなった最近の子供達による"口撃"。そして、自宅へのビラ等の嫌がらせ・・・それに絶望する母親を演じた「大竹しのぶ」さん、その表情、演技にググっです。

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 現実的に本当にここまでの"口撃"や嫌がらせってあるかなぁ・・・と思いましたが、最近のネット動画や論調を見ると、あるかも──と恐ろしい。

 〇害や〇弱(オールドは違うか)など、平気でこんな用語が使われる、記事に溢れる時代になったもんなぁ。

 話は若干、変わるけど「Z世代」って用語の由来、当初、知りませんでした。てっきり世紀末(1999年)辺りから、つけられたのかな・・・そう言えば『北斗の拳』の最初に「Z(ジード)」って、いたっけ。また(私が用語を知った当時)、ウクライナ侵攻におけるロシア軍の"Z"に関するニュースも加わり、Zって"ならず者"とイメージが紐づいてしまう。。。

 (前述の理由から)私だけかもしれませんが、あまり負のイメージのする名称をつけるのは良くないなぁ(これは〇とり世代等の時。Zは由来を知ると仕方がないけど、侵攻は若干イレギュラー過ぎるよね。。。)、言霊じゃないけど、やはり何か引き摺られる事もあるので───と感じていた事を、ここ最近の強盗ニュースで思い出してしまいました。

 情報が色々入ってくる、入手し易いのも困りモノなのかな。何か諸々ハードルが下がってしまっているような気がします。

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 さて、映画の感想に戻りますが、話が進むについて前述下線部における映像、描写的な伏線が効いてきたのが良かったです。

成程、本作の肝はそこか、道理で──と。

 やはり「横山秀夫」原作、一味というか一捻りある視聴結果を残してくれます。

(記:スッタコ小僧)

【コミック】『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』(1~13巻・王国編)読破

 「三嶋与夢」原作小説、「潮里潤」コミカライズの乙女ゲーム世界転生──ファンタジー・ハーレム?作品です。

アニメ化された時に存在を知り、本コミック版へと入りました。アニメの方は、キャラデザインが若干、合わなくて設定は面白いのだけど・・・・・・で、コミック版の方へ。

 13巻で主人公のバトルと恋の結末も一区切り、続いて「共和国編」が始まるとの事ですが、残念ながらコミカライズ担当者が変わってしまう、との事です。

 その影響ではありませんが、私は本作は一旦、ここでシリーズ読み込みを完了しようと思います。

~ちょっと終盤、期待した展開と結果が少なかったなぁ。~

 見たいと思った、期待した活躍や諸々の場面(バトルしかり、恋模様しかり、コメディ部分しかり)が、王国編終盤巻にて不足していたのが要因です。

 ラスバトルだから仕方がないのですが、ちょっと<シリアス・シリアス>になり過ぎていたのかな・・・とも感じました。タイトルとそれまでの展開より、「ここにきて、味変!?」と言った感じで、少しネガティブへ方向へ期待を裏切られたといった所でしょうか。

 まあでも、全般的に楽しかった作品です、またしばらく経過したら時々、1巻から13巻まで読み返したい作品です。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月23日 (土)

【映画】『メジャーリーグ2』再見

 「デヴィッド・S・ウォード」監督、人気の影響か主役は投手「リッキー・ボーン」を演じる「チャーリー・シーン」、前作主人公「ジェイク・テイラー」の「トム・ベリンジャー」は助演へ──スポーツ・コメディ作品です。

 《大谷さん効果》で、本作序盤の設定について分かっていたのがありがたい。前作はレギュラーシーズンで「ニューヨーク・ヤンキース」を破り優勝したものの、プレーオフにて「シカゴ・ホワイトソックス」に負けてしまい、ワールドシリーズを逃した「クリーブランド・インディアンス」。(ここ最近の風潮より、球団名が「クリーブランド・ガーディアンズ」へ。前作を再見した時、あれっ、実名を使っていたはずが、今は聞かないなぁ、主人公チームって架空球団名だっけ。。。と少し思った要因です。)

 本作は、翌年のシーズン、ワールドシリーズを目指して、オーナーも未亡人「レイチェル」から三塁手「ロジャー・ドーン」(コービン・バーンセン)へ変わり、大型補強も行って進撃!!──のストーリーです。(・・・しかし、前シーズンの活躍による増長から、開幕すると負け、負け、負けへ)

 お調子者の俊足バッター「ウィリー・メイズ・ヘイズ」が「ウェズリー・スナイプス」さんから別の方(オマー・エップス)に代わってしまったのが残念です。(「ウェズリー・スナイプス」さん、『ブレイド』等、シリアス&アクションスターへ印象替え時期だったのかなぁ。)

 その他、監督や強打者「セラノ」、実況アナウンサーなどのキャストは同じ人が継続です。追加として、前述の"大型補強"、キャッチャー兼強打者「ジャック・バークマン」(デヴィッド・キース)、マイナーから上がってきたばかりで緊張から投手へボールを投げ返せなくなるキャッチャー「ルーブ・ベイカー」(エリック・ブラスコッター)、そして何故か出番が多い"ジャイアンツ"違いで途中から参戦の「タカ・タナカ」(石橋貴明)と強烈な面々が揃っています。

 昔は日本野球しか触れてなかったので、シーズン中に選手が別チームに行く所が違和感バリバリで「?」だったのですが、今年の《大谷さん効果》で色々と知る事ができましたよ、お陰で昔見た時より本続編は楽しめました。(同チームだった強打者「ジャック・バークマン」が、えっ、途中から「シカゴ・ホワイトソックス」への点)

 また本作でレギュラーシーズンの活躍がプレーオフ・・・ポストシーズンでの活躍に若干、"上書き"されてしまう点が良く分かりました。

本作は映画の終盤盛り上げで、お金とスーツ彼女、人気を手に入れて野性味を失くした投手「リッキー・ボーン」の"復活"を描いているのですが、その場面が一番の盛り上げ演出となっています。(映画の構成上・・・という事もあるけど、実際に今年[2024年]のポストシーズンとワールドシリーズを見た結果、ワールドシリーズで活躍したドジャーズの「フリーマン」選手が強烈に印象と記憶に残っているので。)

 シリーズ残り一作。三作目はワールドシリーズか・・・と思いきや、マイナーリーグを描く作品のようです。

(記:スッタコ小僧) 

【アニメ】『ダーディーペア』を見た

 「高千穂 遙」原作小説、トラブル解決・・・いや、更に大きなトラブルを招く!?「ケイ」と「ユリ」コンビを描いたSFアニメです。(当初、オリジナルかと思ってました。原作小説がしっかりあるとは。)

うーん、初回放送時、アニメ見る時代だったと思うのですが、今回の再放送を見ても各話がピンと来ない・・・忘れているだけかもしれないけど、再見ではなく、初見なのかなぁ。

 キャラとテイストは憶えているので、それはもしかしたらOVAや映画?等は見た事があったのかもしれません。

 想像していたよりお色気は低め、"コテコテ"のコメディ&アクションが楽しめる作品となっています。今の映像や製作技術と比較すると昔のSF作品って厳しいモノがあるかも・・・と思ったのですが、『スペースコブラ』と同じく、"絵"の迫力か動きの良さか、見劣りしませんでした。(最近の手抜きというか、量産異世界モノと比較してですが。)

 全26話、複数回に跨る話は少なくて、一話区切りでテンポの良いストーリーが味合わせてくれました。

 この放送枠、次は何を放送してくれるのだろう、また楽しめる昔の作品が入ってくれると嬉しいな。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月17日 (日)

【映画】『オーメン666』を見た

 「ジョン・ムーア」監督、"かの子供"「ダミアン」(シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック)に振り回される両親に「リーヴ・シュレイバー」「ジュリア・スタイルズ」が演じるホラー映画です。

 昔、ホラー映画に慣れていない時に恐る恐る、ガッツリではなく見た記憶があります、オリジナルを。

ここ最近は、<ホラーどんと来い>となっているので、少しだけ見るつもりが、ついついガッシリ視聴してしまいました。

 そこまでオドロオドロしいショッキング映像はなかったけれども、じっくりとした重厚な"ゴシックホラー(!?)"を体感させてくれました。

 映像技術が発達した今、もっとド派手というか、ショッキングな映像を繰り出すホラーを経験している身にも、ゾクゾクさせてくれる作品となっていました。

 いいリメイク作となっていたのではないでしょうか。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『マイル22』を見た

 「ピーター・バーグ」監督、「マーク・ウォールバーグ」主演で贈るサスペンス・アクションです。

部下の失態責任は"しっかり"とるも、恫喝パワハラ上司──米国特殊部隊「オーバーウォッチ」の隊長「ジェームズ・シルバ」が「マーク・ウォールバーグ」の役です。

 その感情的な振る舞いより、頼りになるも、見ている側としては、あまり好感を抱けない主人公。逆に盗まれた核物質の行方を材料に米国へ亡命を求める現地の元警官「リー・ノア」(「イコ・ウワイス」)の方に好感を抱く。加えて、基本は銃によるドンパチ作品なのに、彼の肉弾戦──素手のアクションを存分に披露してくれるので。

 前述の点も含めて、意外に"練られている"作品です。

少数精鋭の特殊部隊が、周りが敵だらけの敵国市街を飛行機が着陸する22マイル離れた地点を目指して、突破するド派手アクションとなっています。

 本作、存在自体を全く知らなかったなぁ、知らなかったにしては、意外な秀作となっていました。

前述の主人公の設定より、スカッとアクションではなく、見ていて"イライラ"が募る作品となっていますが、そこも実は───。

 予期せず、良い映画視聴となりました。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『来鳴く木菟 日知り月 薬屋探偵怪奇譚』読破

 「高里椎奈(たかさと・しいな)」著、人と妖間のトラブル解決薬屋シリーズ、推理小説です。

~今回はシリーズの"いつものテイスト"を味わえたかな。~

 人側の現実的な事件にも寄り過ぎず、妖側の不可思議にも寄り過ぎずと・・・・・・えっ、登場人物が人外というぐらいしか、特色が──と思うような独特の雰囲気。

 これが私が本シリーズに感じている印象です。その点が希薄で、読み応えとして不十分と思う点なのですが、著者の持ち味といったら、持ち味なのかな。

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 部屋の出入り口の状態から、ボルダリング中の事故死と思われた男性。しかし、「深山木薬店」の名刺を所持していた事から、店にかつての知り合い刑事「高遠」が訪ねてくる事態に。

 平行して、悪魔「ヘラ」より外来より"良くないモノ"が入ってきたとの噂が──。

 犯人は人か、妖か。「秋」、「座木」、「リベザル」の捜査が始まる・・・。

・・・そして、解決後、「リベザル」と「灯視(ほし)」との約束の時。

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 タイトルが憶えられず、順序を間違って読んでしまうんだよなぁ。本作のタイトルは「きなくみみずく ひしりつき」です。

順番通り読めなかったけど、この展開だと順序はあまり影響なかった模様、よしあと一冊だ。

『ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚』
『天上の羊 砂糖菓子の迷児 薬屋探偵怪奇譚』
『ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚』
『遠に呱々泣く八重の繭 薬屋探偵怪奇譚』
『童話を無くした明時に 薬屋探偵怪奇譚』
(本書)
『星空を願った狼の 薬屋探偵怪奇譚』
『君にまどろむ風の花 薬屋探偵怪奇譚』

(記:スッタコ小僧)

2024年11月14日 (木)

【映画】『マイ・ボディガード』再見

 「トニー・スコット」監督、復讐に燃える男「デンゼル・ワシントン」主演、誘拐された少女に「ダコタ・ファニング」──アクション・サスペンス映画です。

 誘拐、身代金要求事件が頻発・・・とある少女のボディガードを任された男が、守れなかった少女の復讐に爆走する内容となっています。

 見始めて感じたのは・・・・・・余計な映像演出でしょうか。細かいカット割りというか挿入、文字演出など。シリアス、そしてダークな展開およびアクション部分を盛り上げる所か、変に気を引いて盛り下げる効果になっていたかな、私には。

 終盤に繋がっているのですが事件が発生するまで、あと事件により怪我を負った主人公が復帰するまでは少し退屈気味。でも、ここでのググッが、その後のミサイルランチャー?まで持ち出した復讐アクション連続でのカタルシス解消を確かに大きくしています。

 「デンゼル・ワシントン」・・・一貫して、渋い役を演じているなぁ、本作も『イコライザー』キャラの原点か──と感じる人物です。

「デンゼル・ワシントン」さん、どっかの記事で読んだけど、それまでの黒〇俳優が演じる定番キャラを一変させた方との事。凄い方ですね。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月13日 (水)

【書籍】『クイーン警視自身の事件』再読

 「エラリー・クイーン」著、定年より警察を引退した「リチャード・クイーン」が友人宅に滞在中に遭遇した赤ん坊誘拐事件、そして事故?死亡事件を独自捜査する推理小説です。

 著者の後期というか、終盤に近い作品ではガックリさせられる事が多かったので、今回はあまり期待せずに読み始めたのですが・・・・・・展開が気になり読み進め易く、最後の真相も及第点の作品となっていました。

 数を多く推理小説を読んでいる人には目新しい内容(真相含め)ではないのですが、息子の「エラリー」ではなく、元警察の「リチャード」を主人公にした事で、かつての同僚と知り合った看護師「ジェシイ」と共にアグレッシブな捜査を繰り広げた、いつものシリーズにない面白さがありました。

 少し話は脱線してタイトルについて。原題は『INSPECTOR QUEEN’S OWN CASE』ですが、邦題は『~警部自身の事件』と『~警視自身の事件』の二つがあります。

 私は今回、「青田 勝」訳の『~警部自身の事件』で読みました。今まで再読した作品や後でリンクしているガイド、出版年の新しい邦題を見ると『~警視自身の事件』の方が適切なのかと思います。

 さて、シリーズ読破も残り一冊、再読ではなくおそらく未読の短編集を残すのみ。有終の美を飾ってくれると良いのですが。

『エラリー・クイーン完全ガイド』

(記:スッタコ小僧)

【映画】『メジャーリーグ』再見

 「デビッド・ワード」監督、「トム・ベリンジャー」主演で贈る──「WILD THING」の歌が離れない、スポーツ・コメディ作品です。

「大谷さん」効果で、久しぶりにテレビ放送されていたのを視聴してしまいました。

 劇場公開当時、確かに盛り上がっていたなぁ(「とんねるず・石橋さん」がハリウッドデビューした続編の方からかもしれませんが)。

昔は<特撮っ子>だったので、この手の作品はスルーというか、劇場では絶対に見なかったと思うのですが、本作か2、どちらかをうーん、劇場で見たような、見なかったような。(こういった時、昔からブログで記録を付けていたらなぁ、と思います。)

 今回の「大谷さん」の活躍で、本当にメジャーリーグの各チームや、特にプレーオフの仕組みについて知る機会に出逢う事が出来ました。

野球は好きですが、大人になってからは特に「結果が分かれば良いや」で、球場はもちろん、テレビでも本当に見る事がなくなりました。

 そんな私ですが、今回の「大谷さん」効果にて、日本野球とは異なるメジャーリーグの大味というか、迫力!?と面白さを経験する事ができたのは、とても良かったです。(進捗が滞っていたゲーム『ベースボールスターズ2』[NEOGEO・ROM]クリアも、その効果のお陰)

 さて、久しぶりに本作を再見した感想ですが・・・・・・今、見てもベースボール部分を含めて、色褪せない面白さを感じる事ができました。

 ストーリーは単純、観客動員数減少、一定数を下回る事により移転を目論む女性オーナー。その目論見により集められたピークを過ぎたベテラン、全くの新人、大リーグ経験のない監督達が、目論見を知って奮起!!、リーグ優勝目指して突っ走る!!という内容です。

 「トム・ベリンジャー」さんの他、豪速球持ちのメンタル弱、ツッパリに「チャーリー・シーン」さん、この時期はお調子モノ役の俊足選手に「ウェズリー・スナイプ」さん等々、豪華出演者満載、まさにハリウッド映画です。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『チャイルド44』読破

 「トム・ロブ・スミス」著、ソ連時代・・・その地、当時の体制に振り回されながら、子供の連続殺人鬼を追う捜査官を描くサスペンス小説です。

 読んでまず印象付けられたのは・・・・・・"風土"は中々変わらない、変わるのは大変だなぁ、という点です。

隣人を信用できず、周りの密告に怯え、体制を盲信か、怯えるしかない───ここ最近の"かの国"の行動を見ると、なんだろう、成長しないじゃないけど、中身を変えるのは大変なんだなぁ、と。("性根"という言葉は使いたくない。。。環境が大きく影響すると思うので。周りや触れている情報から、そりゃ、楽な方へ流れてしまうのは、人の性だと思うので。。。)

 さて、本作の感想へ戻ります。

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 国家保安省のエリート捜査官として働く「レオ・デミドフ」。しかし、とある事件、その現場で目撃や経験した事から、"疑念"を抱き、モスクワから遠方の町へ民警として降格へ。。。

 そこで遭遇したモスクワではもみ消しに関わった事件を想起させる殺人事件に遭遇する。

調べると各地で多数、同様の事件が発生している事を突き止めるも───。

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 その"体制"における問題点を含め、各エピソード、無駄なく詰め込んだ作品と感じました。ただ、連続殺人鬼の捜査および真相作品としては・・・・・・物足りないというか、今一歩何かというか違ったモノが欲しかったとの感想です。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『バットマン フォーエバー』再見

 「ティム・バートン」監督から「ジョエル・シュマッカー」監督へ、「バットマン」は「マイケル・キートン」から「バル・キルマー」へ、ヴィランとして「トゥーフェイス」の"怪演"が光る「トミー・リー・ジョーンズ」、?マークのタイツ姿でお得意の顔芸披露で「リドラー」を「ジム・キャリー」が演じる、アメコミ実写化──ヒーロー・アクション映画です。

 「ティム・バートン」監督の前二作品から「バットマン」に入った人には、本作は賛否両論だったでしょう。私は、"否"の方だったかな。今回も"まともに"というか"しっかり"視聴する事ができませんでした。

 続編でヴィランを"シュワちゃん"が演じる作品が製作されているので、失敗だった訳ではなかったようです。チラ見しかした事がないですが、アニメ版(カトゥーンとの表現が正しい?)「バットマン」の雰囲気から、たぶん、本作のテイストが原作に近いのでしょう。(前二作は「ティム・バートン」風味が映像および展開からも強く感じられたので。)

 なので、当時の方向転換としては正しい映像と内容だったのかもしれません。

 「あの豪華俳優が、(悪い意味ではなく)こんな役を、演技を──」とその点も楽しめれば良いのですが、自身も歳をとった現時点で見ると・・・ちょっと痛々しくなる。。。(「ブルース」の恋人となる精神科医に「ニコール・キッドマン」、相棒「ロビン」を「クリス・オドネル」などまさに豪華キャストなんですが。)

 「ジム・キャリー」さんは、"いつもの演技"なのですが、「トミー・リー・ジョーンズ」さんが──大変だなぁ、と

 正直、私は顔芸が目立つ「ジム・キャリー」さん作品には嵌れなかった方です。特撮大好きっ子だったのですが、映画『マスク』について、あまり楽しめなかった。本作も(当時の)"アメコミ実写化のノリ"に乗れるか、乗れないかで評価が大分、分かれるのだと思います。

 加えて、シリーズ物且つ同一人物なのに違う方が演じる・・・というのにも慣れてなかったのか、と思います。えっ、なんで「バットマン=ブルース・ウェイン」を違う人が演じているの、と。

 現在の"大人向け"というか"リアル志向"、シリアス方面に舵を切ったアメコミ実写化作品に慣れていると・・・どうだろう、逆に楽しめるのか、それともやはり私のようにあまり受け付けないのか。

 いずれにしても、改めての視聴で(自身の中の)感想をアップデート出来て良かったです。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月10日 (日)

【書籍】『童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚』読破

 「高里椎奈」著、現代に生きる妖と人のトラブルを解決する深山木薬店シリーズ、今回は人間の探偵と対決する推理小説です。

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 亡くなった祖父からの遺品──内容が変わる本!?。

不思議な事象に悩まされる女性、探偵に相談へ。その探偵助手が人の手に負えない事象では・・・との保険にて、深山木薬店を訪れる。

 「秋」「ザキ」「リベザル」三人、米どころ新潟へ出張の巻。

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 ちょっと諸々"濃そうな"探偵「鬼鶫(きのつぐみ)」と助手「佐々 稀一(ささ・きいち)」の登場、推理の全てを「秋」に持っていかれたと思いきや、"人間関係"部分での真相到達でとりあえず、今回の探偵対決はドローかな。

 内容的に暗くなるような真相なのですが、意外に淡泊──描き方によって、こんなにも変わるとは。(〇田一シリーズとは大違い)

 旅路、田舎泊まりといったイベントにて、ちょっと違った雰囲気が楽しめましたが、妖&推理面では大分、不足気味だったかな。著者もあとがきで、「今回は番外編」といっているので。

 あと二冊で間抜けが埋まるかな。

『ソラチルサクハナ 薬屋探偵怪奇譚』
『天上の羊 砂糖菓子の迷児 薬屋探偵怪奇譚』
『ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚』
『遠に呱々泣く八重の繭 薬屋探偵怪奇譚』
(本書)
『来鳴く木菟 日知り月 薬屋探偵怪奇譚』
『星空を願った狼の 薬屋探偵怪奇譚』
『君にまどろむ風の花 薬屋探偵怪奇譚』

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】やっぱり売りたい・売れるゲーム盤面は違う。。。

 久しぶりに『ザ・キング・オブ・ファイターズ2002』[NEOGEO・ROM]、「アンヘル」の画面端連続技トレーニングから、「アンヘル」「シェルミー」「ラモン」でプレイです。

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当初、目隠れキャラには全く惹かれなかったのですが・・・・・・いやはやSNKさんはキャラ作り凄いよ。

 ADKのアクションゲーム『ラギ』[NEOGEO・ROM・紙パッケージ]を前回セーブ地点から再開し、クリアです。

えっ、突然、カマキリロボがライバルのような口調にて攻撃してきたのですけど。。。あれっ、初やり取りなのに。

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残念ながら、お花(=金)が少なくてプロポーズ失敗、バッドエンドです。スタッフロールが意外に寂しくて。。。

 次もアクションゲーム『戦国伝承』[NEOGEO・ROM・紙パッケージ]、こちらもメモリーカードからロードして、ラスボスは<〇バッグNEOGEOの力を少し借りて>クリアです。

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三人娘─変身合体の巻!!。

 NEOGEO締めは『餓狼伝説スペシャル』[NEOGEO・ROM]で「テリー」⇒「ダック」でプレイです。普段、使用していなかった三銃士+ラスボス二人をクリアしたばかりなので、基本に立ち返って「テリー」と思ったのですが。。。やっぱ超必が決まると嬉しい「ダック」へと。

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何か安定より、"一発"というかオモロキャラをプレイしたくなってきた。

 次はドリームキャストでホラー・アドベンチャー『イルブリード』[DC]です。

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 死体に星型の傷跡を残す殺人鬼「キラーマン」編へ。導入説明がなく、"殺"で英語四文字を───。(上の画像は書き途中)

珍しく心拍数オーバーで、ダウンです。セーブ地点から次回、やり直そうっと。

 連作RPGの走り!!『エルドラドゲート 第5巻』[DC]、第13話「亡霊の町」へ突入です。

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どんな物語が待っているのか。武器屋を見ると所持金より買えないけど、全て所持している装備よりステータスが高い。。。このままダンジョンへ向かって大丈夫かな、少し稼ぎが必要か。

 最後は『スーパーストリートファイターⅡX フォー マッチング サービス』[DC]で「キャミィ」、『ストリートファイターⅢ Wインパクト』で初代・2ndインパクト共に「リュウ」で遊びました。(今回、3rdはプレイせず。)

 ・・・で、改めてゲーム盤面を見て感じたのですが、やっぱり作品によって<力の入れよう>が違いませんか、カプコンさん。

2x

3w 

3rd

ⅡXが「キャミィ」線画、Wインパクトは「ユン」と文字ゴテゴテ、3rdは「春麗」しっかり絵──明らかにWインパクト、力を抜いているだろ!!。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月 8日 (金)

【映画】『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』を見た

 「ローランド・エメリッヒ」監督、主演は誰なんだ、無理くり"皆"にしていないか・・・・・・大ヒット『インディペンデンス・デイ』の続編、SFアクション作品です。

 序盤の世界観でミスっているよなぁ。。。前作は、序盤で知らしめた圧倒的科学技術を持つエイリアンの侵略に現代兵器、そして各自の知恵と勇気で立ち向かう!!が肝だったと思います。

 今作では異星人達の技術を習得し、月や地球の周り、戦闘機など再来に備えている中での戦いとなっている点で、ハラハラドキドキ感が不足気味です。

 加えて、何故に前作からの継続+パワーアップキャラの選定および描き方が下手くそ過ぎる!!──これでは、熱くならないよ。

まあ、本作の評判は事前に知っていたのでハードルを下げて見たはずなのですが、それでも更にガックリ来る内容とは。。。もう少し、配役と脚本、何とかならかったのでしょうか。世界観は致し方ないとしても、焦点や成長させる(活躍させる)べき登場人物と、"皆"の描き方があったでしょ、と。

 前作は本当に凄かったです。公開前のテレビCMでも興奮を湧き立て、公開後の評判も上々で、では観に行くかと劇場まで足を運んでみた作品です。

 巨大な円盤のオブジェ(ただの紙張りぼてだったかな)も劇場に飾ってあり、その"大袈裟"というか"過剰"宣伝に負けない視聴体験を味合わせてくれた作品でした。

 やはり前作が凄すぎたのでしょう、本作も思い返すと「そんなには悪くないSF作品」なので、あの作品の続編!!という事で、低評価の幅が大きく振れてしまったのかと思います。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『スカイクレイパー』を見た

 「ローソン・マーシャル・サーバー」監督、「ドウェイン・ジョンソン」主演で贈る超高層ビル火災でのパニック・アクション作品です。

なんか、ここ最近に観た映画って、「ドウェイン・ジョンソン」祭りになっているなぁ。しかも、それだけ大量生産されているのに、及第点を超えてくる作品ばかりで、感心です。

 本作で元FBIは良いのですが、何故に左足を義足設定にしたのが少し謎。まあ、その点が活躍する部分は少しあったけれども。

 映像的にはド派手で、手に汗握る<綱渡り>アクション、アクションで魅せてくれてます。

家族の為に数々の危険へ飛び込む「ウィル」(「ドウェイン・ジョンソン」)、定番ながら目頭を熱くさせる展開もあり、退屈させない作りとなっています。

 ちょっと悪役達の設定というか、事件を起こした動機・契機、最後の仕掛け/展開が即判明してしまう近未来?技術描写が、少し世界観というか"熱血漢"に水を差している──感じを受けましたが、楽しめるアクション映画です。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『NYPI』読破

 「ジム・フジッリ」著、妻子を失った事件により、自ら犯人を追い詰める為に探偵になった父親を描くハードボイルド作品です。

NYPI・・・New York Private Investingatorのニューヨークの私立探偵であり、NYPD(~Police Department)ではない点に注意です。(他の方の感想を見てみようと検索した時に"NYPD"を入れて、あれっ、本作が全然ヒットしない、そんなに古い作品ではないのに──と困惑した私)

 さて、本作の感想ですが、読みづらく、登場人物が入って"きにくい"内容です。なんでだろう、シリーズ物の中間作ではなく、シリーズ一作目と思われるのに。(勘違いであったら、ごめんなさい。シリーズ作品だから、いつものレギュラーメンバの描写詳細をしなかった。。。という訳ではない模様)

 主人公である「テリー・オア」視点で描かれているのですが、情報量が少なすぎる・・・・・・。主人公からしたら、今までも良く会っている人物であり、既に見知っているので詳しい説明はいらないのかもしれませんが。。。いやいや、そこは"リアル"ではなく、小説としての記述力で出て来る登場人物達をもっと<見える化>してくださいよ。

 上記より、主人公を含め、周りを固める登場人物達に"気持ち”が入らず、いまいち進みが遅い読書となりました。

その淡泊な点が、意図して妻子を失った男の描写、気持ちを表しているのかもしれませんが、私にはただ単に読みにくいなぁ、との感触を与えました。

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 元は小説家、しかし今は探偵を営む男「テリー・オア」。妻子の死の原因である男を探し出したいが、ジョギングでタクシー運転手殺しに出逢い、友人が営む個展ヘ行けば爆破事件に巻き込まれる。

 探偵業の成長!?いや、興味と義務感から犯人探しを始める「テリー」、辿り着いた真相とは。。。

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(記:スッタコ小僧)

【映画】『フライト・ゲーム』再見

 「ジャウマ・コレット=セラ」監督、酔いどれ!?航空保安官「ビル」を「リーアム・ニーソン」が演じるアクション・サスペンス作品です。

えっ、逃げ場の無い飛行中の旅客機の中での予告殺人!?、えっ、密室殺人もあるの!?──推理小説好きには堪らないシチュエーションで、その設定とあらすじで大分、テンションが上がったのですが・・・・・・・そうだ、本作は再見だ、前回も大分、ガッカリしたのだった。。。

 そうなんですよ、狭い飛行機内での疑心暗鬼、そしてアクションは見所あったのですが、前述の通り"謎"と"真相"(犯人・動機含む)が──はぁ、悪くは無いんだけどね。

 こちらの問題なのかもしれませんが、勝手にこちら側で膨らませた期待というか、要望を良い意味で裏切ってくれなかった・・・という事かな。

 結局、見ていて記憶に残ったのは・・・・・・あっ、ブラックベリー端末だ、知ってる。。。という"どうでも良い"印象と感想でした。

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 20分以内に指定の口座にお金を振り込まないと人が死ぬ。。。航空保安官「ビル」の元に突然の脅迫メール。

いたずらか、それとも・・・。

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(記:スッタコ小僧)

2024年11月 4日 (月)

【ゲーム】久しぶりS端子に切り替えて縦画面でシューティング

 まずはPS2『シャドウ ハーツ2 ディレクターズカット』[PS2]、モンスターを撮影する「スナップ」を持つキャラのスキルを充実させる為、ストーリーより過去の場所を巡ってのバトルを。

 なんだ、「アルバム」として召喚できるようになるモンスターは、かなり限られていう模様です。「スナップ」(撮影すると次回から属性が見えるFFのライブラ効果)で過去モンスター収集しても、、、あまりメリットは無さそうです。

 まあ、連携の絆を高めと取り逃したアイテム収集も兼ねて、一度、過去"路"を辿る予定です。

 モニタを動かしておかないと、縦シューを動かさなければ・・・で、S端子モニター(縦置き)接続へ切り替えて、セガサターンで『怒首領蜂』[SS]をプレイです。

 ドリームキャストを含めて縦シューは沢山あるので、各作品を短時間で複数プレイするつもりだったのですが・・・・・・結局、次の『バトルガレッガ』[SS]を含めて、サターンの二本だけのプレイで結構、時間を使ってしまいました。

 今回の休みは、意外にゲーム、プレイできなかった。。。まあ、別記事にある通り、録画した映画消化ばかりに時間を使ってしまいました。手を動かす事も億劫に疲れていたのかな。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ウィッチマウンテン 地図から消された山』を見た

 「アンディ・フィックマン」監督、「ドウェイン・ジョンソン」主演で贈るSFアクション映画です。

私、何を勘違いしたのか、実験で汚染された山を描いた社会派フィクション作品・・・・・・と全くトンデモない方向にストーリーを勘違いしてました。あれれっ、あらすじを見て録画設定したつもりだったのですが、どこでそんな勘違いをしたのかな。

~典型的な(子供向け)"夏休み"映画です。~

 見た目はティーンエイジャー二人の宇宙人を保護し、無事に宇宙船へ送り届ける──道中、政府の秘密機関や二人を追ってきた暗殺者との"悶着"が描かれる、定番中の定番ストーリーとなっております。(暗殺者の素顔に何かある・・・といった描写があった事から、『宇宙人ポール』のようなパロディがあるかと思ったのですが、、、違った。まあ、コメディ・コメディといった作品ではないので、無くて正解だったかな。)

 宇宙人の超能力、その描写、追跡アクションなどなど、映像的には及第点ですが、いまいち特色というか面白味に欠ける・・・まあ、見れる内容なのですが、「もう一息というか、一捻り欲しい」といった作品でした。

 アマゾンレビューを見ると【こころが温かくなるラスト(エンドロールがまたいいね)】とありました。テレビ放送された本作、「えっ、ラストがこれで終わり」といった場面で閉じたので、カットされていたんだ。。。まあ、午後ローでスタッフロール、通常流れないものね、残念。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『トモダチゲーム 劇場版FINAL』を見た

 「永江二朗」監督、「吉沢亮」主演──原作「山口ミコト」漫画「佐藤友生」のデス・ゲームではないのか、お金を賭けたゲーム対決!!サスペンス作品なのかな。

 アニメ化された作品は録画蓄積状態であり、しかも本作は"FINAL"とついているので、前にテレビドラマ等の前段の作品があるのだろう。

内容的にネタバレは厳禁だろうから、オリジナル脚本ではなく原作漫画(アニメ化も含む)と内容が被っていたら・・・とは思ったのですが、単体放送した事から、本一作でも楽しめるのでは──と視聴に踏み切りました。(回想シーンや補足で、まあ、本一作で話についていけました。)

~登場人物達が学生、学ラン姿もあって。。。何だか、文化祭の演劇/映画放送レベル──のような印象を受けました。~

 ある意味チープ、と感じる演技や映像、展開なのですが、狙っているのか"そのレベル"感、感触が(私には)楽しめる結果となりました。

 若い方ばかり出演する邦画視聴は本当に久しぶり。全く分からない方ばかり、漫画キャラの再現を頑張っているのだろうか、癖のある"演技"ばかりで、その点も前述の《レベル感》アップしているようで、私には面白かったです。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『スリーメン&ベビー』再見

 「レナード・ニモイ」監督、人気のハリウッド俳優三名「トム・セリック」「スティーヴ・グッテンバーグ」「テッド・ダンソン」(すいません、正直言うと最後の方はあまり知らない。。。)で贈る赤ちゃんパニック、コメディ作品です。

 何故に今の時期にテレビ放送!?・・・・・・穿ち過ぎからもしれないが、(赤ちゃん可愛さアピールで)"少子化対策"──と思うのは考え過ぎか。

 正直、諸々"厳しく"なっている中、良く放送できたなぁ、と思います。子育て、責任の"重さ"について、色々"ご意見"というか指摘が発生しそうなので。(昔と違って、単純に楽しめない方々というか風潮が否が応でもある。。。)

 さてストーリーは、独身男三人組が突然、子育てをする事になり、パニック・パニックの内容です。リメイク元にもあったかな、それともハリウッドの"悪い"改変か、俳優である「ジャック」(テッド・ダンソン)が預かった小包に絡む警察沙汰も絡むストーリーです。

 記憶が定かではありませんが、おそらくリメイク元である『赤ちゃんに乾杯!』も見たと思います。本作は、(流石というか)抜け目ないハリウッド、海外作品でヒットした作品と人気俳優でリメイク・・・の作品なので。

 今回、再見した結果・・・・・あれっ、こんな内容だっけ、の印象が強かったので、私としてはリメイク元の感触というか、雰囲気の残滓が強かったのかもしれません。

 出演者も含め懐かしく、ある程度は楽しめた作品ですが、前述の通り「何故に今?」の疑問が沸き上がった作品でした。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月 3日 (日)

【ゲーム】PS2って、本当に凄いゲーム機だよ。

 まずは目押しルーレットのバトルシステムが熱い、『シャドウ ハーツ2 ディレクターズカット』[PS2]をプレイです。

前回から期間が空いたので、バトルに慣れる為にストーリーを進めずに"うろちょろ"状態です。

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各所に散りばめられたパロディ、そして本作独特の"ノリ"が嵌ると更に楽しめる作品です。(ついに「ウルフバウト」、宇宙からきた狼との対戦も)

この後もストーリーを進めるよりは、過去のバトル箇所を回って、新しく加入した仲間の「スナップ」補強に努めようかな。

 次はアーケードスティックを繫げて『キン肉マン マッスルグランプリMAX』[PS2]をアーケードモードを「ウォーズマン」でプレイです。

PS2は《キャラゲー》の良作が"やっと"誕生したなぁ~というハードです。本作もその一つ。

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大よろけ中にコマンド組み技でジャイアントスイング・・・何故に「ウォーズマン」に実装!?、その技のイメージは無かった。

 やっとストーリーモードを一つクリアです、アーケード・ストーリーモード共に充実しており、隠しキャラ開放が毎回、楽しみです。

 『ザ・ランブルフィッシュ』[PS2]を「ゼン」にてクリア・・・したかったのですが、ラスボスが強くて。。。(加えて、ロード時間は少ないのですが、やはりROMに慣れているとコンティニューが億劫で、今回は断念。)

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3D背景とヌルヌル2Dドット・・・この体験は本作が初めてだったかなぁ。KOFシリーズでも移植や'94リメイクか、3D背景やグラフィック強化版があったのですが、本作が一番、"綺麗に"まとまっていると思います。

 そう言えば、現行機に1・2セット、オンライン対戦実装などでリリースされていましたね。1をプレイした限りでは、2も──には私はならなかったのですが、本シリーズが好きだった方は良かったですね。

 最後はアクションRPG『イースⅣ マスク オブ ザ サン-a new theory-』[PS2]を久方ぶりに再開です。

本「TAITO」移植シリーズは、本家の"爽快感"を大分、損なっているのが残念です。(とは言っても、Ⅲ・Ⅳ・Ⅴの元や初期移植作について、私はプレイした事がないのですけど。)

 戦闘アクションが正直、つまらない。。。そして敵が地味に痛いので、変にストレスが溜まってくる作品となっています。

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グラフィック(キャラ絵含む)も、うーん、万人向けなのか、いまいち──なんです。

(記:スッタコ小僧)

2024年11月 2日 (土)

【映画】『リベンジ・リスト』を見た

 「チャック・ラッセル」監督、「ジョン・トラボルタ」主演で贈る痛快リベンジ・アクション作品です。

主人公である「スタンリー」(ジョン・トラボルタ)の妻が殺害される展開があるので、"痛快"は不適切かもしれないのですが、友人「デニス」(クリストファー・メローニ)と共に悪党共(うーん、悪党でなくただ職務を果たしている人も一部、無慈悲に。。。)を倒す、"おやじ"無双が楽しめるので。(ここ最近で見た良作『Mr.ノーバディ』と同様の手触り)

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 駐車場にて強盗に襲われて妻が・・・。面通しで犯人を指摘するも、犯人は自由の身に。

その怒りから「スタンリー」、武器を取り、かつての技能を思い出す。

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 主演者は良く知っている、でもタイトルは知らない、後期の作品だな・・・・・・で、大分、ガックリさせる作品が多いけど、前回の映画といい、ここ最近は"当たり"作品が続いてくれました。

 折角購入しているブルーレイ作品を消化しないと・・・なのですが、ついつい録画、しかも直近の作品を見てしまったなぁ。

(記:スッタコ小僧) 

【アニメ】『マブラヴ オルタネイティヴ(第二期)』を見た

 PCゲームが原作かな、第一期のSF学園モノから第二期はSFロボット・アクション全開!!の作品となっていました。

 バットエンドの衝撃的な展開、そしてBETAとの佐渡島での大決戦!!──ロボットアクションとしては、迫力ある映像と戦いを見せてくれていたと思います。

 ただ、本作の魅力──というか見せ場は"そこ"なの、と思ってしまう。主人公以外、周りを固めるのは女性隊員ばかり・・・と言った点が、全く活きていないような。

 そこが活きないのであれば、もう少しダークさというか、バッドエンド方面を濃く描いて欲しかった、と感じました。

十分なクオリティの<ロボットアニメ>と捉える事もできるのですが、なんだか《本作独自の魅力》といった所が(私には)掴めない作品となりました。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ミッドナイト・マーダー・ライブ』を見た

 「ロムアルド・ブーランジェ」監督、「メル・ギブソン」主演──1夜、1ビル内での”死"を賭けたサバイバルゲーム!?サスペンス映画です。

 往年スター達の後期の作品・・・・・・病という事情のあった「ブルース・ウィルス」等を除いて、主にアクションメインだった俳優さん達の後期(晩年?)作品は、ガックリする事が多いです。うまくアクション、アクションから年齢に合わせた役にシフトするか、まだまだ肉体は大丈夫と若干、渋くなるもアクション・アクションで頑張るか。。。難しい所ですね。

 本作、あらすじを読んだ時は「えっ、メル・ギブソンがラジオDJ!?、そんなイメージないじゃん。」とその役柄から不安を覚えたのですが、実際は深夜の過激相談室──DJというより「ラジオパーソナリティ」といった所で、(吹き替え声優さんの影響もあるかもしれませんが)良い声で軽妙な喋りを繰り出しており、《役ピッタリ》でした。

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 ラジオ生放送中に一人の青年からの相談事項。当初は自殺を懸念したが、相談者の目的はラジオDJ「エルヴィス」(メル・ギブソン)への復讐が目的だった!!。

 人質を取られ、そしてビル内に閉じ込められた「エルヴィス」とスタッフ。次々に仕掛けられる脅迫者の罠と攻撃・・・犯人との決着の行方は。。。

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 展開に惹きつけられて、当初の予想より大分、楽しめた作品となりました。(まあ、ちょっとストーリーの根幹が類似の映画が他にありますが、1夜&1ビル内、ラジオ生放送といったシチュエーションで、十分な差別化されていると思います。)

 午後ローで聞いた事のないタイトル、また前述の"後期問題"より期待していなかったのですが、嬉しい誤算の映画視聴となりました。

(記:スッタコ小僧)

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