【書籍】『心地よく秘密めいた場所』読破
「エラリー・クイーン」著、小説家兼"素人"探偵である「エラリー・クイーン」が"9"に固執する大富豪殺人に挑む推理小説です。
~著者の最後の長編か・・・本作で何を描きたかったのだろう。~
犯人?ミスリードの妙?・・・単にタイトルと目次、9ヵ月という期間の"見立て"を書きたかっただけなのか。。。
推理小説、いやサスペンスドラマとしても、正直、楽しめませんでした。古典ともいうべき昔の作品なので、今更<目新しさ>を求めている訳ではありません。
内容や動機、果てはトリックについてデジャヴや既知でも良いのですが・・・・・・あまりにも有り触れていて、その琴線にも引っ掛からなかったです(私には)。
某女史と異なり、シリーズ全巻、新訳など出ないわけだ。。。あと、本作、アマゾンを見ると電子書籍にもなっていない模様(なっている作品もあるのに)・・・・・・読んで納得です、"これでは"なぁ。
はあ、シリーズ読破まで<あと二冊>か。どれも後期/終盤作品だけに期待が更に"減"──読み進めるのが大変というか、時間がかかりそう。
さて、最後にシリーズ一覧(感想)へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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