【書籍】『デューン 砂丘の子供たち』読破
「フランク・ハーバート」が描く長寿と特異な能力!?をもたらす香料の産地、惑星「アラキス」を舞台にしたSF小説の第三部です。
~本作がもし映像化されたら・・・・・・その"手腕"によっては、私、終盤シーンについて、爆笑してしまうかも。特にあの"回転"部分で。~
何やら不穏な感想から始まりましたが、読んでいて<コメディ方面に振れた実写化映像>が浮かんでしまい、とても印象に残ったので。
別に本作はコメディではないです、前作の宮廷劇のような権謀術数に始まり、若き世代の冒険、そしてシリーズ初期からの人物達の決着──諸々詰まった面白い作品となっています。
前作は少し動き、つまりアクション要素が不足し過ぎていましたが、今作では終盤にその"鬱憤"を晴らすような展開が待っています、ただ、前述の通り下手すると笑いを招く"はっちゃけ"ぶりですけど。
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「ポール」が去った今。。。妹の「アリア」が政治、そして宗教を使い、強権的に治める世。
復興を目指す「コリノ」家の陰謀が迫る中、母親「ジェシカ」が「アリア」、そして「ポール」の双子の子供「レト」と「ガニーマ」を訪ねてくる。
関係者が集う「アラキス」で再び、争いの予感が───。
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前作にあまりアクション要素がなかった為、「ドゥニ・ヴィルヌーヴ」監督が三部作を映像化するのは厳しいのでは・・・と思ったのですが、今作まで映像化するなら、それはそれで楽しみですね。(パートⅡも出たし、そろそろ『デューン 砂の惑星』の最新映像作品、観よう。)
シリーズは「フランク・ハーバート」、また後継者にて、まだまだ多数あるようです、この調子で新訳を出していただけると助かります。
さて、最後の前作までの感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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