【書籍】『真鍮の家』読破
「エラリー・クイーン」著、警察を退職、そして結婚した「クイーン"元"警部」と妻「ジェシイ」が巻き込まれた・・・いや突撃した遺産を巡る事件を描く推理小説です。
新訳がないと本当に本って手に入りにくくなる。。。本作は何とか本で読めていますが、別のシリーズ2冊はKindleで手に入れて待機状態です。
シリーズ全作が定期的というか、新訳や新装になっている著者は相当に凄いなぁ、と改めて感心です。(私が好きな女史とか。)
「エラリー・クイーン」さん、どうしちゃったんだろう。「クイーン"元"警部」を主人公にしたのは"推理問題"における自信の無さの表れなのでしょうか。
事件が始まる前までのお膳立て、導入は面白味があるも、肝心の事件と真相は・・・・・・相当ガックシというか、どの部分が"推理問題"として面白いというか、本作の醍醐味として出しているのだろうか。
登場人物、捜査、探索、真相・・・・・・諸々が"空回り"な後味を残し、中盤当たりから読むのが大分、辛くなってきた作品でした。
それに報いる最後というか、意表をついた何かがあれば──と思って、なんとか読み終えたのですが、はぁ。。。
"あらすじ"の内容しか楽しめなかったので、本感想ではその"あらすじ"を記載する事も回避しておきます。
もうシリーズ後期作品しかほとんど読み残していないんだよなぁ、この手の作品が続くと厳しい、ちょっと辛い読書になってしまう。(疲れのせいか、夏バテか。結構、辛辣な感想になってしまった。)
さて、最後にシリーズ一覧(感想)へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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