【書籍】『恐怖の研究』読破
「エラリー・クイーン」著、「ワトソン」が遺した未発表の「シャーロック・ホームズ」譚──かの有名な「切り裂きジャック」事件、原稿にも秘められた真相を暴く、推理小説です。
~もしかしたら再読で忘れているだけかも。~
「切り裂きジャック」を扱いその真相を照らす作品は、著者以外にも数冊、また映画、アニメでも見た事があったかな。
真相がファンタジー系というか映像として印象に残っているモノ以外、純粋な推理・真相としての解答内容を全く憶えていない事から、感銘や衝撃を受けるモノがなかったのかと思います。
特に本作では「シャーロック・ホームズ」登場人物達、変装や大立ち回りは楽しめるも、事件の解答としては───「はぁ、成程」の感想でした。一番、記憶に残ったのが、原稿を「エラリー」の元へ持ち込んだ友人のロマンス展開となるぐらい・・・割かれているページ数は少ないけど。
今回、私は後述のガイドに従って、なるべく年代順にシリーズを読んでいるけど「ハヤカワ・ミステリ文庫」の順番だと本作は「エラリ”イ"・クリーン」シリーズ10作目として出ているようです。
えっ、なんでこんな順序で出しているのだろう。他の数字が低い作品を見ても・・・・・・えっ、これでは序盤にシリーズ脱落してしまう人がいるのでは──と感じるラインナップでした。
さて、最後にシリーズ一覧・感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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