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2024年7月

2024年7月27日 (土)

【書籍】『名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54』読破

 「J・D・ロブ」著、えっ、タイトルの数字から本作ってシリーズ「54冊」目なの、長く続いているシリーズなんだ・・・でも、クオリティ大丈夫か。。。

~大丈夫でした。まあ、内容は昔の毎週特定曜日の2時間ドラマレベルのミステリですが、このクオリティで全作繰り出しているとしたら、脱帽です。~

 舞台を2060年頃、未来に設定してます。道具、乗り物で少し未来感を醸し出していますが、年代が記載されていなかったら、気づかないレベルです。「地球外~」といった会話の中で「んっ?」と思うぐらい。

 近未来設定を活かした題材を扱った事件もあるらしいのですが、本作では建設現場で殺害されたホームレス女性、解体現場で発見された70年前の白骨死体の謎に迫る内容で、その設定はあまり活きていない回だったかな。

 本シリーズに触れたのは今作が初めてですが、シリーズ常連を知らなくても分かる、楽しめる内容になっていると思います。

読み易く、まさに時間潰しにはピッタリというか、結構、続きが気になり読み進めてしまう。まあ、区切りが少ないので、「きりの良い所で」と思っていると、"どんどん"先まで進んでしまう──といった感じかな。

 本シリーズの代表的な作品、数冊読んでみたいかな。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】『ゴーストトラップ』[GBA]開始

 DSLiteでプレイしていた『メトロイドフュージョン』がクリアできたので、次の作品は──で本作、『ゴーストトラップ』[GBA]を選択しました。

 本作はアクション・アドベンチャーかな、斜め視点でキャラクターを動かし、キャラは上下で前進後退、左右が旋回となっています。

動きは遅く(猫背でヨチヨチレベルの歩行スピードです)、襲ってくるゴースト達の素早さに冷や冷やモンです。トラップを仕掛けてゴーストを捕えて横を抜けたり、トラップにかかっている時に攻撃して退治する事ができます。

 トラップを仕掛けるにも時間がかかるので、部屋に入った途端、直ぐ近くにゴーストがいた時は・・・はあ。

なかなか緊張感がある作品ですが、正直、怖くないのが残念な所です。各部屋や声など<怖がらせ>演出はあるのですが、うーん、なんだろう、怖くない。

 さて本作で一番驚くのは、パッケージと説明書の人物絵とゲームプレイ画面のギャップです。なんで、パッケージ・説明書の方、ゲーム画面とは全く似ていないアニメっぽいキャラ絵を採用したのだろう。

 閉じ込められた屋敷から脱出の為、突入する度に部屋割りが変わる中を出口目指して探索となります。

部屋のバリエーションはありますが、既に見た部屋の組み合わせとなるので、ちょっと<探索>といった面白さはグラフィック面では味わえないかな。

 今、5面のボスかな、槍突進のダメージが半端ない、2発でお陀仏──で苦戦中です。なんとか突破口を見つけないと。

(記:スッタコ小僧)

 

【書籍】『第四の扉』読破

 「ポール・アルテ」著、<フランス本格推理の歴史的傑作>!?──凄い謳い文句だな、しかも"密室"を扱っているだと、これは読まねば。

あらすじに記憶があったので再読かとも思ったのですが、最後の真相まで読んでデジャブを感じなかったので、初読なのかな。

 良い作品かと思うのですが、あの密室のトリックは──日本の本格モノブーム世代には、"既知"である為に衝撃度が少ない。。。

その点もあり、もしかしたら本作、私は読んだけど忘れてしまった──のかもしれません。

 まあ、密室トリック以外にも<色々な仕掛け>が満載の作品なので、退屈せずに読み進める事ができます。

文量が少ないながらも、ここまで色々詰め込んで、きっちり決着させてくれている点は流石、前述の謳い文句作品だ~と感じさせてくれました。

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 友人の母親が自殺、それ以来、怪奇の噂が絶えない「ダーンリー」屋敷。

部屋貸しをしているも、長く居ついた試しがない。

 大学生「ジェイムズ」は、もう一人の友人である「ヘンリー」と妹のキューピッド役回りで困っている中、「ヘンリー」の母親が事故死。

気落ちする「ヘンリー」の父親「アーサー」、そこへ霊感を持つという夫妻が「ダーンリー」屋敷に越してきて──。

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(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】『メトロイドフュージョン』[GBA]クリア

 昨年11月くらいからプレイを開始した『メトロイドフュージョン』[GBA]、DSLiteでプレイです。

大分飛び飛びでのプレイだったんだなぁ、でも、感覚的にはもっと前からプレイしていた気がしていたのですが、『~ゼロミッション』クリア後、"メトロイド熱"が冷めない内に──でプレイを開始した作品です。

 その攻撃力、ダメージ量から絶望的・・・と思ったサムスに擬態した「SA-X」、地形を使って逃げながらの戦い、"最後には"ダメージ無しで抜けられるように。

 "最後には"と記載している通り、その後の「オメガメトロイド」さんには3回ぐらい、敗退しての繰り返しだったので。

攻略本や一部サイトだと、チャージショットで斜め撃ち、爪攻撃を避けて入って「×n」との説明なのですが・・・その戦法だと焦って、攻撃有効箇所にあまり当てられず、そして爪攻撃も食らってしまい、はぁ。

 「SA-X」が見せてくれた通常ショットでの攻撃の方が良いです、通常ショットのゴリ押し(爪攻撃を喰らっても十字キーで復活させて)で、えっ、こんなに簡単に倒せるの!?でクリアできました。「爪避け・チャージショット戦法」は変にクリアを難しくしています、もともと連戦でキツいだろうから、楽に倒せるようになっているのでは・・・と感じました。【クリアタイム:6時間9分。アイテム収集率:44%】

 あまり本作のストーリーを気にかけてなかったのですが、最後の最後に盛り上げてきましたね、いやあ、少し"うるっ"、そして"ほんわか"と思いました。

 若い頃と比較して<ゲーム根気>が無くなっている中、クリアは厳しいかな、と思ったのですが、なんだろう、意外とプレイできるものですね。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『ケンネル殺人事件』再読

 「S・S・ヴァン・ダイン」著、素人探偵「ファイロ・ヴァンス」が事件に挑む、シリーズ<前期>の到達点!!、そして今回の再読終着点であります。

~いやぁ、脱帽。推理小説の基礎の基礎、原点というか原本!?。本作が現代まで残っている理由を痛感です。~

 閂のかかった部屋で銃を片手に死んでいた男。当初は自殺かと思われたが・・・。

 密室の謎は・・・・・・推理小説好きはあまり期待しないように。古典であるが故、その後の作品に色々利用されてきているので。

ジャンルを問わず推理系に初めて触れる方であれば、本著者の第1~本6作目まで読んだら──相当なショックを受けただろうなぁ。私もアガサではなく、著者の大ファンになっていたかも。

 本作、犬の記憶はあったのですが、内容を大分、忘れていました。まあ、密室のトリックが"あれ"なので、当時読んでいた物理トリック系の作品と比較して・・・えっ、となり、記憶に残らなかったのでしょう。

 ただ、密室の謎はさておき、被害者の行動や犬の役割というか"決め手"~ああ、本作、こんなにも今日に繋がる推理の"種"が詰まっていた作品なんだ、と感心です。

 ただ残念なのは、著者シリーズの楽しめたのが本作まで──という事。その後の作品について、感想を読み返すと低評価ばかり。

元々の目的が感想を掲載できていない作品の再読だったので、ここまです。(前述の感想より、再読しても後悔する事になるだけのようなので。)

 さて、最後にシリーズ一覧(感想)へのリンクを。

表.[ヴァン・ダイン]全集
作品名
ベンスン殺人事件
カナリア殺人事件
グリーン家殺人事件
僧正殺人事件
カブト虫殺人事件
ケンネル殺人事件 ※本書
ドラゴン殺人事件
カシノ殺人事件
ガーデン殺人事件
誘拐殺人事件 
グレイシー・アレン殺人事件
ウインター殺人事件

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』を見た

 原作「佐島 勤」のSF・ファンタジー小説です。

~"淡々"としているのに、良くシリーズ続いているなぁ。とは言っても、私も<この雰囲気>、嫌いではありません。~

 第1シーズンで主人公「司波達也」の隠された強さ/能力が明かされ、諸々活躍!!──この盛り上がりがその後に続くシーズンには無く、いまいちバトルが盛り上がらないのですが、なんだろう、この独特の間による面白さは。

 科学・魔法に加えて、各家や組織、人物関係など複雑過ぎて混迷を極める──のですが、そこがあまり気にかからずに視聴し続けられるのは、凄いです。

 原作小説ではどんな風にその点が書き表されているのか気になる処ですが、今のところ"どんどん"アニメ化してくれていっているので、次の映像化を待ちたいと思います。

 さて最後にシリーズ作品の感想へのリンクを。

『魔法科高校の劣等生 来訪者編』

『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』

『魔法科高校の優等生』

『魔法科高校の劣等生 追憶編』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『外道忍法帖 山田風太郎傑作選 忍法篇』読破

 タイトルとあらすじから、(私がイメージしている)「山田風太郎」作品に一番ピッタリの作品では──と思い、手に取りました。

ここ最近、著者の作品を何冊か手に取ったのですが、描いていたイメージを結構、離れた作風/内容ばかりだったので。

~期待に応えに応えてくれた作品です。~

 著者との出逢いは・・・「せがわまさき」さんによる漫画化『バジリスク~甲賀忍法帖~』──ではなく、実写化『魔界転生』でしょうね。

強烈なインパクトを残してくれましたよ、また見たいなぁ、と思うのですが、テレビ放送されないですよね、キャストが豪華なのに。

 さて、本作の感想に戻ります。

 内容は切支丹の隠し財産を巡り「甲賀忍法15人 vs.伊賀忍法15人 vs.大友忍法15人」、三つ巴のバトルロイヤルです。

 序盤の隠し財産に関する暴露後は、テンポ良くバトル、バトルの展開でスラスラっと最後まで読めてしまいます。

正直、"物語"として<内容があるか>というと・・・辛い、各登場人物に<魅力があるか>というと・・・退場が早すぎて分からん、、の作品です。

 まあ、それが"山田風太郎"の~帖シリーズの魅力というか、特色でもあるのかな。

 まだまだ作品はある模様、今後の著者作品読み込みが楽しみです。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】『シャドウ ハーツ2 ディレクターズカット』[PS2]再開

 前回いつプレイしたかブログを確認したら、2021年10月!?そんなに前だっけ、メガテンⅢに集中する為に少し離れただけの記憶だったのですが。

 どうりでストーリーなどすっかり忘れている訳だ。最初からリスタートするか・・・と思ったのですが、前回がリスタートだったんですよね。

なので、今回は攻略本にてシステムやストーリーを補完、続きから再開です。

 流石に忘れている、本ソフトの戦闘システム目玉である目押しルーレットが、ミスしまくり。。。各キャラのヒット部分パターンを忘れているだけに、序盤は既にクリアした坑道で慣れさせましたが、ミス、コンボブレイク、あらら、先が思いやられる。。。

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ウルフバウトで、まず"シャア声優"さんの渋い声を楽しみ、ストーリー再開です!!。

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「カレン」さん、剣技が良い感じなのですが、だんだんと思い出してきました。

 戦闘システムが楽しいし(気が抜けない)、ストーリーは若干、忘れ気味ですが、若干"サブい"ギャグ(笑い)が少し嵌る──よーし、クリア目指して集中して行こう!!。

(記:スッタコ小僧)

2024年7月15日 (月)

【書籍】『三角形の第四辺』読破

 「エラリー・クイーン」著、骨折で入院中の「エラリー・クイーン」が友人の小説家が巻き込まれた殺人事件に"安楽椅子"探偵もどきで推理を繰り出す推理小説です。

~終盤、小説内でも自嘲している真相披露・・・えっ、まさかこれが結末!?と思いきや、一捻り。。。だけど、それ、私が一番、"好まない"系の真相です。~

 事件発生まで少しかかるも、発生後は逮捕・裁判・逮捕・裁判・・・のテンポ良さで読みづらくはないのですが、如何せん、真相が上記では読み終わった後にグッタリ。。。

 巻末に解説がなかったのは何故だろう、著者作品リストのみ。本作について、誰も解説を書きたがらなかったのだろうか。

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 母から相談された父親の不貞を正す為に相手女性を突き止める事にした息子「デイン」。

しかし、突き止めた女性に逆に"ぞっこん"、やがて恋愛関係に発展するも・・・・・・。

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 さて、最後の著者作品(感想)一覧へのリンクを。

『エラリー・クイーン完全ガイド』

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNEマニアクス』[PS2]クリア

 昨年(2023年)6月4日に再始動した本作、本当に一年がかりでクリア・・・プレイ時間合計「180時間」。まあ、半分が目的のスキル継承の為の選択⇒キャンセル繰り返し操作かもしれませんが。

 当時、攻略本や情報も少ない中、おそらく無印版に挑み攻略したメガテンファン達──凄いよなぁ、そしてその熱量に応える作品。

 私は攻略本(『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス 公式パーフェクトガイド~解明編~』『~仲魔名鑑』)に大分、頼ってしまってのクリアですが、本当に本作のバトルは楽しくて仕方がないですね。

 「マガタマ」の完全引き出しと悪魔全書の全悪魔コンプリート、もう少しだったんですけどね。。。流石に経験値稼ぎに疲れてきて、エンディングが見たくなり、バアル・アバター⇒カグツチ⇒ルシファー戦と一気に進めてしまいました。

 「マガタマ」は補助系の「ジェド」と「マサカドゥス」の二つが完全に力を引き出せず──なので、「修羅王」(NEUTRAL)止まり。

全書の方は「魔神」「魔王」「邪神」「大天使」「魔人」と変化系も網羅して、あとは普通に作成できる仲魔ばかりとなっていたので、もう少しプレイすれば・・・・・・だったんですけど。

 会話系スキルは全く利用しなかったなぁ、二周目をプレイする事があれば、もう少しその辺を楽しんでみたいかな。

スキルは弱点克服メイン、終盤は特定スキルばかりに集中してしまった、もう少し色々な組み合わせ等を試してみたかった。

 最後のメイン仲魔は以下の通り。

ベルゼブブ(蠅):

 「貫通」&「冥界破」、やっかいな物理反射の鬼女「ランダ」を一掃する「死蠅の葬列」、回復「常世の祈り」、魔人「ダンテ」以外にも──と「デクンダ」。あと「ランダマイザ」も持たせていたはず、なんでも熟せる悪魔。

 羽に描かれたドクロマークが意外なチャームポイントです。

シヴァ:

 魔神「ヴィシュヌ」の動きと掛け声・・・が、なんか格好良くなかったんですよね。。。なので、こちら。

 「タルカジャ」「スクカジャ」要員、そして「貫通」&「八相発破」の攻撃要員でもあります。

オンギョウキ:

 「ランダマイザ」と「常世の祈り」要員です。「貫通」も持たせているけど、結局「暗夜剣」しか物理スキル持たせなかったので。あと「デカジャ」持ち。

 MPが少ないので、「ラクカジャ」「常世の祈り」「雄叫び」を持つ「フトミミ」を交代要員として準備。

メタトロン:

 「タルカジャ」「ランダマイザ」「常世の祈り」持ち、ただし「貫通」は持たせてないので、対「ルシファー」戦では待機要員──で、結局、出番はなかった。

フトミミ:

 「ラクカジャ」「常世の祈り」持ち、「ラクカジャ」を持たせた仲魔が一人はいた方が良いと考えたので。最後、活躍してくれました。

ダンテ:

 誰か倒れたら出そう──と思っていたけど、結局、終盤のボス戦では出番無し。

 宝石が大分、溜まっていたので御魂で大分、補強しての終盤──ちょっと強くし過ぎたのか、大きな危機に陥る事もなく、意外にタッタとクリアする事ができました。

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主人公のスキルは、各属性の弱点を突けるように"まんべんなく"設定した方です。最後は三分~などを付けたりしましたが。

仲魔は基本、弱点克服、やはりバフ・デバフ系とMP回復スキルを大切に──でしょうか。

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 ストーリーは・・・というと、最初の東京~以外は目立った展開は無かった、、、というのが本音かな。

友人達との──はあるけど、やはりバトルの面白さ、そしてスキル継承の試行錯誤に塗り潰されてしまう。

いずれにしても、ここ最近、ゲーム根気が低減している中、ここまで長時間のプレイをさせてくれた本作、やはりメガテンって凄い!!

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 Ⅳに突入したいけど、3DSは『ラビリンスの彼方』という作品が停滞中、まずこちらをクリアかな。

PS2のRPGはどうしよう、本作優先で途中で止めた目押しが熱い『シャドウハーツ2 ディレクターズカット』を再開しようっと。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『ルーフォック・オルメスの冒険』

 「カミ」著、"オルメス"はかの名探偵「シャーロック・ホームズ」の"ホームズ”のフランス風読み方らしい、内容は日本でいうと<バカミス>に当たるのかな、奇想天外な推理(?)小説、短編集です。

~正直、全くついていけなかったし、楽しめなかった・・・。~

 ホームズのパロディ・・・では無いよな。一応、コナン・ドイル作品は読んでいるけど、事件の内容や真相から、「あっ、これはあの事件のパロディ」──と感じる事もなかったので。

 お国というか、原文でない影響かな、パロディ部分が全く笑えないというか、面白味を感じる事ができなかったです。(お国の背景とか原文の文字遊びなどが分からないと楽しめないのかな。。。)

読み進めるのが大変でした、一話一話がショートショートに近いぐらい短いので、なんとか読み終わりましたが、この文量でどうしてここまで読み終わるのに時間がかかったのか・・・と自分でも不思議に思う程に。

 さて、収録されている作品は以下の通り。数が多いですが、前述のように一話一話がとても短いので。

<第一部・ルーフォック・オルメス、向かうところ敵なし>

校正者殺人事件

催眠術比べ

白い壁に残された赤い大きな手

骸骨盗難事件

ヴェニスの潜水殺人犯

警官殺人事件

奇妙な自殺

禿げの女曲馬師

本物の嗅覚

証拠を残さぬ殺人

空飛ぶボートの謎

愛による殺人

列車強盗事件

聖ニャンコラン通りの悲劇

ふたつの顔を持つ男

後宮の妻たち

生まれ変わり

シカゴの怪事件

ミュージック・ホール殺人事件

<第二部・ルーフォック・オルメス、怪人スペクトラと闘う>

血まみれのトランク事件

《とんがり塔》の謎

<クラリネットの穴>盗難事件

ギロチンの怪

大西洋の盗賊団

チェッカーによる殺人

人殺しをする赤ん坊の謎

スフィンクスの秘密

真夜中のカタツムリ

道化師の死

競馬場の怪

血まみれの細菌たち

地下墓地の謎

死刑台のタンゴ

巨大なインク壺の謎

(記:スッタコ小僧)

 

2024年7月 7日 (日)

【ゲーム】ゲームボーイアドバンス、そしてPS2

 最初に購入したDS Liteは電源スイッチが怪しくなってきています。上へスライドした後に上部を押し込む形で少し押さえないと電源が入らない・・・修理したいけど、自分で実施するには部品や難度が高そうだなぁ。

 操作ハードはDS Liteですがプレイするのはゲームボーイアドバンスソフト『メトロイド フュージョン』[GBA]です。

vs.「ナイトメア」戦は、最初の一戦目が大切──おっ、やっと倒せたよ!!結局、高速接近はほとんど回避できなかったけど、コア-Xになってからはミサイル連射で何とか、乗り切れました。

 セキュリティLv4解除、赤ロックドアも通れるようになり、終盤も近くなってきました。

 GBAソフト、グラフィック的にかなり良いと思ったら、結構、遅めの発売ハードだったんだ。PS2が動いていた時の発売ハードか。

確かにスーパーファミコンのスペックを小型化したと見紛うグラフィックを実現できているし。。。こりゃ、ネオジオポケットはボロ負けするわけですよ。あのハードが相手に見据えていたのは、ただの"ゲームボーイ”だったので仕方がないのか。

 折角時間がとれるので『真・女神転生Ⅲ-NOCURNE-マニアクス』[PS2]をプレイです。

坂東宮で将門さんにご対面、勾玉「マサカドゥス」──性能良すぎるだろ!!。

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 長時間プレイも良いけど、疲れてきて合体のスキル選択をミスってばかり・・・この弱点克服スキルは習得しなければ──と思っていたのにも関わらず、この時点の仲魔は優れたスキルばかりで、うっかり当初の目的ではないスキルで「はい」応答、だってキャンセル・選択・キャンセル・・・で疲れてきているんだもの。

 イケニエ合体、経験値が大量に蓄積されている仲魔ばっかりになってきたので、使うとLv99となってしまう。やっと主人公がLv99になったので、これで何でも合体OKか~と思ったら、オーバー分をきちんと保持、判定しているんだ。

 Lv99の大天使「ミカエル」を合体したかったのですが・・・・・・駄目で組み合わせを変更してLv97状態で妥協。

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 やっぱり「リリス」作成してしまいますよね。あまり良いスキルを継承できなかったので、これからの終盤まで使用するかは怪しいけど。

(記:スッタコ小僧)

2024年7月 6日 (土)

【書籍】『密室大全 密室ミステリーアンソロジー』読破

 密室を扱った推理小説短編を集めた作品です、もう密室の新ネタはないだろうけど・・・ミステリー好きは手を伸ばしてしまう、魔法のワード"密室"。

 ハードルを下げているので、あまりガッカリさせないでくれると良いけど。

・青柳碧人「密室竜宮城」

 浦島太郎、まさに御伽噺の妙を使った作品。

・大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」

 父親の過去により結婚が破談、自殺を図った女性・・・助かるも、殺人事件が発生し、たった一人の容疑者に。

・恩田陸「ある映画の記憶」

 幼い頃の海での記憶が映画の場面に繋がり、引き出される・・・。

・貴志祐介「歪んだ箱」

 欠陥住宅、出入り口が外側からは開かない状態で発見された死体。

・中山七里「要介護探偵の冒険」

 不動産会社を経営する車椅子の頑固一徹、沸点が低い老人・・・自身の不動産資産に降りかかった火の粉を払う為、事件に挑む。

・東川篤哉「霞ヶ峰涼の屋上密室」

 空から女生徒が・・・しかし、上の屋上には誰もいない、自殺かと思われたが、女生徒の言葉から自殺ではない。

・麻耶雄嵩「密室荘」

 まあ、こういう奇抜作品も必要だと思うけど、うーん、入れない方が良かったかな。

・若竹七海「招き猫対密室」

 (同上)

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『探偵は女手ひとつ シングルマザー探偵の事件日誌』読破

 「深町秋生(ふかまち・あきお)」著、元刑事の女探偵「椎名留美(しいな・るみ)」が遭遇する事件を描く連作短篇集、ハードボイルド!!作品です。

まず吃驚するのは「えっ、山形弁!?」、加えて探偵業では暮らしていけずに色々な地元バイトで過ごす留美さんの日常。

 タイトルにある"シングルマザー"部分に特段焦点を当てているわけではなく、地方なのですが(都会の闇にも通ずる)"リアル"な事件描写、魅力的な仲間!?達──ついつい面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。

・紅い宝石

 さくらんぼ泥棒を捕まえろ!!。

・昏い追跡

 スーパーで万引きGメン、しかし捕まえた女子高生が後日・・・。

・白い崩壊

 刑事時代の敵対者!?からの依頼・・・断りたいが、攫われた女性達の為に。

・碧い育成

 ガミガミ婆さんからの雪かき仕事から、追加依頼が。。

・黒い夜会

 友人の浮気調査!?──一転、友人の友人を助ける為に。

・苦い制裁

 ストーカー撃退・・・しかし。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】NEOGEO、NEOGEO!!

 『パルスター』[NEOGEO・ROM]、シューティングゲームです。久しぶりの影響か、集中力不足か凡ミス連発です。

根気よくプレイすれば、決してそこまで厳しい(クリア絶対無理と絶望!!の)シューティングではないと思うのですが。

 『ザ・キング・オブ・ファイターズ2002』[NEOGEO・ROM]、「アンヘル」にて「レプンカムイ」からの空キャンを使った連続技を練習です。

 攻略本に空キャンとの明記がなくて(技説明にはあり)、当初、記載されている連続技が再現できず困っていたんだよなぁ。ネット等で「アンヘル」の強さで普通に紹介されていた事から、ゲーセン等、当時プレイしていた人達には当たり前の事だったので、詳細説明がなかったのかな。

 プラクティスで練習後、「シェルミー」「アンヘル」「ラモン」でチームプレイです。

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 『クロスソード』[NEOGEO・ROM]、3D視点のアクション・RPGです。

プレイし易い所に置いておいたのですが、停滞中。久しぶりのプレイ・・・は流石に思ったより進めませんでした。

 『龍虎の拳2』[NEOGEO・ROM]、「リョウ」にてプレイです。

いやぁ、CPU戦はキツイなぁ、でも演出がピカいち、また手に入れた時期により大分プレイした作品です。懐かしい。

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この頃の暫烈拳のヒット音が素晴らしい!!。

 『ティンクルスタースプライツ』[NEOGEO・ROM]、対戦シューティング。CPU戦の作り(ストーリー)が丁寧なので、コンティニューしてしまいましたが、クリアしてエンディングを堪能です。

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 自機側が忙しくて、とてもじゃないけど相手に目を向ける余裕がないのだけどね。

 『SNK VS.CAPCOM SVC CHAOS』[NEOGEO・ROM]、エクシードが当て身は当てづらいなぁ・・・と当初は思っていた「香澄」でプレイです。

 CPU戦であれば意外と当て身系は決まってくれる、そうなると俄然、プレイが楽しくなってきます。

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 『超鉄ブリキンガー』[NEOGEO・ROM]、アクションシューティングです。

今はノーマル本体を使っていますが、〇バッグにデータが無いので、ガチンコで頑張るしかない作品なのですよね。(チート機能が使えないので)

 演出などが良いので、プレイ自体は楽しいのですが。

 『アート・オブ・ファイティング 龍虎の拳 外伝』[NEOGEO・ROM]、「ロバート」でプレイです。

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 効果音がちょっと軽いのが残念です。当初、あまり受け入れなかった独特のグラフィックというか動き、何故か癖になっている(現在は)。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『死神さん』読破

 「大倉崇裕(おおくら・たかひろ)」著、所属などの肩書がない警視庁からの死者・・・違った使者、「儀同堅忍(ぎどう・けんにん)」警部補とその相棒の活躍を描く推理小説、短編集です。

 (警察が捕まえた犯人に)無罪判決が出た事件を掘り返す、相棒には事件に関わった刑事を呼び、(犯人に対して)逃げ得は許さないと調査開始です。

 実写ドラマ化されていた事は知っていました、見た事がなかったけど。その記憶があったので、面白い作品なんだろう、タイトルからちょっと超常というか得意な能力系の"探偵役"が出るのかぐらいに想像していたのですが、こんなに本格モノだったとは。

 個々の事件、その真相も面白いのですが、やはり各話で組む相棒達、その成長/行く末に魅力あり!!です。

・死神の目

・死神の手

・死神の顔

・死神の背中

 ここ最近、著者の作品に触れる事が多くなってきたなぁ、著者名で直撃している訳ではないのですが。。。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】メガテンⅢを始めると・・・

 『真・女神転生Ⅲ』[PS2]、ついつい時間が経ってしまうよね。

PS2なので経験値上げも地道、スキル継承は運──なので目的の継承を果たしていない場合は選択し直しの繰り返し。

 動画で見るリマスター版への羨ましさが募るも、これはこれで楽しいのですよね、時間が無駄にかかるけど。。。

 カグツチの塔、「勇」を倒してジャンク屋で勾玉「カイラース」を購入です。

その前にレベルアップでカース(呪い)状態になったので、その状態で作成し易い悪魔合体を多数実行して、マッカ金欠状態に。。。

 まあ、現在の状態でも大丈夫だろうと「坂東宮」へ突入して、氷結と物理攻撃がお得意な「ジゴクテン」との戦いに──。

 長期戦になるけど倒せるかな、と思ったら、主人公が氷結状態に・・・えっぇっ、クリティカル物理の前に敗退です。

 ちょっと甘くみていた、きちんと耐性を揃えよう、でもマッカ不足で適した悪魔を全書から引き出せない、今のメンバで行けるか?。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『medium(メディウム) 霊媒探偵城塚翡翠』読破

 「相沢沙呼(あいざわ・さこ)」著、ミステリータイトル五冠※!?知らなかったよ、霊媒師「城塚翡翠(じょうづか・ひすい)」と推理作家「香月史郎(こうげつ・しろう)」──二人が遭遇する事件を描く本格推理小説です。

※第20回本格ミステリ大賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位

 連作短編か、霊媒の能力とその結果を補強/立証する推理──成程、こう来たか、うまく(霊媒能力設定を)活かしている、超常能力と本格推理を上手に融合している・・・けど、そこまで凄い作品か。。。と《最後の事件を読むまで》思ってました。

 最後の事件も、まあ意表を突かれて驚いたけど。。。"だけだった"のですが、更に一転!!五冠、納得の作品です。

<最驚かつ最叫の傑作!>ピッタリの宣伝文句を持ってきているなぁ。

 著者の作品、俄然、他にも読みたくなりました。あれっ、憶えのあるタイトルがちらほら。うーん、他の作品を読んだ時はそれ程、衝撃を受けなかったのか。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『戦隊大失格』/『バーテンダー 神のグラス』を見た

『戦隊大失格』:

 「春場ねぎ」原作漫画、圧倒的強者の戦隊ヒーローに一人対抗する為に潜入した戦闘員D!!──の出逢いと戦いを描くファンタジー・バトルアクション作品!?。

 戦隊ものの悪役に焦点を当てる作品はそう珍しくないのですが、コメディではなく、結構、"熱い"内容は珍しいなぁ。

OP、ED、そして映像───良いのですが、まあ、資金の違いをまざまざと見せられた気がする。。。

 それにしても内容から16-17時台の放送作品とは意外でした、後続の作品(夜桜~)は<まさにその時間帯の作品>という内容だったので、その違いが変に印象に残りました。

 

『バーテンダー 神のグラス』:

 「城アラキ」原作・「長友健篩」漫画、人の心を動かす一杯!?を目指す青年とホテルのカウンターバー候補として勧誘するホテルマン達、出逢うお客やバーテンダー、色々なカクテルを交えて"ドラマ"を描く作品、アニメ化です。

 タイトルは昔から知っていたけど、全く読んだ事はなかったなぁ。

個人でお酒はあまり飲まないし、今はほぼ無くなってしまった歓送迎会などはビール一択だったし。

 昔は、飲み放題にメニューがあると試しにカクテル(モスコミュール、スクリュードライバー等)も飲んだのですが。

 今回、お酒の知識を広げる意味、気になったら、近頃はコンビニでも色々あるのでは──と視聴しました。(左記のように興味薄ジャンルだっただけに、前述の"タイトルは昔から知っている⇒長く続いている良い作品なのでは"がなければ、観なかっただろう。)

 まあ、いぶし銀のヒューマンドラマですね。カクテル、少しは飲んでみたく、またバーって処に行ってみたいとの願望が沸きましたが、カクテル名よりドラマの方が記憶に残る──いい作品だったかな。

(記:スッタコ小僧)

 

【書籍】『カブト虫殺人事件』再読

 「S・S・ヴァン・ダイン」著、素人探偵「ファイロ・ヴァンス」が友人の検事「マーカム」、そして「ヒース」刑事といつもの面々で事件に挑む本作推理小説、第5弾です。

 再読であり、事件の内容から直ぐに真相を思い出した、まあ、シリーズ前半の作品は色濃く記憶に残っているので・・・それだけインパクトを受けた(良い悪い問わず)作品が多かったなぁ。

 上記より読み進めるのがかなり退屈になるのでは──と懸念したのですが、事件は金曜日から土曜日の2日間で解決、テンポが途轍もなく良いので助かりました。

 流石にエジプト関連の蘊蓄は楽しめる内容が少なかったですが、知識が少ない時に読んだら、また印象は違ったのでしょう。

本書が翻訳された時、エジプトに関する情報が少なかったのでしょうか。素直にタイトル「スカラベ」を使えば良かったのに。まあ、その点は前作の僧正(ビショップ)も同様なので、時代的に仕方がなかったのでしょう。(でも、新訳などの時に直したら。。。古典的名作シリーズ扱いになってしまったので、今更変更するのは厳しいのか。)

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 「ヴァンス」に朝の訪問者、友人が博物館で死体を見つけたとの連絡あり。

友人「マーカム」達と待ち合わせて現場に急行、死体と事件を見分した結果、「ヒース」刑事などは直ぐに犯人を決めつけるも。。。

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 さて、最後にシリーズ一覧と感想へのリンクを。再読もあと一冊か。

表.[ヴァン・ダイン]全集
作品名
ベンスン殺人事件
カナリア殺人事件
グリーン家殺人事件
僧正殺人事件
カブト虫殺人事件
ケンネル殺人事件
ドラゴン殺人事件
カシノ殺人事件
ガーデン殺人事件
誘拐殺人事件 
グレイシー・アレン殺人事件
ウインター殺人事件

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『怪異と乙女と神隠し』/『THE NEW GATE』を見た

『怪異と乙女と神隠し』:

 「ぬじま」著、年少の頃(小説で)ヒットを出した、今はバイト本屋店員──「緒川菫子(おがわ・すみれこ)」と奇妙なバイト仲間「化野蓮(あだしの・れん)」が遭遇する怪異譚を描いたコミック・・・のアニメ化です。

 おおっ、妖怪モノか、"どれ"を扱うんだ──と楽しみにしていたのですが、成程、近代 or マイナー or 現代に合わせた怪異を持ってきたか。

もっとホラーホラーとしてゾクッと涼しい作品を期待したのですが、全く怖い要素がない・・・。

 狙っているの?と思われる"お色気"要素は・・・ちょっと"デカ"過ぎて。。。

 出てきた怪異についての知識不足が影響しているのかもしれませんが、この手の作品は怪異達も含めた背景というか雰囲気、話の筋──に若干の馴染みがないと十二分に楽しめない。

 まあ、少し見知らぬ作品に出逢えた、、という事で。

 

『THE NEW GATE』:

 「風波しのぎ」著、コミック化もされているようですが、"ありふれた/よくある"ファンタジー物、ライトノベルのアニメ化です。

ゲームの世界に、デスゲーム、魔王を倒したが現実世界に戻れず、ゲームの世界の五百年後!?。

 かつてのプレイヤーはその能力からハイ~と呼ばれる伝説的存在・・・はい、はい、本当に"なろう系"/"なりたい系"を詰めに詰め込んだなぁ、ある意味、<いさぎよ過ぎて>最後まで見てしまいました。

 はい、見終わった感想───ご想像の通り、あまり残っていない。。。いや、"作画"の【低】クオリティは目に焼き付いている。

 見る作品が沢山あるのは嬉しいけれど、もう少し何とかしてくれないか、折角のアニメ化だろうし、原作者もファンも楽しみにしているだろうに。

(記:スッタコ小僧)

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