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2024年6月

2024年6月30日 (日)

【書籍】『銀幕ミステリー倶楽部』読破

 映画に纏わる推理小説の短編を集めたアンソロジーのようです、どんな映画が扱われているのか、どんなシチュエーションで使われているのか、楽しみだったのですが・・・・・・。

えっ、映画はただの小道具というか、アリバイとして証言に出ただけ等、ちょっと物足りなさ過ぎる作品の方が多かった。。。

 ちょっと求めていた、期待していた内容とは異なっていたなぁ。新旧問わず、かなりのバリエーション作家さんの作品を持ってきてくれたのは嬉しいのですが、正直、記憶に残る作品がなかったかな。

 悪くは無い作品群なのですが、"映画を題材"⇒実在のどんな映画をネタに──の方に私は期待の比重を置いてしまっただけに、それに該当する作品が少なかったのは残念でした。

 映画をモチーフ・・・と言った点では、改めて思い返すと"きちんと"扱っていたのですけどね。

 さて、収録されている作品は以下の通り。

・江戸川乱歩『映画の恐怖』

 大画面の大写しで見る人やその映像に対する恐怖感。。。成程。

・江戸川乱歩「作者返上」、横溝正史「代作ざんげ」

 へぇ~、こんな事があったんだ。そうだね、時代重なっていたものね。

・横溝正史『あ・てる・てえる・ふいるむ』

 仲の良い夫婦がとある映画を見た時から夫の様子が・・・。

・霞流一『首切り監督』

 首を斬られたプロデューサーと監督、しかも首が入れ替えられていた!?。

・横田淳彌『大喝采』

 裏映し!?──突然の世界反転の不思議。

・小林久三『「悪魔の手毬唄」殺人事件』

 映画のロケ地候補を訪れた映画スタッフが旧友と再会、その故郷で遭遇した事件。

 はあ、もう少し"映画"ネタが欲しかったなぁ。

・赤川次郎『「ローマの休日」届』

 とある記者が出逢ったのは、危機を逃れた記憶喪失の王女様!?。

 赤川さん、安定のロマンス&サスペンス作品ですね。

・山田正紀『りんごの聖戦』

 試写会でクロスボウによる殺人!!凶器はどこへ・・・の作品です。

・辰野九紫『死都(ポンペイ)の怪人』

 歴史の話ですか、ちょっと興味無し。最後の仕掛けも正直、良く分からなかった。。。読み込みが足りないのか。

・萩野アンナ『ヴィヴィアン・リー失踪事件』

 流石にモンローさんは名前は知っているけど、作品を見た事がない。。。

・木々高太朗『完全不在証明』

・谷崎潤一郎『証言』

 これらは本アンソロジーに入れる必要があったのか。

・新保博久『人面疽』

 横溝正史さん作──のような雰囲気とホラー感でした。

(記:スッタコ小僧)

 

【映画】『バッドボーイズ フォー・ライフ』を見た

 タイトルから4作もあったけ、2作目までしか記憶がないけど・・・と思ったら、三作目でした、ジェリー・ブラッカイマー製作・「アディル・エル・アルビ」監督・「ウィル・スミス」&「マーティン・ローレンス 」出演で贈るマイアミ⇒メキシコを舞台にしたポリス・アクションです。

 本シリーズの魅力って何だっけ。日本人には少し理解しづらい魅力なのかな。バディ物として、また二人の"やり取り"に面白さが感じられないので。

アクション部分は、"ジェリー・ブラッカイマー製"とも言うべき映像で目新しさは無いせよ、アクション映画としては十分な内容です。

 ただ、頭を捻るのは<変に拗らせたというか、捻ったストーリー>です。

 当初はシリーズ過去作の悪役身内の復讐──定番中の定番だな、と思ったのですが、出てきた女囚に全く憶えがない。まあ、第一作・二作について、全く内容を記憶してなかったので、仕方ないかな──えっ、この女敵役さん、今回、初登場なの!?。

 ・・・まあまあ、過去に関わった事件の復習、このストーリーラインは良くある事なので許容──と思ったら。

 上司の、元恋人との、新チームとの・・・色々盛り込んでくれた作品内容となっていますが重くはない、テンポとスピードがあり、まさに一時のアクションを楽しむには良かったかな。(それが"ジェリー・ブラッカイマー製"の特色というか、狙い、コンセプトなのかもしれませんが。)

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 ついに孫が・・・の歳になった「マーカス」刑事(マーティン・ローレンス)、一方、「マイク」(ウィル・スミス)は未だ独身。

電子機器を駆使した新たなチームが立ち上がり、相棒「マーカス」が引き際を考えている中、「マイク」が撃たれる!!。

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(記:スッタコ小僧)

2024年6月29日 (土)

【書籍】『BLOOD ARM』読破

 「大倉崇裕(おおくら・たかひろ)」著、SFホラー・・・いやいや違います、懐かしき特撮怪獣テレビドラマを"小説化"した作品とも言うべき内容です。

 小説で"こんな感覚"になるのは不思議、読んでいるのだけど特撮を見ている気分。

 まあ、著者の福家警部補シリーズも、懐かしき『刑事コロンボ』の映像を浮かび上がらせるだけに、<見せる>に長けた小説なのでしょう。

 収録されている作品は二本。

・BLOOD ARM

 山の上の集落と連絡が取れなくなった!?過去にバイク事故で九死に一生を得た「沓沢」君。

バイトで荷物を届けに行ったところ、遭遇したのは・・・・・・えっ、事故!?えっ、死体!!。

・怪物チェイサー

 怪物が日常的に上陸する事が発生する時代、予報官として働く女性と違法に怪獣に接近して映像を収める者達。

 駆除の妨げや被害も発生することから、対立、接点はないと思われたのですが、とある怪獣を調査する為にタッグを組む!!。

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 前述の通り、絵が浮かぶとても読み易い作品です。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』/『Unnamed Memory』を見た

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』:

 「鬼ノ城ミヤ」原作ライトノベル、「またいつものか、いい加減飽きたよ」──と一話切りするだろうなぁ、と思っていたアニメ化作品です。

~はい、やられました。あのOP、そして声優さん達に。。~(これも、アニメ化ならでは!!ですよね。)

 まさか、そんな理由で見続ける事になるとは思いませんでした、"威力"凄いですね。

 "ほんわか"、コッテコテの笑い、うまい所を突いた作品だったと思います。

 ゲーム世界ではないのに、ゲーム系インタフェースが出て来るファンタジー作品は・・・バッサリ、だったはずなのですが、最後まできちんと、毎週じっくり見てしまいました。

 

『Unnamed Memory』:

 「古宮九時」原作ファンタジー小説、おおっ、オリジナルの"正統系"ファンタジーさん、久しぶり!!のアニメ化作品です。

~映像がもう少し良ければ・・・・・・。~

 ちょっと力がなかったかな、お話自体には力があったのに。

 それにしても、最後には吃驚しました、えっ、終わらないんだ、「Act.2」って。

ここからの展開が本作の醍醐味なんでしょうか、気長に次回を待ってみます。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『第八の日』再読

 「エラリー・クイーン」著、殺人的な忙しさのハリウッド仕事から解放されての帰宅時、道を間違えた「エラリー」が遭遇する事件を描く推理小説です。

~内容をほとんど憶えていないながらも、記憶では"良かった"作品・・・・・・と思っていたのですが、再読にて評価一変です。~

 当時(初読時)は、何を持って本作を推理小説として面白いと思ったのだろう。。。

小手先・・・というのは失礼か、散りばめられたアイテムにまんまと惑わされてしまったのかな。

 日曜日から日曜日の出来事、頁数が少なく、事件よりも独自のコミュニティを築いていた人々・・・そのルール、習慣、歴史を"聞く"面白味があるので、サクサクっと読める作品ではありました。

 残念ながらここ最近の著者作品における不満を吹き飛ばしてくれる事はありませんでした。(前述の記憶から、結構、期待して読み始めたので、ちょっとガックリ度が高し。)

 さて最後に著者作品一覧(および感想へのリンク)を。

『エラリー・クイーン完全ガイド』

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『死神坊ちゃんと黒メイド(第3期)』/『月が導く異世界道中 第二幕』を見た

『死神坊ちゃんと黒メイド(第3期)』:

 「イノウエ」原作コミックのアニメ化、ラブ・コメディ、ヤッター、最後まで描いてくれましたよ、良かった。(前期までの感想はこちら。第1期第2期)

当初は3Dライクな映像表現を選択した事から、原作の良さを損なっていない!?と心配するも、見終わった後は、本作にピッタリの表現だったと思える程に。(原作コミックを読んでいない、私の勝手な感想です。)

 呪いをかけた魔女との戦い・・・えっ、まさかの少年漫画バトル展開!?、ちょっと求めているのと違うよ──と思いきや、いやはや、本作っぽい適度な内容で楽しめました。

 意外、意表を突く展開、暗~くなる展開・・・がほぼ無いのですが、そこが本作の良さの一つでもあるのではないでしょうか。

 

『月が導く異世界道中 第二幕』:

 「あずみ圭」著の現代日本の少年が異世界へ・・・もはや定番となってきた展開のファンタジー小説(コミック化もされているようです)、アニメ化第二弾です。

 正直、第一幕を見た時は──悪くはないけど、他の類似作品と比較して特筆すべき点はあまり・・・と思っていました。

なので、二期が発表された時は、少し意外に感じたのが実状です。

 でも、見始めると録画を溜める事なく、時にはリアルタイムで見てしまう作品でした。それだけ、続きというか展開が気になる作品だったのかと。

 少し敵味方も含め、陣営が複雑化してきているようですが、この調子でアニメ化続けて欲しい作品の一つとなっていました(私の中で)。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『名月一夜狂言 人形佐七捕物帳 ミステリ傑作選』読破

 まず一番に金田一シリーズが頭に浮かんでしまう「横溝正史」著、時代小説──本格も本格、推理短編集です。

~一体、どんな魅力的な探偵・・・いや、岡っ引きを出してくるんだ──あれっ、意外と特徴がないな、大丈夫か。。。いや大丈夫です、話が面白い、面白いので!!

 よくよく考えると著者の作品は、確かに風采のあがらないモジャモジャ頭の金田一探偵は魅力的ですが、一番の"面白さ"はその事件・舞台・真相だものね。

 本作も「よくこんなに短い中に色々詰め込んだなぁ、しかも、どの作品も素晴らしい、まさに傑作選」。

一話一話、ハズレがなく、余すことなく楽しめました。

読み終わった後は、その"推理内容(バリエーション、構成、組み合わせ等)"に後々まで余韻に浸るも、少し経つと「佐七」親分に"やきもちやき"の奥さん「お粂(くめ)」、そして騒がしい「辰五郎」「豆六」子分コンビ・・・彼らのやり取りが良いアクセントになっていたと気づく──横溝さん、こんなシリーズも出していたとは、恐れ入りました。

 さて収録されている作品は以下の通り。

・羽子板娘

・名月一夜狂言

・戯作地獄

・生きている自来也

・出世競べ三人旅

・鶴の千番

・春色眉かくし

・彫物師の娘

・春宵とんとんとん

・狐の裁判

・当り矢

・風流女相撲

・たぬき汁

・遠眼鏡の殿様

・呪いの畳針

・ろくろ首の女

・初春笑い薬

 「末國善己」編──編者の方、良くやってくれました、古今東西の推理小説に触れていると「あっ、これはあの組み合わせ、変化バージョン」とまた違った楽しみ方ができる作品をまとめてきたなぁ。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月24日 (月)

【アニメ】『夜のクラゲは泳げない』/『黒執事-寄宿学校編-』を見た

『夜のクラゲは泳げない』:

 オリジナルアニメ?なのか、コミカライズやノベライズも実施されているらしいけど。

ネット動画、SNSを駆使した企画、そこでの人気上昇や炎上などなど──ネット時代ならではの展開を交えつつ、少しコテコテ気味のヒューマンドラマながらも、毎回の楽曲披露で<音楽的には>退屈させない内容となっていたのかな。

 映像的には綺麗だし良かったんだけど、最近の作品は"悲喜こもごも"展開は、中々嵌らないのかなぁ。

 

『黒執事-寄宿学校編-』:

 「枢やな」原作漫画のアニメ化、もう第何弾なのだろう。

第二弾はオリジナル?展開だったのか、正直、嵌りませんでした。次のサーカス編は、とても良かったかな、ファントムハイヴの使用人達の驚きがあったので。

 今回も序盤の展開から楽しみにしていたのですが、はぁ、真相というか、最後の展開は・・・・・・えっ、原作 or 劇場版を読んで or 視聴していないと──の作品ですよね。

 私、豪華客船!?の件、知らないので、黒幕が全く楽しめませんでした。

 今回の作品放送前に一回、劇場版を放送したのかなぁ、それを見逃してしまったとか。

 せっかく内容的には良かっただけに、残念だなぁ。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月23日 (日)

【映画】『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』を見た

 「エドガー・ライト」監督、「サイモン・ペッグ」主演で贈るカルトSF・コメディ!?──予想外の内容と展開、結末作品です。

番組紹介のあらすじで、「なんじゃ、これ」と興味を持ち録画、とりあえず最初の方を少し見て、つまんなかったらハードディスクの容量もあるし、観ずに直ぐ削除しよう・・・・・・と思っていたら、

~最後まで見続けてしまいました、ナニコレ。~

 てっきり若者が──と思っていたら、中年おっさん達の同窓会となり、そしていきなりの戦いと逃走、なんでそんな事で喧嘩、今、喧嘩している場合か!!とツッコミつつ、これでどんな終息をつけるんだ~~、えっ。

 いやぁ、これ原作小説とかあるの・・・・・・ああ、成程、「脚本・製作総指揮:サイモン・ペッグ」か道理で。"役者さんらしい、ストーリーライン"というか、ノリの独特な味わいがありました。

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 町の12軒全てを回るチャレンジ・・・・・・に失敗した男達五人組。

リーダー的存在だった「キング」(サイモン・ペッグ)、やり残した想い、悔いを晴らす為、昔の仲間を集めてリベンジ!!──と思いきや、酔った勢いでトイレで絡んだ青年が──。

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 まだまだ、見知らぬ作品があるなぁ、久しぶりに深夜放送映画、HITです。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】しばらく動かしていないハードをちらほら

 ハードはニンテンドーDSですが、プレイするのはゲームボーイアドバンスの『メトロイド フュージョン』[GBA]です。

vs.「ナイトメア」戦、コンスタントに「コア-X」まで持っていけるようになったのだが・・・・・・何故、「コア-X」に負けるんだよ!!。

 「ナイトメア」の高速移動をせめて、1回くらいは避けないと体力が持たない、多分、結構、エネルギータンクを取り逃していて、体力が不十分なので。。。

 DS Liteだと回転ジャンプ連続での操作が指が疲れるんだよなぁ・・・・・・なので、最初の2プレイぐらいで倒さないと、根気というより指が持たないので。

 せっかくDSなので、カセットは挿入したまま、ポケウォーカーだけずっと稼働中の『ポケットモンスターハートゴールド』を久しぶりにプレイです。

 バトルは面白いのですが・・・・・・いまいちポケモン収集に触手が動かないのは何故なのだろう。メガテンシリーズに汚染されて、モンスター(動物系)では物足りないのだろうか。。。

 振動を試したくて『メトロイド プライム ピンボール』[NDS]をプレイです。上下画面が分かれているピンボールゲームか。。。セガサターンのピンボール作品に慣れていると・・・・・・見づらい。

 次はPS Vita。本ハードを購入した目的ソフトの一つである「DEAD OR ALIVE5 PLUS」[Vita]をプレイです。

その頃は最新ハードを購入する意欲がなく、XBOX360はまだ手に入れてなかった時代。新し目のDOAシリーズをプレイしたかったけど──と思っていた矢先、発売されたのではなかったかなぁ。限定版(BOX)を新品で手に入れたので。

 でも、携帯機でのプレイがやはりキツかったのか、結局、あまりプレイしなかった。。。ストーリーモード、まだクリアしてないし。

今回、ストーリーの続きをプレイしたけど、なんだろう、この中途半端に盛り上がらない、ブツ切れの内容は。

 色々なキャラをプレイさせよう──は良いのですが、あまり意味のないムービーよりは、ちょっとした試合前の掛け合い具合で良いですよ。

 最後は3DS・・・だけど、プレイしたのはダウンロードの『魂斗羅スピリッツ』[SFC]。

名作アクションですよね、3DSのアクション操作に慣れてないので、あまり進めませんでしたが。。。昔は、友達とラスボスクリアまで、プレイした作品なんですが。

(記:スッタコ小僧)

 

【アニメ】『ゆるキャン△SEASON3』/『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』を見た

『ゆるキャン△SEASON3』:

 「あfろ」原作コミック、キャンプを題材にした"ほのぼの"作品、アニメ化第三期です。

今回、製作会社が変わるという事が放送前に話題になっていたような。実際に始まった結果、登場人物達の魅力は損なわず、実写取り込み?なのか、本作の魅力である<現地の景色>といった処が活かされていた作品でした。

 野外料理などの豆知識はあるものの、インドアの私には・・・まあ、役立てる事がない、残念。

 

『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』:

 「matoba」原作コミックのアニメ化、天使・雪女・吸血鬼・河童!?──ラブコメディだよね、これ、アニメ化作品です。

お色気担当作品──かと思ったら、意外と大人し目の作品だった。題材が天使だから──という事はないなぁ、厳密には天使とは違ったとは思ったけど『そらのおとしもの』といった前例があるし。

 ちょっと期待とはズレた作品だったけど、まあ、良い視聴アクセント作品にはなりました、私にとっては。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『変人のサラダボウル』/『アストロノオト』を見た

『変人のサラダボウル』:

 えっ、今年は何か岐阜に纏わる記念か何かなのか。。。

「平坂読(ひらさか・よみ)」原作ライトノベル、ジャンルは──なんだろう、コメディって所かな、魔術が使える人物はいるもファンタジー色は薄いので。

 ご当地アニメ応援プロジェクトか何かなのか・・・・・・数多くある作品で、本作のアニメ化に踏み切った動機が、いまいち見えません。

 まあ、週次で適度に楽しめる作品ではあったけど。

 オープニングの感覚から、本編内でも実写など色々と映像的に冒険してくる作品かと思ったのですが・・・それも、違ったなぁ。

 ちょっと、内容以外でも不思議な作品でした。

 

『アストロノオト』:

 前述の作品に輪をかけて不思議だった作品です、力の入れよう、作品内容共にね。

オリジナル作品だったのかな、声優さんは聞いた事がある特徴的な声の方ばかりで、オープニングを含めて、変に気合の入った作品だ──と感じました、当初はね。

 古きノスタルジー的な感覚を呼び起こす映像や音、内容に<令和的な>(分かりませんが)驚きを当初は混ぜ合わせて、ヒットを狙っていたのかな・・・・・・その目論見は全くハズレてしまったとは思うのですが、挑戦した事は評価できますね。(安易なヒットジャンル系統ではなく、目指した点は。)

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『花野井くんと恋の病』/『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』を見た

『花野井くんと恋の病』:

 「森野萌」原作コミック、花より団子の恋に興味がなかった少女「ほたる」と恋にクールなキャラと思いきや──の「花野井」くんの<初々しい>恋模様を描くアニメ作品です。

 ほっこり内容ですが、流石に笑いなど何かがないと、いい歳したおじさんにはキツい・・・・・・。

 まあ、アニメ化される作品が特定ジャンルや内容に固まる事なく、色々と映像化してくれるのは、とてもありがたいと思います。

 

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』:

 「手島史詞(てしま・ふみのり)」原作ライトノベルなのでしょうか、てっきり漫画のアニメ化かと思っていました。まあ、コミック化もされているのだけれども。

 ラブコメディでしょう、魔人?魔物の謎といった世界の秘密といった点、アクションもありますが、人付き合い下手の魔王「ザガン」とエルフ「ネフィ」の"もどかしくて初々しい"ラブ模様にニヤニヤしつつ、周りの騒がしい面々と適度な事件&アクションを楽しむ・・・と言った作品です。

 今期も大量に溢れたファンタジー物、せめて本作ぐらいのクオリティで繰り出していてくれていれば、映像的には十分なのですが。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『この素晴らしい世界に祝福を!3』/『うる星やつら』を見た

『この素晴らしい世界に祝福を!3』:

 「暁なつめ」原作ライトノベル、四人のヘッポコ冒険者を描くファンタジー・コメディのシーズン3です。

~安定の笑いと面白さ。でも、vs.魔王軍の強敵がなかったせいか、大盛り上がりには欠ける。~

 序盤は妹キャラ的なお姫様が登場、終盤にかけては「ダクネス」の大ピンチ──ネタ的には十分だったのですが、もう"ひと戦い"欲しかった所です。

 OPの内容と実内容は切り離して考えるべきなのは、今までのシーズン通りなのですが、てっきり"ドラゴン"的なモノとの大立ち回りが今回、あるのか・・・と期待してしまった点があるので。

 とは言いつつも、毎週、毎週、コンスタントに視聴して見終わる事ができました。

本作、次回に続く──回があるも、基本的に切りが良い作品なので、溜める事なく、軽く視聴できるながらも充足する作品なんですよね。

 

『うる星やつら』:

 数々のヒット作を繰り出してきた「高橋留美子」原作漫画、昔にアニメ化されているも、今回、新たにアニメ化です。

~正直、「留美子」さん作品でまともに触れていたのは『らんま1/2』のアニメ版ぐらいなんですよね、自分。~

 週刊漫画雑誌はサンデーではなく、ジャンプしか読んでなかったから・・・・・・その影響もあるかもしれないけど。

『うる星やつら』は、劇場版には触れていたと思います、そして、正直・・・その"笑い"と独特の世界観には浸れなかった。。。

まあ、"浸る"ではなく、"かるーく"独特のノリを楽しむ──といった事が、当時できなかったんだろうなぁ。

 タイトルや登場人物達は大いに印象付けられているだけに、今回、自身の中の評価が改まるかな、との期待を胸に視聴開始した作品です。

~やっぱり、そんなに嵌らない・・・けど、何となく独特の面白さは感じ取れたかな。~

 なんだかんだと最後まで視聴したし、あまり録画を溜める事なく毎週、見続けられたので。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月20日 (木)

【ゲーム】NEOGEO、MVSカセット多め

 『メタルスラッグ5』[NEOGEO・MVS]、プレイしたかったんだけどなぁ。

記憶している限り、〇バッグNEOGEO本体だとエラー検知⇒エラーコード表示で止まってしまう為、過去に終盤までプレイした時は"ノーマル"本体とメモリーカードを駆使してプレイしていたと記憶していたのですが・・・・・・。

 ヘッドフォン出力逆の修理後本体とKOF’94リセット頻発の本体、両方共にリセットやフリーズで先へ進まない。。。ノーマル本体は、あと一個あるけど、そちらの方か?。

Phantom-1からCONVERTORⅡへ変更するとリセット・フリーズは発生しないけど、音が出ない・・・あれっ、CONVERTORⅡは2つあるので、もう一個の方かなぁ。2つある内、1つは他のMVSカセットでも、なかなか接続が悪いので。

 気長にのんびり試していこう。

 ゴルフゲーム『ビッグトーナメントゴルフ』[NEOGEO・MVS]、Japanコースを楽しみました。ゴルフゲームとして、グラフィック共に俊逸な作品と再実感です。

 やっぱりNEOGEOは格ゲー、『ブレイカーズ リベンジ』[NEOGEO・MVS]を「ティア」にてプレイです。

複雑なシステムは無く、原点回帰──手堅い格闘ゲームとなっています、ビスコさんらしいと言ったら、らしいのか。

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 折角だから久しぶりにROMが出ている初代について、<ゲームパッケージについて>記事を書こうかな、、と思ったら、第16回で記載済みだった。

 次は普通のROM、『餓狼伝説スペシャル』[NEOGEO・ROM]を「ビリー」でプレイです。

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ありゃ、ダブルKO。。。4ラウンド目、特殊演出があるステージで食らいたかったなぁ。

 最後はアクション、『ショックトルーパーズ』[NEOGEO・MVS]。

ジャングル、渓谷、山岳・・・ルート選択や色々と場面が変わる演出、そしてロンリーではなくチームバトルで進むのが面白いですよね。(1ステージ目で、アッと言う前に二人を失ってますが。。。)

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(記:スッタコ小僧)

【書籍】『宇宙戦争』読破

 「H・G・ウエルズ」著、火星人が地球に攻めてきた!!──タイトルは良く聞くけど、読んでいない作品シリーズTop10(私の中で)の一冊、SF小説です。

 「トム・クルーズ」主演の映画版は見た事があり、攻撃により人が消失する演出、家族愛が光る作品だったと記憶しております。

流れと結末を知っているだけに、今更、小説で楽しめるか心配してましたが、杞憂でした・・・流石、名作、今日まで読み続けられている理由を痛感です。

 映画と比較すると時代設定とテーマが異なる点が、際立って感じられます。

馬車と汽車?での移動がメインの時代だけに、身近な、肌に感じる怖さをあまり感じる事ができないのでは──いやいや、そんな事ない、火星人の、いや突然、戦争に巻き込まれた恐怖・・・サバイバルが襲ってきます。

 宣伝文句に偽りなし、<SF史上に燦然と輝く不朽の名作>です。

文量も少なくて、読み易い。読書を始めた頃、推理小説ではなく本作に出逢っていたら、おそらくSF小説っ子になっていたでしょう。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『スティーブンキング シャイニング エピソード3』を見た

  「スティーブン・キング」原作、そして製作総指揮&脚本、監督は「ミック・ギャリス」、"輝き"を持つ少年ダニーを「コートランド・ミード」、父母を「スティーブン・ウェバー」「レベッカ・デモーネイ」が演じる幽霊ホテル、最終回です。(過去の感想はこちら。12)

~キングさん、キューブリック版の反発の為に終盤改変ですか。それとも、本実写化を作る時における家庭環境というか、家族想いが影響!?~

 原作小説を読んだ時は、父子愛をそこまで感じる作品ではなかったような。。。単純にキングらしさの異色&異能を盛り込んだ近代に合わせた幽霊屋敷モノ!!との単純な感想でした。

 まあ、改変された終盤展開と少年「ダニー」が見る他の人には見えない友人「トニー」の正体に──私は"ホロリ"。まんまとキングさんの術中に嵌ってしまったのですが。

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 どんどん力を、現実の人間であるジャックやウェンディ、ダニー達への影響を与えるようになってきたオーバールックホテル!!。

ダニーはホテル初日に出逢い、強さは違えど同じ"シャイニング"を持っているコック「ハロルド」に助けを求める・・・だが、刻一刻と父ジャックに異変が──。

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 続編『ドクター・スリープ』があるのか。小説と映画、まずは小説からかな。シャイニングは映画より小説の方が楽しめたので。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『死亡告示 トラブル・イン・マインドⅡ』読破

 どんでん返しの帝王「ジェフリー・ディーヴァー」著、前作『フルスロットル』に続く短篇集(まあ、分冊なんですけど)第二弾です。

今回も著者の"お得意処"が光る、光っている──ただ、冒頭で短編では冒険するような記載があっただけに、"異色"・"意外"と私が感じる作品が少なくて、少し拍子抜けというか、寂しかったかな。

加えて、「リンカーン・ライム」が登場する作品の質が・・・・・・まあ、ボーナストラックレベルだと言われれば、そうなのですが、ちょっと他の収録作品と比較して見劣りが激し過ぎません?。

■「プロット」

 大好きなスリラー作家が死亡してしまった。。。ただ、その死の状況から、ただの心臓発作と信じられずに単独捜査を開始する大ファン、「ジミー・マロイ」巡査部長。

 果たして、巡査部長が辿り着いた真相とは──。

■「カウンセラー」

 人に悪影響を及ぼす因子・・・"負の(negative)"と"ミーム(meme)"を組み合わせた造語"ニーム"と戦うカウンセラー。

その撲滅方法とは──。

■「兵器」

 新型兵器の情報を得る為、違法な取り調べも辞さない、民間企業に隠れた政府とも繋がりのある組織。

甚大な被害をもたらすという新兵器の情報あり。情報取得の為に動き出すと──。

■「和解」

 幼い頃、かまってもらえなかった為、父親嫌いで育った男。仕事の為に久しぶりに故郷に戻った時、父の本当の姿を知る・・・・・・。

---どの作品も、一捻りあり、最後の最後まで楽しめます。

■リンカーン・ライム「死亡告示」

 感想は前述。

■「永遠」

 中編のボリュームで、数学──統計が得意なデスクワーク!?メインの「タルボット・シムズ」刑事が、不審な心中事件、いや事件そのものを初めて手掛ける作品です。

 もう少し統計学を駆使している点が、ストレートに伝われば・・・新たに魅力的なヒーロー登場!!となったかも、、、いや厳しいか。

---兎にも角にも、安定、期待通りの面白さを提供してくれました、流石、著者。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月15日 (土)

【映画】『スティーブンキング シャイニング エピソード2』を見た

  「スティーブン・キング」原作、そして製作総指揮&脚本、監督は「ミック・ギャリス」、"輝き"を持つ少年ダニーを「コートランド・ミード」、父母を「スティーブン・ウェバー」「レベッカ・デモーネイ」が演じる幽霊ホテル、前回からの続きです。

 いよいよホテルが牙を向いてきました。序盤はゆったりとした展開だな、このまま90分はキツイなぁ、と思っていたら、怒涛のラッシュ、そして続きが気になる~~と"うまい"所で終了です。

 「ジャック・ニコルソン」の"顔芸"には及ばないまでも、陽気な"父"がどんどんとホテルの罠に嵌り、追い詰められて狂気に憑りつかれていく様子・・・「スティーブン・ウェバー」さん、Goodです。

 まあ、最後のCGは───まあ、この長さなんだから、予算が足りなかったのでしょう、そこは大目に見ましょうよ。

 少しゲームプレイなどを挟んで、今週末で一気に見てしまうつもりです、他に見たい三部作作品なども溜まっているので。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】まずはドリームキャストから

 ホラー・アクション『イルブリード』[DC]の続きを。

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やっと「バンブロー」に遭遇、無敵バックステップ(&サイドステップ)があり、戦闘に慣れてきた・・・と思った矢先に、油断、やられてしまいました。(vs複数は、同士討ちを誘う事!!)

 次は『ストリートファイターⅢ Wインパクト』[DC]から、2ndで「リュウ」を。

偶然のブロッキングもあまり発生せず、一発一発の重みの攻防は楽しめましたが、前回のファーストと比較すると十分に楽しめなかったかな。

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 最後はシューティング『ボーダーダウン』[DC]を。

ピンチになったら、Bボタンの極太レーザー使用を躊躇せずに──が良いようです。

(記:スッタコ小僧)

【アニメ】『ダンジョン飯』を見た

 「九井涼子」原作漫画のアニメ化、当初は奇を衒ったグルメ物、でも空想の材料ではなぁ~と思っていた作品です。

原作漫画に一巻ほどですが、触れた事はあったのですが、その時点では興味を覚えたので少し読んでみたが──あまり面白さを感じなかったと記憶しています。

 なので、今回のアニメ化について、あまり期待していなかった作品だったのですが・・・・・・。

~ナニコレ、こんな作品だったっけ。いやいや、面白い。~

 料理もさることながら、ファンタジーお馴染みの魔物達・・・いや材料達についての知識、バトルもあり、笑いあり──こんなにエンタメ、エンタメ作品だっけ。

 嬉しい誤算、2クール、全てを通して楽しめたアニメでした。二期、待っていますよ。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『クリーピー』読破

 「前川裕」著、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作──ホラー・サスペンス・ミステリー小説です。

~現代社会の闇というか隙間・・・身近で知覚できるだけに、怖さがじわじわ~

 ミステリー部分は弱かったですが、タイトル通りの"ぞわぞわ"とする気味悪さ、そして恐怖が味わえる作品です。

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 9ヵ月前に引っ越してきた大学教授夫婦、次第に隣人の"おかしさ"に気づいていく。。。

あまり面識のなかった高校時代の知人が、突然、訪ねてくる。

 彼は刑事で、数年前に発生した過去の一家三人行方不明事件を担当しており、一人、残された女性の新証言についての意見を求められる──が、どうやら目的はそこではないような。。。

 やがて、家の周りで事件・事件が・・・・

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 なんだろう、一体、どんな事が起こるんだ、これはどう繋がっているんだ、う、うん、う?。

 解説を読むと山田風太郎の"変格探偵小説"───の正統な後継者、との記載あり。丁度、『黒衣の聖母 山田風太郎傑作選 推理篇』を読んだばかりであり、印象に残りました。

本を読んでいると時々、全く意図せず、バラバラに手をとったのに、"繋がっている"って事が良くありますよね。

(記:スッタコ小僧)

【ゲーム】セガサターン三昧

 まずは、私のセガサターン(SS)デビュー作、『バーチャファイターリミックス』[SS]をプレイです。

1995年6月か、上記ソフトの同梱版で購入したのが、セガサターンとの付き合いの始まりなので。

 通常のVFは、流石にカクカクし過ぎて、格ゲー好きでも触手が動かなかったのですが、リミックスをCMを見た時───それはもう、欲しくなりましたよ。

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 セガサターンは付属のパッドコントローラーが《良すぎました》よね。

NEOGEOに入っていた時期なので、格ゲーはアーケードスティックでプレイだったのですが、セガサターンパッドがボタン配置共に素晴らしく、VFが3つボタンという事もあり、パッド・パッドでプレイしてしまった。

 その影響で、サターン以降での別ハードにおけるVF移植作品については、パッドが良くない⇒アーケードスティック、あれっ、思った通り操作できない(ストレス)。。。に陥ったので。

 さて、次はCAPCOMさんのポリゴン格ゲー『ファイナルファイト リベンジ』[SS]をプレイです。

ハード末期のポリゴン能力は・・・・・・なんで、技術が劣化するの!!(『DEAD OR ALIVE』、グラフィック凄かったじゃん。)

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 もろもろ"はっちゃけた"演出は嫌いではないのですが、サターン最後の有終の美を飾って欲しかったです。

 次もサターンというか、当時の次世代機ならでは──と思った作品かな、まさかの実写取り込みアクション、『新・忍伝』[SS]です。

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昔、最終面まで行けた記憶が・・・・・・ミサイルを抜けられなくて、放置状態。なので、どっかで集中してクリアに努めたい作品。

だって、合間合間で挟まれる実写ムービーが──何故か、嵌る。

 最後は、これぞセガサターンともいうべき!?X指定ソフトで締め。

『アイドル麻雀ファイナルロマンス2』[SS]です。

 まあ、サターンの同ジャンル最高峰はスーチーパイⅡかと思っています。スーパーリアル麻雀PⅤとどっちが先のプレイだったかなぁ。

PⅤをプレイした時は、こんなものだったんですね・・・レベルの感想でしたが、スーチーパイⅡはその丁寧な作りに脱帽しました。

 話を戻します。実は『アイドル麻雀ファイナルロマンス2』は、セガサターンが初プレイじゃありません。

 NEOGEO-CD版が初プレイだったんですよ。丁度、NEOGEOカセット⇒CD⇒カセット戻しの戻し前で、えっ、NEOGEOで脱衣麻雀!?まあ、アーケードメインだから、それもあるか。

 結構、喜んでプレイしたんですよね。ただ、その後のアニメーションする作品と比較すると一枚絵スクロールは寂しくて・・・・・・。(『~R』は、何故か音源が劣化していたのが残念)

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開発がビデオシステムさん(NEOGEOだとソニック ウィングスシリーズ)だったからなのでしょう。

 難易度は下げたのですが、一気にゲームクリアまでプレイしてしまいましたよ。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『盤面の敵』読破

 「エラリー・クイーン」著、警視の父を持つ探偵小説家「エラリー」が館で発生した連続殺人事件に挑む本格・・・・・・いや、違ったサスペンス小説です。

~はあ、どうしちゃったのよ、本当に。~

 ここ最近、読んだ著者シリーズは(私的には)ハズレが多くて、まいった、まいった。

館の見取り図、犯行前に送られてくる印刷物の絵─── 一体、どんなトリック/騙しが仕掛けられているんだ~~~えっ。。。

 この手の真相作品には<触れに触れている>ので・・・でも、初遭遇だったとしても、はぁ~と溜息をつく結果となっていたでしょう。

 国名シリーズの頃と比較して、登場人物達の動きというか描写でかなり読み進め易くなっているのが救いでした。

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 富豪の残した莫大な遺産・・・・・・ヨーク館に住み続ける事を条件に毎年、十分な配当が入る四人の相続者達。

とある日、各自の住処を模した形の印刷物が送られてきて──。

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 ガイドを埋めるまで読み進めるけど、、、まいった、まいった。

『エラリー・クイーン完全ガイド』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『黒衣の聖母 山田風太郎傑作選 推理篇』読破

 「山田風太郎」著、推理篇とありますが、まあ、ミステリーといった方が適切かな、短篇集です。

以前に読んだ著者の作品での解説などにて、初期は(当時の)"探偵小説"から入った──とは知っておりました。

 そんな作風の探偵小説を書くのだろう、と気になったので手に取りました。さて、感想は──

~"衝撃デジャヴ"!!を受ける作品多数~

 著者らしい、私が漫画化された作品などで知っている、イメージしていた作風の内容となっておりました。

<デジャヴ>とあるのは、後に色々な作家さん達が繰り広げたのか、記憶にある既知の「ネタ」──の原点というか原石に出逢ったような"お話"と感じた事からです。

 凄いね、著者は。当時、一人でこれだけの着想を得て、表現していたとは。

 舞台は終戦間近や終戦直後、性(さが)、殺伐、狂気──諸々が這い回る世、後味の悪い作品ばかりですが、うん、強烈な作品群。

さて、収録されている作品は以下の通り。

■戦艦陸奥

■潜艦呂号99浮上せず

■最後の晩餐

■裸の島

■女の島

■魔島

■腐爛の神話

■さようなら

■狂風図

■黒衣の聖母

陸奥の話など戦中の事件などに詳しい人には、もっと強い印象を与えてくれたのでしょうが、私はサッパリなので。

ちょっと"推理"する作品は少なくて、その点が残念だったかな。それとも<これぞ山田風太郎の推理小説だ!!>と受け取れば良いのか。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月 9日 (日)

【書籍】『ストロベリーナイト』読破

 「誉田哲也」著、「姫川玲子」警部補&"色々な"同僚(≠仲間でない、一部敵対というか競争あり)達が難事件に挑む"ショッキング・エンタメ"警察小説です。

 名前は知っていました、また実写化されているのも。でも、どこかで記憶が混線したのか「竹内結子」さんではなく、「篠原涼子」さんのイメージで、"うっすら"レベルでしたが。

 実写化されたし、タイトルも知っている、期待を込めて読み始めたのですが・・・・・・

~あれっ、私、北欧ミステリーで麻痺している?。いや、やっぱり本作に出逢うまでの経験値が影響しているか。~

 やはり既に経験した体験では、驚きが少なくなってしまう、のは必然です。

 本作がこの手の題材、真相、展開に(ジャンルを問わず)経験する前だったら、確かに強烈なインパクトを残したでしょう。

経験した後だと・・・・・・確かに登場人物達はイメージできるほど魅力的だけど、サスペンス小説としては・・・・・・が正直な感想です。

 シリーズが続いていっているだけに<登場人物達の魅力が肝>が狙った所に嵌っているのでしょう。

 <映画的な読み易さ>があります、パッと2時間のサスペンスドラマor映画を見た感じのような。

もっと重くドロドロと読み進めにくいイメージがあったのですが、意外でした。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『スティーブンキング シャイニング エピソード1』を見た

 「スティーブン・キング」原作、そして製作総指揮&脚本、監督は「ミック・ギャリス」、"輝き"を持つ少年ダニーを「コートランド・ミード」、父母を「スティーブン・ウェバー」「レベッカ・デモーネイ」が演じる幽霊ホテル!!ホラー・サスペンス映画です。

 ついこの前に原作小説を読んで「スタンリー・キューブリック」監督&「ジャック・ニコルソン」主演の映画版は、《原作小説本来の怖さ&面白さ》を損ねているとは言わないけれども、全く違う方向に映像化していたんだなぁ~と痛感。

 原作そのままに映像化していても、いや、寧ろそっちの方が"純粋ホラー"を楽しめたのでは──と思っていた矢先に出逢いました、本作に。

 3面で1面90分、270分モノの長さ!?。テレビスペシャル放送とかで放送した作品なのだろうか。

でも一番、吃驚したのはDVDって、両面盤もあるんだ。3面なんだけど、ディスク2枚──新品で購入したのですが、欠品かよ、と心配しました。

 2枚のうち、一枚はパッケージ?がなく、両面ともに読み取る部分です。内側円周にSIDEやPART説明が刻印されているので、PART1(エピソード1)を見る場合には「PART1」が上になるように挿入でOK。

 さて、まずエピソード1、最初の90分を見た感想です。エピソード1はスズメ蜂の巣エピソードまで。

原作を<完全忠実>って訳ではないのですが、いくつかテンポを良くする為に場面や構成を変更したり──はあります。

 加えて【コテコテの幽霊演出】(要はポルターガイスト現象)があり、シンプルながらも、「これこれ、この幽霊屋敷・・・違った、幽霊ホテルを見たかったんだよ」を見せてくれています。

 期待通り──キングの古典的だったホラーを近代に合わせて、身近な怖さで味合わせてくれる、が魅力なので。

 「ダニー」にしか見えない友人「トニー」が年齢的に小説を読んだ時の私のイメージとは大分異なりましたが、屋敷やその風景、庭などの描写も含めて、まさに【小説通り(忠実)】な実写化作品だ──と感じる内容です。

 続きを見るのが楽しみです。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月 5日 (水)

【書籍】『優等生は探偵に向かない』読破

 前作『自由研究には向かない殺人』は必読のシリーズ第二弾、女学生「ピップ」がSNS等の情報網+持前の行動力にて事件を捜査する、サスペンス小説です。(前回は、傑作謎解きミステリと記載したのですが。)

~その捜査手法は楽しめたのですが、その真相にはガックリです。~

 前作で全部、出し切ってしまったのかなぁ。前作にて本作に繋がる伏線を描いていただけに、当初から第二弾の構想はあったと思うのですが。

あからさまなミスリード、んっと気づき易い"線"、そして唐突過ぎる"線"──これはちょっと謎解きとしては楽しめないよ。

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 前回の事件にて、"探偵"はもうしない、と誓ったはずが、友人である「コナー」、その母親の悲痛な姿に耐えられず、人探しを行う事に。

時間が刻々と過ぎる中、手掛かりを求めて、情報収集に乗り出す!!。

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 シリーズ四作が既に邦訳されているのに、まさか二作目にて(私の中では)大失速するとは・・・・・・残念な結果となりました。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『僧正殺人事件』再読

 「S・S・ヴァン・ダイン」著、素人探偵「ファイロ・ヴァンス」が活躍する、見出しの日時などにて"現実感"を存分に醸し出しての本格を味合わせてくれるシリーズ、推理小説です。

~タイトルと犯人は、記憶に強く刻まれているのに。肝心の事件の内容は・・・・・・。~

 「童謡、見立て殺人」の開祖──ともいうべき作品のようですが、今、こうして著者作品を再読していくと・・・・・・圧倒的に前1~3作の方が面白かった、との感想です。

 "僧正"という聞きなれない言葉で、タイトルが耳に残りますが、『ビショップ殺人事件』だったら、タイトル&犯人まで忘れていたかもしれないです。(初邦訳時、チェスがあまり馴染みが無さ過ぎたのかな、素直にビショップ~とのタイトルではなかったのが不思議。)

 見立て殺人と不気味感は漂うのですが、背景というか犯人に到達する道が"ストレート"過ぎて。。。。。。また、後半の犯人像に対する"蘊蓄"が長い、長いで、面白さを大分、損なっている気がしました。

 うーん、ここに来て残りのブログ未記載作品を再読するのが怖くなってきました。何故って、全く内容を憶えていないので、箸にも棒にも掛からぬ作品だったのかなぁ~と。

表.[ヴァン・ダイン]全集
作品名
ベンスン殺人事件
カナリア殺人事件
グリーン家殺人事件
僧正殺人事件
カブト虫殺人事件
ケンネル殺人事件
ドラゴン殺人事件
カシノ殺人事件
ガーデン殺人事件
誘拐殺人事件 
グレイシー・アレン殺人事件
ウインター殺人事件

(記:スッタコ小僧) 

【ゲーム】NEOGEO三昧

 時間が取れない中、短時間でも"ゲーム"、そして熱くさせてくれる(私にとっては)!!、一番の気分転換ハードです。やっぱ、好きだなぁ。

まずは『餓狼伝説スペシャル』[NEOGEO・ROM]、「ビリー」でプレイ。思わず、「ベア」のファイヤーブレスに反撃しようとして、"残りっぺ"に引っ掛かって燃やされる!ハプニングはありつつも、安定して「ギース」までは届くようになってきました。

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超必はもとより、ライン飛ばし攻撃や諸々、楽しめました。

 次は開発元「ビスコ」さん曰く難度は低め(本当?)シューティング『アンドロデュノス』[NEOGEO・ROM]をプレイです。

武器のパワーアップがランクダウンしてしまいますが、Aボタンショット溜め押し"スペシャルウェポン"の使い所が肝!!と分かってきました。(強敵、難所で決めて使う事が大事!!)

 順調に進めていたのですが・・・・・・もう、テレビの録画開始による右下ポップアップ通知、本当に何とかならないか、全く。なんでそんな仕様にしたんだよ。。。

 最後は『ワールドヒーローズ2』[NEOGEO・ROM]を「マッスルパワー」でプレイです。

 序盤の苦手な「C・キッド」については、飛び道具返しを行う、じっくり&慎重プレイが功を奏したのか、すんなり。

でも、後半の「ジャンヌ」に連敗、ビンタ投げで大量に体力を減らされて、これは無理かなと思いきや、超ドロップキックからのコマ投げ(トルネードブリーカー)を面白いように喰らってくれる。

 おおっ、最後の「DIO」戦まで到達。一回敗退するも、「マッスルパワー」だとvs.DIOは楽なのか、エンディングまで見る事ができました。

ただ、コンティニューしたので、残念ながらスタッフロールは見れませんでしたが。

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(記:スッタコ小僧)

【書籍】『楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選』読破

 長編アニメ映画『楽園追放 Expelled from Paradise』のアンソロジー・・・ではなく、脚本担当「虚淵玄」さんが影響を受けたSF作品をまとめた短編集です。

 アニメの方は見たんだけどなぁ、記事を載せてなかったか。一時期、ほとんどアップできなかった時に見たのかな。

丁度、「虚淵玄」作品に衝撃を受けていた頃で、とても楽しみに視聴したところ・・・・・あれっ、との感想だった作品と記憶しております。

 なので、上記のアニメ作品に関連したアンソロジーではなく、「虚淵玄」+「大森望」編で、和洋問わずに色々なSF作品をまとめた短編集で助かった──というのが正直な感想です。

 さて、読んだ感想ですが、「意外と読み易い、スラスラ進む」「うわっ、難解、読みづらい、読むスピード激減」「おっ、何だか分からんが、テンポが良い、イメージし易い」等々。

 《色々なモノが詰まったSF短編集》を読んだ時、王道らしきものから奇抜なモノまで、「ああっ、SFを読んだ。」という実感を"ありあり"と感じる事ができました。

 さて、収録されている作品は以下の通り。

・ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃 Burning Chrome』

・ブルース・スターリング『間諜 Spook』

・神林長平『TR4989DA』

・大原まり子『女性型精神構造保持者』

・ウォルター・ジョン・ウィリアムズ『パンツァーボーイ Panzerboy』

・チャールズ・ストロス『ロブスター Lobsters』

・吉上亮『パンツァークラウン レイヴズ』

・藤井太洋『常夏の夜』

 俄然、吉上亮さんのシリーズ作品を読みたくなってきました。

(記:スッタコ小僧)

 

2024年6月 2日 (日)

【映画】『ヘラクレス』再見

 2015年作品か。出演者に力を入れただけの"B級"大作映画───と思いきや、この頃の映画って、やっぱり映画・映画"感"はあるよね。

前回記事の映画とは大違い、少なくても"しっかり"映画を見た感じにはさせてくれる。

 別に前回映画の口直しではないです、ただ同じ時期にテレビ録画しており、容量を空けようとね。

主演「ドウェイン・ジョンソン」とタイトルより、"神話の試練"をド派手&マッチョアクションで映像化してくれているだけだろうから、何も考えずに"ながら見"で楽しめるかな、と。

 見始めて後半の展開を思い出し、再見だったのは誤算でしたが──。

 「ブレット・ラトナー」監督、丸坊主の印象しかなかったので当初は「えっ、ヘラクレスを演じるの?」と思いましたが、成程、"スタイル"は肉体と共に髪も合わせている「ドウェイン ・ジョンソン」さん。

 予想通りの神話の逸話による戦い場面をメインに続くと思ったら、ストーリー展開が誤算も誤算(良い方に)、成程、こう持っていく作品だったのか。(再見なので驚きは減少してますが、戦いなど映像は良く、テンポも良いのでスラスラと視聴。)

 安易にマッチョ俳優を配置した派手派手アクションかと思っていた所に、意外にストーリーも良質なアクションを繰り出してくれたので、大いに楽しめましたよ。

(記:スッタコ小僧)

【映画】『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』を見た

 前作が最終作ではなかったんだ、「コリン・トレボロウ」監督、「クリス・プラット」主演・・・でもないか(終盤目立たなさ過ぎる)、恐竜パニック・アクション、パース3部作からのワールド三部作の今度こそ最終作でしょう。

 前作の結末から一体、何やるの?と思ったら、《オールスター出演》(人間側も恐竜側も)の回でした。

そりゃ、付け焼刃のストーリーになるよね・・・。

 人間側は"懐かしい"顔ぶれ、恐竜側は・・・・・・すいません、詳しくないので分かりませんが、"分かっている"知識人であれば、「おおっ」といった顔ぶれだったのでしょう。

 まあ、恐竜に詳しくなくても、まさに役者さんと一緒に躍動する恐竜達、本当にリアル・・・・・・ですが、それと映画が面白いかは別問題。

 なんだろう、ドキドキハラハラしないんだよね。ショッキングな映像を繰り出していないから──ではなく、角度?演出?安全が分かっている娯楽アトラクションを見せられているみたい。。。

 評判が悪いのは分かってましたが、ワールド1・2作目は見ているし、放置して三部作最後の作品を見ないままにするのはなぁ~で期待を込めず見た作品、その通りだったのですが、長丁場の作品だけに「時間を無駄にした。」のダメージがデカいな、こりゃ。

 ストーリー的にも映像的にも、いまいち印象に残る部分がなかった本作、一体、何を撮りたかったんだ。。。

(記:スッタコ小僧)

 

【映画】『少林寺木人拳』再見

 「チェン・チー・ホワ」監督、「ジャッキー・チェン」主演で贈る"シリアス系"カンフーアクション、王道修行パターン+異色の師弟関係で魅せてくれる作品です。

 私の中では【ジャッキー映画で好きな作品No.1、2は?】と聞かれたら、『拳精』と本作と答えるでしょう。

『拳精』よりは視聴回数が少ないと思う本作、思い出を美化し過ぎているかな、前回の洋ゲー実写化におけるカンフーアクションが物足りなかったので、それを埋める為に積みBlu-rayの一作である本作をだったのですが───

~いやぁ、埋めてくれました、ただ、序盤の演武は長過ぎ!!と心配しましたが、始まると記憶に残っている通り。各場面、場面について鮮明に憶えているにも関わらず、再見でもやっぱり面白いんだ、と驚き。~

 "しゃべり"とコミカルさが魅力の「ジャッキー・チェン」に、"しゃべらない"青年役を割り当てて、熱血修行&成長モノとして、ここまでうまく当て嵌めるとは。

 諸々、"パロディ"が後世まで、色々なジャンルへ展開されているのが、今見ても実感できる力強さの作品でした。

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 幼い頃、父親を特徴的な技を使う覆面の男に殺された少年。

強くなりたくて、少林寺に来るも、水汲み&薪割で拳法を教えてくれない。。。

 純粋で熱心な少年⇒青年を見て、幾つかこっそり教えてくれる人、そして洞窟の中で鎖に繋がれた男との出逢い・・・・・・メキメキと強くなっていく。

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 何か見ると元気がでるなぁ、カンフー映画。

(記:スッタコ小僧)

2024年6月 1日 (土)

【ゲーム】ドリームキャスト三昧

 今回の本命プレイは後述のホラーアクションなのですが、まずはアーケードスティックを動かしておこうと大好きなジャンル格ゲーをプレイです。

 普段、取り易い所には3rdの方を出してあるのですが、初代の背景変化などの演出感を味わいたく『ストリートファイターⅢ Wインパクト』[DC]で、初代を「リュウ」でプレイです。

 オープニング、そしてVSの一枚絵・・・・・・もう少し見所があったらなぁ、ちょっと盛り上がりに欠けます。

また、ラスボスまで試合数が少なくて寂しい、6戦って普通か、何故か画面が物凄く寂しく感じるのですよ。

 まあ、初代をプレイして、Ⅲのブロッキングシステムの"良さ"を感じる事ができました。「リュウ」でプレイしているとコマンド方向にブロッキング方向にレバーが入り、たまたまタイミング良かったのか、意図せずブロックキング発生で<その面白さ>を実感です。

 また、全く使ってなかったスーパーアーツ「雷刃波動拳」を選択、成程、この仕様に取り憑かれる人がいるわけだ。

初めてⅢに触れた時、おっプロレスラーキャラだ、そして主人公らしい──で「アレックス」から触り始めたのは失敗だったかな。

 素直にオーソドックスキャラ「リュウ」でプレイしたら、一発一発の重み、そして新システムの面白さの一端が容易に味わえ、入り易かったのかな・・・と思いました。

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・・・ただ、新キャラがね、特にラスボス、「一体、誰だよ。。。」と一人プレイだと非常に盛り上がらず、クリアしてエンディングを見たいという意欲が強く沸かないんだよね。

 今回も途中、「いぶき」と「ケン」で敗退してコンティニューするも、ラスボス「ギル」には負けても───そのままゲームオーバーを選択してしまったので。(キャラはもう我慢するとして、せめてBGM、もしくな試合前の演出などで盛り上げて欲しかったなぁ。)

 3D格ゲーもプレイしておこうと『ファイティングバイパーズ2』[DC]を「ハニー」、EASYでプレイです。

どうもセガの3D格ゲーって慣れないのか、普段は格ゲーでは滅多に実施しない難易度下げをしてしまうのですよね。。。

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 思ったように投げ技が出ないなぁ、昔は苦労してなかったとも思うのですが。。。「ゴートゥヘヴン」が壁へ振る投げに化けてしまうので、「S.P.K」ばかり狙うように。

 まあ、EASYだったので、コンティニュー数回しましたが、スタッフロールまで今回、観ました。

 さて最後は本命、ジャンル「バーチャルホラーランド」、『イルブリード』[DC]、アクションゲームです。

以前、少しプレイして放置状態。ただ、この前に『ブルースティンガー』をクリアして、その後に本作を開発したのが社名を変えた同会社だと知る・・・・・・『ブルー~』はそんなに良作って訳ではありませんが、クリアした想い入れがあるのか、何故か同会社開発作品に対して好感度アップ、今回のプレイ再開(初めからを選択だけど)となりました。

 ジャンプって、このちょっとの段差部分を登る為にあるんだ・・・・・はあ、「アイテムセンサー」を見逃していたよ、それじゃぁ、後半に諸々回復系アイテム不足になるはずだ。

 きちんと読んでなかった、攻撃手段が出来たら戦闘では逃げるよりも、戦って倒した方が良い・・・・・・バトル勝利でアドレナリンをプラスしないと、ガス欠状態⇒トラップを見破るホラーモニターが使えず進めない。

 連続攻撃できるけど、基本はヒット&アウェイ、連続技を最後まで出し切るのはNG・・・・・・というか、敵が攻撃を当てても怯まずに(無視?)攻撃を振ってくるので。

 「ぷるぷるぱっく」、もう少し振れても良いのでは───もったいない。

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 まだ、1アトラクション目《死をよぶホームラン》、そこで窓から~で「心拍数255オーバーのショック死」とスパナ持ちの化け物に「出血量100による失血死」を喰らいました。

 でも、楽しかった、今後、継続してプレイして行こうと思います。(ドリキャスをプレイ時には。)

(記:スッタコ小僧)

 

【映画】『モータル・コンバット(2021年版)』を見た

 「サイモン・マッコイド」監督・製作、おおっ、「真田広之」さんに「浅野忠信」さんもハリウッドかぁ──「ルイス・タン」主演で贈るバイオレンス格闘アクション映画です。

 今は技術発達によりポリゴンですが、初期は"実写"取り込みが特徴だった対戦格闘ゲーム、前回のレガシーで不完全燃焼だった"熱"を発散させてくれると良いのですが。(公開?配信?時の宣伝映像では、期待を大きく膨らませる内容だったので、楽しみ!!)

~"しゃべりすぎだ"(劇中の「浅野忠信」さん演じる「ライデン」台詞"~

 敵味方共に<説明の台詞>が多くて、長い・・・・・・なんとか演出や動きある映像付きに出来なかったのか。。。会話劇を楽しむジャンルではなかろうに。

 グロとスプラッタは各個人の好み、まあ、本シリーズを好きな人は原作ゲーム通りの演出で楽しめたのでしょう、まあ、その点は良し。(私はXBOX360でプレイしているモノは苦手で。。。)

 格闘部分も、なんだろう<微妙に"止め/スロー絵">の選択が悪い・・・・・・、格闘映像を盛り上げる為に焦点を当てたポーズやら"絵"なのですが、映えないのモノが多かった。

 その辺がチープというか、格好悪く感じてしまうのですよ、映像技術的には過去の作品より格段に優れているのにね。(BGM(テーマ曲)も重低音が効いてなくて、ノリに欠ける。)

 あと主人公(?)「コール・ヤング」(「ルイス・タン」)の奥義、もっと何とかなりませんでしたか、金色の「マッチョスーツ」(実際は鎖帷子のような鎧)に武器はトンファーって、えっ。。。

 「サブ・ゼロ」(「ジョー・タスリム」)と「スコーピオン」(「真田広之」)、その他面々の格闘は見物でしたが、少し基本的な地上戦ばかりで終盤は少し退屈になってきた感があります、もう少し"はっちゃけた"演出&映像を楽しみにしていたので。

(記:スッタコ小僧)

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