【書籍】『シャイニング』読破
「スティーヴン・キング」著、近代"ホテル"を舞台にした《幽霊屋敷》モノ、ホラー小説です。
正直、舞台を洋館としたゴースト物は怖くない・・・まあ、日本人なので洋館独特の雰囲気(装飾や小道具)が"ピン"と来ないのだろうなぁ。
やはり自身の経験や記憶で、その場(雰囲気含む)が想像できた方が恐怖を感じるので・・・・・・。
本作を実写化した「スタンリー・キューブリック」監督・「ジャック・ニコルソン」主演の映画は、とある場面を描いたパロディで知り、実際に映画版を見たのは大分後です。というか、最近のはずなのに、あれれっ、ブログに記載がない。
映画版は、確かに独特の雰囲気でとても印象に残る作品でしたが、歳の影響もあると思うのですが、ぶっちゃけ怖くなかったです。
また吹き替えで聞き逃しか、字幕をきちんと見てなかったのか、タイトルである"シャイニング"の意味も本原作を読むまで把握できてなかった。。。
後半にブログ記載順で私が読んだ/(実写化されて)見た著者作品の感想へのリンクを貼りますが、私の中では「その知名度の割には、そこまで──」という感想を持つ小説家さんでした。
でも今回、著者の三作目、本作を読んで《やっとその本来の凄さ》が(私の中で)感じ取る事ができました。
【キングの精髄この一作にあり!】との宣伝文句に納得です、近代・独特の能力&展開を含めたストーリー、成程、これが"キング節"かと。
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癇癪にて仕事を馘になり、家族と共に冬に閉ざされるリゾートホテル「景観荘(オーバールック)」の管理人として過ごす事になった「ジャック」。
現在は仲直り──癇癪が起こした事件で離婚も考えていた妻「ウェンディ」、"かがやき"と呼ぶ能力を秘めた少年「ダニー」。
厭な予感、そして"友人トニー"の警告に怯える「ダニー」・・・大好きなパパの為、その不安を押し殺して過す事に──。
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著者の作品でブログ記載した感想へのリンクを記載順で。
『夜がはじまるとき』、『夕暮れをすぎて/夜がはじまるとき』、『第四解剖室』、『任務の終わり』、『呪われた町』、『スタンド・バイ・ミー』
また、著者原作の映画化作品の感想も同様。
『アトランティスのこころ』、『ミスト』、『デッドゾーン』、『シークレット・ウインドウ』、『ニードフル・シングス』、『クリスティーン』、『セル』
(記:スッタコ小僧)
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