【書籍】『最後の一撃』読破
「エラリー・クイーン」著、小説家兼探偵「エラリー・クイーン」がまだ"探偵駆け出し"の頃に遭遇した事件を後に解き明かす推理小説です。
~はぁ、シリーズ全作品が新訳されないのが分かったような気がする。。。~
読者への挑戦状も挟まれているだけに"贈り物"の謎、相当期待したのですが・・・・・・。
構成、ストーリー建ては相当良いんだけど・・・1905年の事件の要因、1929年の年末・1930年の年始にかけての事件発生、そして1957年の種明かしと。
やっぱり残念なのは、謎の肝が【内輪ネタ】のように感じてしまう事。これでは楽しめないですよ。
まあ、お国柄も関係してくるかもしれないけど、うーん片方は許容できてももう片方は──やっぱり、許せない。
私は本作初読と思っているけど、過去に読んでいたとしたら「そりゃ、すっかり忘れているよ。何もかも。」と思える内容なので、再読でも驚きません。
最後に著者の作品一覧と感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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