【映画】『未来警察』再見
原題『RUNAWAY』、監督・製作・脚本「マイケル・クライトン」、主演「トム・セリック」のSFサスペンス・アクション、【私の中ではお宝の一本】である作品です。
英語表示および発音が整理されていなかった頃か、パッケージの監督名は「マイケル・クライト」・・・・・・まあ、最初に見た当時はあまり監督名を意識するような事はなかったので、気づかなかったかもしれませんが、まさか『ジェラシック・パーク』等、SF小説作品の著名著者が監督だったとは───知った後だと「道理で。」と納得のSF作品です。
大好きな作品で昔は結構、テレビ再放送されていた映画だと思うのですが、最近は"めっきり"放送されなくなり残念でなりません。
まあ、昔のSF作品は特撮技術的には<今>に到底、及ばない事が多いので放送しづらいとは思うのですが。
私も今回の再見に踏み切った時、<昔の記憶を美化>しており、今見たら相当"劣化"するのではないかと心配していました。
~でも、見てみると杞憂、やっぱり本作、とても面白い!!。SF大好きっ子には堪らない作品でした。~
今では王道展開というかSF作品の基本中の基本とガジェットが詰まりに詰まった内容です。
農業ロボ、家庭用ロボの暴走、不審な殺人チップ。ドローン、標的を自動追尾する銃、ロボット運転手、蜘蛛型殺人ロボット──これこれ、これだよ!!。
見ていて記憶が戻ってくる、先が分かるも面白い。
BGMも好きだし、カメラワーク・・・自動追尾弾視点やカーチェイスでの追尾爆弾ロボット視点、スピード感もあり今でも映像的に楽しめる作品でした。
なんで、大ヒットしなかったのだろう。。。安易な邦題のせいか、それとも「えっ、なんでそんなにスタッフロール部分で長く」の"いらん"ロマンス部分の影響か。
もしカップル層を狙った映画だとしたら、確かに失敗するよな、そりゃ。(主人公は渋い”おっさん"だし。)
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近未来、ロボットに関する事件を扱う特別班で働く、高所恐怖症のベテラン「ラムジー」(「トム・セリック」)と新規に配属された「トンプソン」(「シンシア・ローズ」)。
立て籠もり家事ロボットの暴走事件を解決するも、そのロボットから不信なチップが。また、救出した赤ん坊の父親が現場からいなくなり行方不明に。
事件を追跡していくと──いやいや全く隠れない凶悪犯「ルーサー」(「ジーン・シモンズ」)、現る!!。
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ストーリー的には単純明快・・・過ぎるよ、「ルーサー」さん、顔出し過ぎ、しかも典型的な悪人顔というか目つき演技で<まさにヴィラン>。
諸々ツッコミ所も楽しく、「電波拡散スーツ、もっと格好良いデザインにできなかったのか。」「なんで、そんな所にリセットボタンが。。。」等々、監督は意図していないかもしれませんが、微妙な<笑い>も癖になる、私にとっては【SF映画No.1】に匹敵するぐらいの作品となっています。
今回、視聴して【全く色褪せてなくて】良かった、本当に楽しい映画視聴となりました。
(記:スッタコ小僧)
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