【書籍】『運命の裏木戸』再読
「アガサ・クリスティー」著、トミーとタペンスのおしどり夫婦探偵シリーズ最終作──孫も三人、70歳の夫婦が静かに暮らす為に引っ越した屋敷で"過去の事件"に遭遇する冒険(!?)小説です。
~まあ、冒険にしては大人し過ぎる、そして消化不良感が大きく残る作品です。~
過去の事件手掛かりとの遭遇や"会話劇"は<いつもの著者通り>楽しめる部分はあるのですが、お年(主人公達も)のせいか、"冒険"部分が本当に薄め過ぎていて。。。
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引っ越した先で、前の屋敷住人達の本も含めて整理中。ついつい懐かしい作品について片付けを止めて読んでしまう「タペンス」。
とある本の中にメッセージを見つける・・・えっ、彼女は殺された!?。
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著者の作品にしては結構、文量的には量が多い方なのに、あれれっ、中身が薄すぎる。。。過去作品というか、二人が関わった過去事件に関する話が多数出て来る事から、シリーズを一気読みして、「あっ、この人は」と登場人物達について良く分かるようになっていたら、もっと楽しめたのだろうか。
さて、最後にシリーズ一覧・過去感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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