【書籍】『ハートに火をつけないで』読破
「ジャナ・デリオン」著、《ワニの町へ来たスパイ》シリーズ・・・命を狙われる事になり、内通者問題もある為、田舎の町へ身分を偽ってしばらく"普通に静かに"暮らす事を強制された秘密工作員「フォーチュン」──が怒涛の事件発生に連続で巻き込まれる、コメディ・アクション・サスペンス作品です。
コメディを頭に持ってきた事から分かるように、本作の醍醐味は「湿地三人組」(本書の原題であるSWAMP TEAM3)のまさに往年のドリフコント(女性版)のようなやり取りと活躍(!?)です。
現代、いつの頃からは"〇害"という言葉が記事とか普通に使われているのを見て、変わったなぁ、諸々"意識"は高くなっているはずなのですが、なんだろう──殺伐?ではないけど、モラル・徳とも違うけど、、、普通に使われるんだ、発言するんだ、あの用語を。。。(と当初、感じてました。今では慣れてしまっている点が怖いよ。)
そんな中、本作では活動的で色々"溢れる"「アイダ・ベル」「ガーティ・ハバート」、現地のおばあちゃんズ"大暴れ"が本当に面白く、楽しめる──稀有な作品です。
邦題から分かるように今作は主人公「フォーチュン」と保安官助手「カーター」とのロマンス進展に力が入ってします!!。
自身のお店を持つ夢に進む現地カフェ店員であり、「フォーチュン」自身にとっては珍しい"女友達(普通の!!)"「アリー」の窮地に伴い、ロマンス中断が多々入りますが、全編を通していつものノリで楽しめる内容となっています。
最後にシリーズ感想へのリンクを。第五弾と本書、順序逆に読む事になりましたが、第一弾が2-3弾後になった時に記載した通り、全然大丈夫。
『ハートに火をつけないで』(本書)
(記:スッタコ小僧)
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