【書籍】『ドラゴンの歯』再読
「エラリー・クイーン」著、友人「ボー・ランメル」と私立探偵社を営む事になった「エラリー」、"将来、事件を依頼する!?"と大物依頼人、そして事件の渦中へ──推理小説です。
~著者、どうしちゃったんだろう。~
ロマンスや冒険、サスペンスを絡めるのはハリウッドからの復帰後だからなのでしょうか。
その点は良いとしても、何だろう、このマッチポンプというか、探偵側による"ミスリード"は・・・・・・。
読者の方は騙されていないというか、違う方向に推理しているのに肝心の主人公「エラリー」、探偵様が間違った方向へ得意顔で推理を披露されると・・・・・白けてしまうよ。
タイトルの"ドラゴンの歯"に纏わる逸話というか例え?も、全く"しっくり"来ず、事件内容と真相も多数の推理小説に触れている人には直ぐに到達してしまう。
犯人を絞り込む謎解きというか、論理&解答も・・・・・・意外さや盲点を目指せ!とは言いませんが、あまりにも"あからさま"というか、簡単過ぎて拍子抜け。。。
新訳が出ない一部の著者の作品群──成程ね。
さて、最後に著者の作品一覧と感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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