【書籍】『ミン・スーが犯した幾千もの罪』読破
「トム・リン」著、異色の西部劇!?いや中国系殺し屋のクライム・サスペンス!?いやいやアクションや、えっ、異能力を持つサーカスの面々って──まさに"異色"の作品です。
「アンドリュー・カーネギー・メダル受賞」・・・まあ、初めて聞いた賞ですが、賞受賞の宣伝文句と文量が少なくて「スカッ」と読めそうだったので手に取りました。
~ストーリー展開は良くある復讐譚なのですが、登場人物達がぶっ飛んでいる、本当に"主人公"以外が。~
アクション担当は「ミン・スー」なので、主人公を見失う事はありませんが、預言者と呼ばれる旅を共にする老人といい、出逢った奇術ショーの面々といい、インパクトが強すぎる!!。
「ミン・スー」の復讐相手達が霞んで霞んでしまっていますよ。
なんだろう、表現は難しいのですが"向こうのライトノベル"という感じでスラスラと読めました。
読んでいる内はインパクト強しなのですが、読み終わって記事を書いていると・・・衝撃は過ぎ去っていて、ちょっと印象が薄くなっている作品です。(まあ、記事を書くまでに映像的に衝撃のあるアニメ等、見た事が影響しているかも。読後、直ぐの記事だったら違ったかな。)
本作が著者のデビュー作との事。他にも書いているのであれば、もっと読んでみたいので、早く邦訳されることを望みます。
(記:スッタコ小僧)
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