【書籍】『チェーン・ポイズン』読破
「本多孝好(ほんだ・たかよし)」著、過去と現在──1年後の死を待ち望むOLと毒を使った自殺事件の謎を追う記者の視点で描いたミステリー作品です。
~鬱展開は嫌だなぁ、読みスピード鈍るかな・・・と思いきや、成程、こう来たか。~
内容(ストーリー)から、"暗い"ので鬱々、読書スピードも鈍るかと思いきや、展開と真相が気になり終盤はトップスピード!!。
宣伝文句の「驚愕のどんでん返しミステリー」・・・は、まあ、色々なミステリー経験者には物足りないながらも、当初の予想と異なる読後感を与えてくれた点は、うまい"どんでん返し"だったと思います。
知らない著者さんでしたが、本作<新装版>とあり、新装されるぐらいだから、相当、面白かったのかな──で、手に取った作品です。
あっ、ドラマ化とかされている著者作品もあるのですね。。。ミステリ古典再読が少し多くなってきてしまった弊害かなぁ、最近の著者さんや作品の知識が乏しくなり過ぎています。
いや、昔から結構、特定の著者に集中してしまう事が多い事も影響しているかな。本当、記憶している著者は和洋問わず、偏っているなぁ。
当時、読んだ時は初読、または諸々経験および知識不足で「ピンッ」と来なかった作品があり、再読で「ピタッ」と嵌ると”+思い出補正"もあり、楽しめる、また"ハズレ"が少ない・・・当たり前か、過去の記憶で面白かったから、再読に走っているので。
上記影響より、ここ最近、再読比率が高くなり過ぎていました。
今回のように色々な著者さん、また特定ジャンルを超えて・・・を意識しないと、"新たな"面白さを見逃してしまう事がしばしば。なので、気をつけないと。
話が脱線しました、内容について記載しようとするとネタバレ or 自分もちょっと「んっ」と思ったミスリードを助長してしまいそうで、ここ最近の読書に対する感想を記載しました。
(記:スッタコ小僧)
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