【書籍】『靴に棲む老婆』読破
「エラリイ・クイーン」著、同名の父をニューヨークの警視に持つ小説家&名探偵「エラリイ・クイーン」が活躍する本格推理小説です。
本作、正直、再読かもしれません。クイーン作品、一応、一通り、読んでいたような、いないような・・・記憶なので。
~何となく、雰囲気は憶えているし、また、この結末(真相)だったら、忘れても仕方がない、と。~
でも、本作、最後の最後にとある重要人物が登場する、まさか、そこを忘れている訳がないと。。。でも、"あっさり"おまけだし。
事件の内容、その謎解きは著者らしく「論理・論理で成程、納得。」なのですが、なんだろうなぁ、<マッチポンプで変に拗らせている>感を受けてしまうのですよ。
まあ、犯人の狙い通りなのですが、そこが面白く感じるかどうか・・・推理小説読み込み量に依存するのかなぁ、多い少ないというか、読んだ時の蓄積量かな。。。だとすると、タイミングを逃すと厳しくなる作品。
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大量生産靴で大成功したポッツ家。当初であるポッツ夫人には前夫と現在の夫で三人ずつ子供がいる。
前夫の子供は三人共に風変わりな面々ばかり。中でも長兄である「サーロウ」は癇癪持ちで、方々に喧嘩を売る困り者。
今度、侮辱を受けたら決闘だ!!で、拳銃をなんと十四丁も入手することに。
この暴れん坊を監視する為、「エラリイ」はポッツ家に乗り込んだのですが、事件発生を回避する手段を講じたにも関わらず、その目の前で・・・。
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昔に読んだ時より、今、読むと私の中では著者の作品、高評価に大きく転じたり、あまり変わらなかったり。。。結構、ブレ幅が違うなぁ、有名処は再読ほぼ完了してしまったので、この後に読む作品、心配だなぁ。
さて、最後に著者作品一覧と感想へのリンクを。
(記:スッタコ小僧)
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