【書籍】『シャム双子の秘密』再読
「エラリー・クイーン」、同名の探偵が父親の警視と共に活躍する国名シリーズ第七弾、本格推理小説です。
~内容を全く憶えていないが、著者の国名シリーズで"いまいち"という事だけは刻まれている。~
多分、今回で三度目かと思います。昔も一回、読み直すと評価が変わるのでは・・・と手に取った事は憶えているのですが、相変わらず真相と前述のネガティヴ感想は変わっていなかった。
今回、角川の新訳(表紙が"おしゃれ"?になった)版を手に取り、ここ最近の著者作品-再読結果と同様に評価が好転すると良いなぁ、と思いつつ読み始めました。
~成程、これは中々、私自身の中で高得点をつけづらいわけだ。。。~
今、読むと著者の良い意味での細かさが溢れていて、好感の持てる内容なのですが、それと作品が面白いかは別。
まあ、確かにダイイング・メッセージ系は難しいよね、自国作品でないだけでも諸々ハードルが高くなる要因がある上に。
角川シリーズでは巻末の解説にて諸々、情報提供や補足をしてくれ、作品に対してより深い認識を与えてくれます。
それでも、やはり本作は私の中の過去感想を覆すには至らなかったかな、まあ、マイナスからゼロ、いや、ちょっとだけプラスには振れたので良かったのかなぁ。
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エラリーと警視は山火事に追われて、避難した山奥の屋敷で遭遇した諸々訳あり人々。
自然に危機が迫る中、屋敷の主人が銃殺される事件が発生!!。
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さて、最後に著者作品一覧と過去感想へのリンクを記載した一覧を。クリスティー作品と同様に著者作品も一覧への感想リンクを埋めていきたいなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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