【書籍】『女を脅した男』読破
「英米短編ミステリー名人選集Ⅰ」、「ルース・レンデル」作品11編をまとめた作品となります。
こんな選集あるんだ、この後「クラーク・ハワード」「ヘンリー・スレッサー」「エドワード・D・ホック」「ダグ・アリン」「ロバート・L・フィッシュ」「レジナルド・ヒル」と続くらしいです。
うーん、「エドワード・D・ホック」と「レジナルド・ヒル」は多分、読んだ事のある著者さんだと思うけど、他が全く憶えがない・・・まだまだ推理小説、読み足りていないのかな。
本作著者の「ルース・レンデル」さんも、「名前に聞き覚えがあるけど・・・」レベル。
11編ある作品で記憶のあるものがあったら、今まで読んだ短編作品集にて触れた事があったかな──と思い出したと思うけど、該当なし。
まあ、歳の影響で忘れているかもだけど。
さて、全体的な感想ですが、
~地味というか、堅実・・・いやいや、普通の人が"魔が差して"系のドキリとさせるサスペンス味ある作品群でした。~
著者のシリーズなのかな、四編は「ウエクスフォード」という警部が活躍するもので、その他はノンシリーズ。
前述の感想はシリーズ物、ノンシリーズ物にも当てはまるので、その点が著者の特色なのでしょうか。
長編に疲れた中で、短編で"ピリリ"としたものが欲しいなぁ、と思って手に取った本書、「名人選集」に肩書に恥じない内容だったと思います。
さて、収録されている作品タイトルを。
・女ともだち
・女を脅した男
・父の日
・時計は苛む
・雑草
・愛の神
・カーテンが降りて
・ウエクスフォードの休日
・藁をもつかむ
・もとめられぬ女
・追いつめられて
(記:スッタコ小僧)
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