【書籍】『ロボット・イン・ザ・ガーデン』読破
「デボラ・インストール」著、なんだろう、ロボットと離婚夫のドタバタ・ロードムービー・・・いや、ロード小説か。
本作、邦画で実写化される前に存在を知っており、そのタイミングでは時間がなくて読めなかった。
その後、邦画で実写化されたのを知り、なんで映画化されたのだろうと、再挑戦です。
成程、旅の舞台が日本が含まれる事や、訳者あとがきからも映画化を意識、期待化された作品だったのか。
確かに登場する男の子ロボット「タング」、そのキャラは魅力的です。
内容的には珍しくはない、突然、小さな子供(赤ちゃんの場合もあり)を面倒を見る事になった育児に慣れてない男("達"の場合もあり)の奮闘──です。
若干、ロボット設定によるスパイスが効いていますが。
発生するトラブルやイベントは微笑ましいものが多数を占め、"幅広め目"ターゲットなのでしょうか、読み易いのでスラスラと楽しめました。
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両親を事故で無くし、獣医になろうと勉強していたが挫折、弁護士として忙しい妻とは裏腹に自宅で漫然と過ごす「ベン」。
そんな中、庭先に紛れ込んだロボット一体。そのロボットが根本原因ではないが、夫婦の間におけるズレを意識させ、やがて離婚。
「ベン」、一念発起して、壊れかけた部品の修理の為、ロボット「タング」の開発会社、開発者探しの旅に出発です。
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(記:スッタコ小僧)
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