【書籍】『生か、死か』読破
「マイケル・ロボサム」著、"ノンストップ・スリラー”作品・・・まさに、一時停止も許さず、続きが─展開が─気になり、一気に読んでしまいました。
『英国推理小説協会賞ゴールド・ダガー賞』受賞に惹かれて、手に取りました。
あらずじの「あと1日で出所予定だった過去最大の現金輸送車襲撃犯が、脱獄!!」・・・まあ、惹きつける内容だけど、"その一発狙い"な感じがして、本作全体に謎と緊迫感が持続するのか、心配でした。。。
~でも、そんな心配は杞憂!!タイトル通りの生か、死かの緊迫感と事件の謎が"色々な視点"から描かれて、終盤まで持続しました。~
登場人物達が"いい味"出しているんだよなぁ。訳者が脇役を主人公にした作品を著者に願っているのが良く分かる、著者も結構、そのパターンで他のシリーズを書いているらしいので。
本作の映画化はされていないのかな、結構、ピッタリな作品かと思うのですが。。。
ただ、映画とすると結構、デジャブ感を感じるストーリーや映像となってしまうかも。本ならではの視点と回想、そして独特のスピード感が味わえた作品だったので。
あまり内容に関して書けませんでしたが、2時間未満のアクション・サスペンス映画を見ている感覚で楽しめました。(実際は、もう少し時間がかかったと思いますが。)
(記:スッタコ小僧)
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