【映画】『デューン/砂の惑星 TV長尺版(1988年)』を見た
「アラン・スミシー」・・・監督「デヴィッド・リンチ」が編集された内容が気に食わなくて、「匿名監督名」とされた版。
主演は当時は驚いたなぁ、こんな"美形"の人がいるのかと「カイル・マクラクラン」、ああっ『ヒデゥン』だっけ、また見たい。
長尺版は初ですが、テレビ放送した回はブルーレイに記載のある金曜ロードショー、日曜洋画劇場の両方?少なくても一度は見ているはず、だって、私も「マニアックSF」、そしていつかまた見たい、何でテレビ放送しないの?とずっと思ってきたので。
さて、久しぶりに見た感想ですが・・・
~編集がマズイ?長尺版の影響もあるかもしれないけど、"ちょっと"記憶を美化していたなぁ・・・でも、色褪せず、原作小説を読んだ後では、色々と違った点でとても楽しめた作品となりました。~
まず、驚いたのは仇敵も含め、登場する人物達の描写・・・原作小説をあまりにも変わっていて、前回原作で感動を受けた身には、その改変に怒りが沸いてくると思いきや──思ったのは監督、苦労したなぁ、いやはやまさに「デヴィッド・リンチ」色を恐れず出したなぁ、の溜息(称賛あり)です。
自分でも意外でした、まあ、映画を先に見て、後世"マニアック"を語り継がれる"独特"のSF感が印象付けされていたからかもしれませんが。
前述の記憶美化を差し引いても、これは長尺版だけでは勿体ない、午後ロード版、吹き替え版も見なければ──と思った作品です。
また、結構、この作品、字幕版で見ると嫌に「心の中の声」が鼻につくというか、気になりました。
当時、テレビで見た時はそんなに違和感を抱かなかったので(日本の声優力のお陰?かは分かりませんが)、まだまだ楽しめそうです。
また、原作⇒本作を見て、リメイク版も気になり始めました。
おそらく、リメイク版は「原作に忠実」または「近い」内容となっているのではないでしょうか、正当SF叙事詩内容に。
「デヴィッド・リンチ」版のようにグサリと後世まで記録に残るか分かりませんが、原作に"近い"、そして今の映像技術で描いているのであれば・・・普通にSF大作として期待できます。!!
(記:スッタコ小僧)
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