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2022年8月12日 (金)

【書籍】『鏡面堂の殺人~Theory Relativity~』読破

 「周木律(しゅうき・りつ)」著、とある建築家が建てた館・・・いや"堂"で発生する事件を描いたミステリーです。

シリーズ第一作目『眼球堂の殺人』は、メフィスト賞受賞作という事で当時、読んだ事はあります。(ブログ更新を空けていた時期だったか、記事なし。。。)

トリックというか仕掛けは憶えています、ただ、凄いというよりは・・・での記憶ですけど。

しばらく本著者の作品に触れていない内に、こんなにシリーズ既刊が出ていたんだと吃驚。本作は"堂"シリーズ六作目のようです。

 堂の図面、またあらすじの"密室"などの謳い文句にて、本格推理小説っ子の期待が否が応でも高まります。

館系といったら「島田荘司」さんの『斜め屋敷の犯罪』にグサッとやられ、その後は「綾辻行人」さんの館シリーズにグサッグサッっと。

なので、本作、面白かったら、また読みたい&読まなくては─のシリーズ作品が増えてしまうなぁ、と嬉しい悲鳴を期待していたのですが。。。

~とりあえず、本シリーズ、読破は後回しというか、しばらくは手が出ないかな。~

 まあ、今更、驚かせるようなトリックが読める可能性は低い事は、心の奥底では分かっていましたよ。。。でも、まさかここまでとは、はあ(溜息)。

 別にいいんですよ、「数学最強!!」や自身を"神"と宣う登場人物が出てくるのは。

・・・であれば、それに見合う、謎と仕掛けを読ませて欲しかったなぁ、というのが感想です。

 さて最後にシリーズ一覧を・・・いや、やめておくか、たぶん、相当の間、読まないと思うので。

(記:スッタコ小僧)

 

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