【書籍】『東の果て、夜へ』読破
「ビル・ビバリー」著、殺しを目的とした旅路─英国推理作家協会賞受賞作です。
確かにクライム・ノヴェルというよりは、ロード・ムービー・・・違ったロード・ノヴェル。
残念ながら原作の方は未読ですが「スティーブン・キング」原作映画『スタンド・バイ・ミー』が漂うというか、浮かんでくるテイストがありました。
あらすじから想定はしていたけど、"推理"要素が全くなかった点が少し残念─賞名から少しは何かあるのかと期待していたのですが。
ただ、それを補ってあまりある(思ったり)"静かな"重みというか、読み応えがある作品でした。
~読んだ時期、年齢如何によっては、かなり心に残る、響く内容だったと思えるので、受賞作というのも納得です。~
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少年「イースト」は屋敷の見張り。しかし警察の捜査でしばらく組織はナリを潜める・・・。
そんな中、「イースト」の弟を含めた少年・青年達に"ある仕事"が振られる。
車で二千マイルを旅して、組織の裏切り者を仕留めろと。
長い長い車旅の始まりです。
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(記:スッタコ小僧)
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