【書籍】『モリアーティ』読破
「アンソニー・ホロヴィッツ」著、ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズ、その第二弾です。(解説を読むまで、知りませんでした。)
正直、"本家"と違うのはなぁ・・・という点が念頭にあり、中々、別著者による"復活"作品には手を伸ばしづらかった事がありました。
その考えを変えてくれたのが「ジェフリー・ディーヴァー」が描く「ジェームズ・ボンド」です。(名探偵「ポアロ」[ソフィー・ハナ]の方は・・・あれっ、記事書き忘れていたのかな、ちょっと期待外れでした。)
本作は第二弾に気づかずに、またそのライバル「モリアーティ」の方なら読んでみるかな、で手にとりました。(「アンソニー・ホロヴィッツ」さん名義にも影響を受けましたが。)
最初、読んでいた時の感想はというと・・・
~あれっ、本当にライヘンバッハ川の対決後、ええっ、全然、タイトルからとは違う展開だなぁ、と吃驚。~
繰り広げられる事件も、イギリスというよりは、アメリカのギャング抗争かと見紛う流血事件ばかり・・・事件の続き、流れが気になり読ませる内容でしたが、えー、求めていたのは古き良きミステリなのになんだこのアクション、冒険譚は。
~「ハードボイルド」作品かよ!!~
とツッコミを入れるところでした、最後まで読むまでは。
これ以上、ネタバレになるので内容に関わる感想は控えますが、成程、こう来たかで楽しめました。
著者の第一弾『シャーロック・ホームズ 絹の家』も読みたくなりました、でも「コナン・ドイル」の本家をそんなに熟読している訳でもないので、その点から手が出し辛いかな。。。
(記:スッタコ小僧)
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