【書籍】『ダブル・プロット』読破
解散?してしまったコンビ「岡嶋二人」著のミステリー、短編集です。
~久しぶりにスタンダートな推理小説が読みたくて、手に取りました・・・が、標準というよりは、あまりに平坦だなぁ。~
当初の期待には応えてくれてますが、こんなにも特色というか、驚きが少ないのが意外でした。
なんだろう、怪奇色、派手など描写と展開に起伏が激しい作品ばかり触れた事が多かった影響で、感覚が鈍くなっているのだろうか。
一冊SF本を挟んで、次の推理小説に入っていますが、本作の内容を思い出そうにも、今、読んでいる作品の内容しか思い浮かんでこない。
歳による記憶力低下も影響しているけど、流石にそれだけの問題ではないだろうなぁ。
と言ったネガティブな感想ばかりですが、読んでいた時は「・・・成程、ミステリー小説」とダレる事なく読み進めることができてました。
収録作品は以下の通り。
・記録された殺人
・こっちむいてエンジェル
・眠ってサヨナラ
・バッド・チューニング
・遅れてきた年賀状
・迷い道
・密室の抜け穴
・アウト・フォーカス
・ダブル・プロット
タイトルを記載していると「記録された殺人」「眠ってサヨナラ」「遅れてきた年賀状」の内容・結末が浮かんできました。
表題作の「ダブル・プロット」も思い出しましたが・・・こちらは、マイナス面(負の印象)で思い出しました。。。。なんで、本作を本短編集のタイトルに?。
(記:スッタコ小僧)
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