【書籍】『87分署シリーズ 電話魔』読破
「エド・マクベイン」著、87分署の刑事達・・・個々の私生活も含めて、事件を描く警察小説です。
~ああ、そうだ、こんな内容と展開だった、思い出した本シリーズの特色を。~
著者の名は良く聞くし、本シリーズ名を記憶に刻まれている・・・でも、それにしてはシリーズ作品をあまり読んだ事がない、何冊かは読んでいるはずなのに全く記憶に残っていないとは。
本作を見かけた時、まず浮かんだのが上記内容です。なので、記憶を呼び起こす為、もう一つはかなり有名な著者・シリーズだから、楽しめるだろうと手に取ったのですが。。。
~合わなかったというか、探偵・トリックに楽しさ比重を置く私には、あまりにも"淡泊"な作品だったんだなぁ、と。"
それで、記憶に残っていなかったんだ、納得です。
加えて、変に証拠物件!?というか、本作推理物にある図・表などが挟んであるのが、正直、私には"カチン"ときました。
うーん、トリック・真相到達に十二分に活かされていれば良かったのですが、"単に(警察捜査の)リアリティ"を出す演出でしかなかった・・・。
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ラスキン婦人服店に執拗にかかる脅迫電話。やがて、それは他の店にも波及していって・・・。
そんな中、発生する殺人事件。果たして、脅迫の目的、そして殺人事件との関連は如何に。。。
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終盤、別方面に盛り上がるのかと思いきや・・・まあ、確かにこの解決、本シリーズらしいと言ったら本シリーズらしいのでしょう。
巻末の「87分署シリーズ」、当初は一覧を記載しておいて、読み潰していこうかな─と思ったのですが、残念ながら今回はやめておきます。
・・・また、しばらく著者の作品には触れる事はないかなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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