【書籍】『幸運の25セント硬貨』読破
希代のストーリーテラー「スティーヴン・キング」が贈る物語、短編集です。
~思っていたより、印象に残る作品は無かった。でも、読むスピード感、続きを誘う内容は相変わらず、抜群。~
読んでいる最中には記述されている文章、浮かぶ光景のインパクトや既視感などに"あてられる"作品は多数ありましたが、読後に思い返すと正直、記憶に刻み込まれた作品は少ないなぁ、との感想です。
そこが良い点かもしれませんが、また読み返したいなぁと思った作品が無かったのは残念です。(『ジョイランド』だったけ、また読み返したいと思っているし。)
特に表題作が、えっ、これがオチ?との内容で何か凄い事が起こるのでは─と期待しただけに拍子抜けが大きかった。
まあ、でも前述の通り、絵が浮かぶ作品が多く、"迫力"─「流石、キング」と感じ取れる作品ではありました。
収録作品は以下の通り。
・なにもかもが究極的
・L・Tのペットに関する御高説
・道路ウィルスは北にむかう
・ゴーサム・カフェで昼食を
・例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚
・一四〇八号室
・幸運の25セント硬貨
・・・タイトルからも"そそる"モノが少ない。
(記:スッタコ小僧)
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