【書籍】『エジプト十字架の謎』再読
「エラリー・クイーン」著、国名シリーズ第五弾、推理小説です。
~あれっ、本作が「クイーン」初読だったかな。でも、普通はシリーズ順に読むからなぁ。。。~
いやぁ、忘れているなぁ、そのおかげで最後の最後まで楽しめましたが。
でも、なんでこんなに印象と記憶が残っていないのだろう。今までのシリーズと比較しても「首無し死体」「連続殺人」などインパクトは大なのに。
本作が著者の作品初だったら、納得かな。
オドロオドロしい、少しオカルト的が内容が入った作品は好きだし、それに絡めたしっかりとした謎と動機などを提供してくれていれば。
しかし、本作は「確かに、確かに推理問題としては今までのシリーズ作品に劣らず、そして派手な動きも絡めている」・・・だた、前述がいまいち満たされないというか、おそらく当時読んでいた作品群からすると「中途半端」と思えてしまったのではないでしょうか。
「推理問題だけでなく、そこもしっかりさせてくれと。確かに推理小説にクイズ!?も求めているけど物語としても欲しいモノがある。」
だったのではないでしょうか。
一旦、本シリーズはここで止めて、色々と他作品や他過去シリーズ再読へ進もうかなと思います。
この後の作品は、結構、その種が記憶に残っているし、正直、また読みたいと思わせる強さの作品ではないので。。。
でも、再読で印象が変わった作品は多々あるし、悩みどころだなぁ。
(記:スッタコ小僧)
« 【映画】『デルタ・フォース』再見 | トップページ | 【映画】『クリスティーン』再見 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『死刑判決』読破(2024.10.05)
- 【書籍】『最後の女』読破(2024.09.27)
- 【書籍】『魂手形 三島屋変調百物語七之続』読破(2024.09.23)
- 【書籍】『クイーン検察局』読破(2024.09.21)
- 【書籍】『宿命の地 1919年三部作③』読破(2024.09.21)
コメント