【書籍】『ギリシャ棺の秘密』再読
「エラリー・クイーン」著、国名シリーズ第4弾、時系列的には前作3作品前のまだ若い(大学卒業後すぐ?)「エラリー」の失敗含みである犯人当て、本格推理小説です。
~色々なケース、問題が提示されるが、多いせいで面白味が分散~
最初に発生した事件で"どどん"と謎と決めてとなる手がかり提示ではなく、その後に発生する事件もひっくるめて・・・と今までの作品より「問題文」が長くなっています。
その影響か、前作までと比較して読み進むスピードも遅くなり、また最後の犯人当て、解決の感動が薄れてしまった─というのが感想です。
期待が上がっていっていただけに正直、少し残念な結果になりました。まあ、でもここら辺で一端、下がった方が良かったのかもしれません。
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とある富豪老人の死。その葬儀、自宅近くの教会墓地へ死体を埋葬後に弁護士がふと金庫の遺言状を見ようとすると・・・。
なくなっている!!。
即、事件現場および近くは閉鎖(またはマスコミによる監視状態)され、捜査するも見つからない。
そこで、「エラリー」が推理した隠し場所を探してみると─。
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(記:スッタコ小僧)
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