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2020年11月 8日 (日)

【書籍】『たったひとつの冴えたやりかた』読破

 男性名義のペンネーム「ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア」、本名「アリス・B・シェルドン」著、SF小説です。

表紙絵と裏のあらすじ「冒険に出た少女の頭に住み着いてしまったエイリアン」との内容から、笑いを入れた少女の大冒険・・・かと思ったのですが、いやいや意外な内容で吃驚しました。

 しっかりした世界観、決してぬるま湯ではない宇宙の旅と出会い・・・いやはや正統派、しかも硬派なSFです。

・たったひとつの冴えたやりかた

・グットナイト、スイートハーツ

・衝突

 図書館司書の紹介による過去の特定種族にまつわる歴史記録三篇──といった形式で綴られる中編集。

全く背景、展開が異なるながらも、前述の世界観を基盤に読みやすく、そして最後まで退屈させない話が続きます。

前回、理解が追いつかなかったリハビリとして、手に取った本作ですが、大正解でした。

~まだ、見ぬ(読んでいない/体験していない)SF小説が沢山あることを再認識させてくれました。~

(記:スッタコ小僧)

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