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2020年11月15日 (日)

【書籍】『ハサミ男』再読

 「殊能将之(しゅのう・まさゆき)」著のミステリ小説、3回目ぐらいかな、再読です。

~いやぁ、面白い作品はネタ/トリックが分かっていても(鮮明に憶えていても)、何回読んでも面白い。~

映画と同じで「見たい」、小説の場合は「読みたい」シーン(場面)が明確にあり、繰り返し手に取りやすいのです。

本作は最後の章のほか、ネタが分かった上で読むと楽しめる点(映画もそうですが伏線)が多数、多岐に渡っていて、ジャンルは異なりますが『鹿の王』以来、久しぶりに手元に置いておきたい一冊となっております。

 本作はまず、「メフィスト賞」受賞とのことで手にとった記憶があります。

当時は、定番(古典)や有名著者以外は時間にも限りがあるので、新星作家作品にはなかなか手を伸ばす事ができませんでした。

数ある作品がある中、読む作品の目安として結構、当てにしていた賞であり、おおよそ「期待を十分に満たして」くれました。

ここ数年、ご無沙汰ですが、受賞作探して既読の再読、または未読作品にどんどん手を伸ばしていこう。

~~~~

 連続殺人鬼である「ハサミ男」視点で描かれる本作。

新たなターゲットに目をつけ、いざ決行日・・・なんと誰かに先を越される事に。

しかも、その殺害手口は「ハサミ男」を真似ていて、第三の被害者扱いに。

「ハサミ男」、真犯人を追求を開始する。

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(記:スッタコ小僧)

 

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