【書籍】『夕暮れをすぎて/夜がはじまるとき』読破
「スティーヴン・キング」著、ホラー、サスペンスなど諸々詰まった短編集です。
著者の作品をしっかり読むのは久しぶり、いつもは映画化されたものなどで済ましていたので。
ただ、やはり"映像化"では楽しめない面白さが、本には詰まっているので、久しぶりに著者の作品を手に取りました。
~うーん、確かに短編について感を取り戻している・・・その過程にあるのかも。~
当初、期待していた"驚き"と"面白さ"、"意外さ"が少なかったです。
ちょっと「かのキングだから」で、期待を膨らませ過ぎたのかも知れません。
面白いと思った作品も以下の通り、デジャヴのように感じたので。
猫vs.殺し屋の話は映像化の方が印象に残っている?──その映画された作品をみたような。
精神科医の話──あれっ、『クトゥルー神話譚 黒の碑』と同じ話?。
その他は、ちょっと状況&設定を工夫したサスペンス物、こちらも「あれっ、どこかで読んだような」との想いを抱かせる作品ばかりでした。(あとでブログを見たら『夜の~』を読んでいました・・・。)
(もしかして、本作、ハードカバー版などで私、ずっと昔に読んでいるのかな?)
一番、印象に残り、グッと入ってきたのは、かの現実の大事件/事件後を描いた作品かな。
起こりうる、そして、自分がその場面に直面した時を想像すると・・・・・・。
まあ、久しぶりに「キング節」が楽しめました、著者の長編シリーズはあまり読んでいないので、ちょっと手をつけてみようかな。
(記:スッタコ小僧)
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