【書籍】『黄昏の岸 暁の天 十二国記』読破
「小野不由美(おの・ふゆみ)」著、麒麟が王を選ぶ異世界を描く【ファンタジー】小説です。
残念ながら、原作小説は今回が初めてです。
アニメ化となっている本シリーズですが、ほとんど見た事がありません。
「陽子」が「景王」となってからのエピソード作品、最後、砦で自身の、王の軍隊に対峙する場面が印象的なエピソードの総集編らしきDVDは所持していた記憶があります。
そもそも、そのDVDを購入したのも、
『十二国記』って良く見る作品だけど、どんな作品なのかな。
小説/アニメのシリーズを初めから、すべて読み/見始める前に1~2話を見て、雰囲気を掴んでおこう
というのが理由だったと思います。
残念ながら、その時点では、全作品を読む/見てみようとはならなかったようですが。
さて、本作の感想に戻ります。
あらすじは以下の通り。
北東に位置する島国「戴」、極寒の北国──。
乱れていた国が、新たな王と麒麟により、安定し始めた頃・・・・・・反逆発生!!。
「戴」の女将軍「李斎(りさい)」が、「景王・陽子」に助けを求めてきます。
「李斎」の回想と自身の国で手一杯の「陽子」達の様子、そして"十二国側から見た異世界"が交互に描かれる内容です。
根本的な謎や解決が本一冊で見られないのが残念ですが、十二分に"十二国の世界に触れられる作品ではないでしょうか。
あまりこの世界独自の人型以外の生物の登場が少ないため、見た目的な点ではなく、この世界の成り立ち、理(ことわり)の部分において──です。
(記:スッタコ小僧)
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