【映画】『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 』を見た
「クリス・エヴァンス」主演、アメコミヒーロ物、【アクション】映画です。
昔、別の実写化である『キャプテン・アメリカ』を見た記憶があります。
(『スパイダーマン』も「サム・ライミ」監督ではない作品が、三作ほどあったような・・・)
殆ど覚えていませんが、それなりに面白かったような印象がありますので、今作も期待していました。
3Dでの公開時、一時は劇場まで足を運ぼうかとも思っていたのですが、とある映画レビューの酷評を読んで思いとどまりました。
『グリーン・ランタン』の感想でも記載したけれども、特撮技術の発達により、どのヒーロー物も"それなり"の作品になっていると期待していました。
確かに映像的には発達しているけど、ストーリーも時代・時代に合わせて、発展させなければならないと痛感しました。
本作でネックとなるのも以前の『グリーン・ランタン』記事と同じ誕生譚と最初の活躍です。
愛国心溢れるが貧弱な青年が超人計画により、マッチョに──の誕生譚は良いとしても、最初の活躍、正確にはその活躍までの経緯が"ズッコケ"です。
戦意高揚の為のミュージカルスターから始まるって何?、子供に大人気となるも、戦場の戦士達からは冷笑って。
捕まった友人を助ける為、奮起し単身乗り込んで行く展開は良いとしても、それまでの経緯の方がインパクト強くて、素直に喜べない・・・・・・。
上記後、仲間達と数々のミッションをこなすのですが、「戦いがダイジェスト」です。
活躍の舞台が戦場ではないヒーローは色々なダイジェスト映像でも、また描かれた一場面から色々と想像する楽しさがあるのですが、本作は舞台が戦場で、どのダイジェストも変わり映えがしないのが欠点です。
あとどうしても気になってしまうのは、主人公、「キャプテン・アメリカ」のみ重装備である事。
結局、ストーリー的にも、映像的にも、ヒーロー物としての面白さが感じられない作品でした。
最後のスタッフロールだけは、3Dで見たら"見映え"がよさそうだな・・・・・・という、大変、寂しい感想です。
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『万能鑑定士Qの推理劇Ⅱ』読破 | トップページ | 【書籍】『冥談』読破 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【映画】『プロメテウス』を見た(2024.09.15)
- 【映画】『ランペイジ 巨獣大乱闘』を見た(2024.09.14)
- 【映画】『トリプルX:再始動』を見た(2024.09.08)
- 【テレビ】『ゴットタン~ネタギリッシュNIGHT~』を見た(2024.08.03)
- 【映画】『バッドボーイズ フォー・ライフ』を見た(2024.06.30)
コメント