【書籍】『メサイア 警備局特別公安五係』読破
「高殿円(たかどの・まどか)」著、超"軍縮"にて各国間にスパイによる諜報合戦の緊張が走る【サスペンス】小説です。
全く見た事がありませんが、テレビドラマ化した作品も繰り出している著者という事で、一作、手に取ってみました。
~『007』、または『ミッション:インポッシブル』へのオマージュ?~
殺し(事故死へ偽装)のライセンスを持つ通称「サクラ」と呼ばれる組織に所属する二人の青年を描く作品ですが・・・・・・結局、描きたかったのは何?。
スパイ作品を書きたかったのでしょうか、でも内容的には、あまり独自性がなく、前述の感想、悪く言うと"スパイ物"人気に便乗したとしか言えない作品です。
タイトルとなっている「メサイヤ」設定(※)も、どうも盛り上がりに欠けます。
プロローグでは"いい味"を出しそうだったのですが・・・・・・。
※任務に失敗した「サクラ」は助けてはいけない・・・・・・マル校(スパイ養成学校)同期の相棒を除いて。
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家族を殺され、瀕死となる。
拾われたヤクザの親分の仇をとり、瀕死となる。
死にそうになりながらも死ななかった青年「海棠鋭利(かいどう・えいり)」は、相棒が必ず死ぬという疫病神の青年と組む事に。
やがて、明かされる全ての真相とは──。
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(記:スッタコ小僧)
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