【書籍】『特等添乗員αの難事件Ⅰ』読破
「松岡圭祐(まつおか・けいすけ)」著、新たな"頭脳"シンデレラガール誕生──「浅倉絢奈」が活躍する【推理小説】です。
論理&知識を武器にする『Q』と異なり、水平思考─「ラテラル・シンキング」を駆使する女性が登場です。
~出だしの力不足を補う為か、「万能鑑定士Q」を登場。~
それぞれの"小説"人物をクロスさせるのは良いけど、一作目からは早すぎでは?。
~また、いつもの"頭脳"シンデレラストーリー。~
学校の勉強が自分に合っていなかった、教え方が合っていなかった、長所を伸ばせていなかった・・・・・・うーん。
ふと冷静に考えると単に「努力不足」、"合っていなかった"と結論するのは簡単なので。
~題材が"騙し合い"で、描かれているのは良くある手口。~
「ラテラル・シンキング」をメインに持ってきている点から仕方がないのですが、詐欺や騙し合いを描く色々なジャンル作品で敵味方を含めて"類似手口"が多々、披露されています。
上記より、"驚き"が少なく、前述の「シンデレラストーリー」がほぼメインとなっていることから、【推理小説】としては面白味が不足していたかなと感じました。
違った思考方法を提示する事で、今までの著者シリーズとは違った"謎解き"を提示してくれようとしていますが、「万能鑑定士」と異なり知識の幅が限定されると・・・・・・厳しいかな。
さて、最後に『万能鑑定士Q』シリーズの感想へのリンクを──
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅲ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅵ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅶ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅷ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅸ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ』
『万能鑑定士Qの事件簿XI』
『万能鑑定士Qの事件簿XII』
『万能鑑定士Qの推理劇Ⅰ』
(記:スッタコ小僧)
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