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2013年1月 6日 (日)

【映画】『グリーン・ランタン』を見た

 「ライアン・レイノルズ」主演、変身ヒーロー物、【SF・アクション】映画です。
特撮技術の発達、そして、ストーリー、加えて衣装の《新解釈》により、今や、ヒーロー物は一躍、大ヒット&大作候補となっています。
(子供だけではなく、大人も楽しめる内容・・・・・・ちょっと言い過ぎか。)

 そんな中で繰り出された本作だったのですが・・・・・・

~あれれっ、こりゃ、ちょっと~

 公開時にほとんどその存在を知らなかった事、パッケージの緑タイツ姿、素顔丸出しの目元周りだけマスク姿、また、言ってしまえば"その名前/タイトル"などなど。
上記の要素にて、確かに見る前から不安要素は沢山ありました。
ここまで、その不安を体現してしまうとは・・・・・・。

 ストーリー的には駄目男とは言わないまでも、父親の死のトラウマを持った頼りない男の成長譚となっています。
「ライアン・レイノルズ」も、ヒーローにそぐわない穏やか顔で、本作、正直、「ジム・キャリー」主演の『マスク』のようなノリで楽しむ作品か、【コメディ】の方が合っているのではと思ってしまいました。
(「グリーン・ランタン」の能力的にも、『マスク』の能力に近いし・・・・・・。)

 変身ヒーロー物で楽しみなのは、その誕生譚と最初の活躍です。
こちらが両方共に弱い、弱すぎます。

 宇宙平和をかつて脅かした最凶の敵、閉じ込められていたその敵が復活し、「グリーン・ランタン」の仇である「アビン・サー」を襲う。
(「グリーン・ランタン」は宇宙の様々な種族、ランタンに選ばれた正義の戦士達の"グループ"です。)
瀕死の重傷を負った「アビン・サー」は地球に墜落、「ハル」を後継者に選んで、死亡する展開です。

 悪くはないのですが、良く知っているアメコミヒーロー達と比べて、特色がない、面白味がないのです。
"受け継ぐ"、"選ばれる"と言った点は、アニメなどでも良くある展開なのですが、2時間程度のヒーロー物映画でおそらく4分の1程度を占めるであろう、その内容がありふれたモノだとねぇ。
ランタンと言うアイテムだけが、際立っていました・・・・・・何故にランタンと。

 最初の活躍は・・・・・・あまり覚えていないのですが、パーティーにて墜落しそうになったヘリとヒロイン救出だったかと。
覚えていないぐらいインパクトが弱いです。
『スーパーマン』の女性記者を助けるビルからのヘリ墜落はあんなに鮮明に思い出せるのに。

 ネガティブな意見ばかり記載しましたが、何やかや「CGを駆使したスライムのような変身能力」で、映像的には面白かったと感じました。
ただ、残念ながら、全体的な面白さは、その認知度に比例しています。

(記:スッタコ小僧)

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