【書籍】『裁きの地 私立探偵ハンナ』読破
「サラ・デュナント」著、私立探偵「ハンナ・ウルフ」が活躍する【ハードボイルド】小説です。
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行方不明となったバレリーナ捜索を養母から受けた「ハンナ・ウルフ」。
捜査はイギリスから、フランスまで。
そして、辿り着いた真相とは──。
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あらすじは、こんな感じ。
表紙にも絵があるので、"バレリーナ"という点が関連してくるのか、そういった方面の豆知識でも得られるかなと思ったら、期待ハズレ。
また、探偵の"推理能力"の欠如にも、ガッカリです・・・・・・ほぼ、相手の告白に助けられています。
謎解き、意外な犯人が目的ではなく、誰にでも薄々真相を悟らせながら、別の部分に魅力ある作品であれば許容できたでしょう。
ただ、この探偵、読み手側がもう大分、気づいているであろう点を"悟る"のが遅すぎる。
読んでいて、イライラさせ過ぎ、それをカバーする魅力もないときたら、絶望です。
~この探偵がシリーズ化している点が、一番の謎です。~
まあ、動機/謎に関わる点で扱われている題材が、著者の国では目新しかったのでしょうか。
(記:スッタコ小僧)
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