【書籍】『NかMか』再読
「アガサ・クリスティー」著、もう40過ぎとなった「トミー」&「タペンス」夫婦が活躍する【冒険活劇】です。
~再読でもあり、女史の作品に慣れた読者には「犯人探しの妙技」に伴う驚きは半減ですが、本シリーズの楽しみは"夫婦のかけあい"&"活動力"なので、その楽しさは半減しません。~
順序が逆になってしまいますが、「アガサ賞」を含め"9冠"を取得した作品と読んでいるのですが、今回、久しぶりの「クリスティー」作品を読んで、改めて女史の凄さを感じました。
"9冠"の方は主人公(語り手)が11歳の女の子に設定している事が影響しているのかと思いますが、戦争、敵対している/していた国に対する描き方、色々な登場人物達の台詞、気持ち──そこが違う。
(女史の作品は良く読まれるので、まさか訳でカバーしているわけではないと思いますが。)
さて、本題に戻って本作の内容について少し。
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戦時中、昔と異なり無茶ができない歳となった「トミー」&「タペンス」夫婦。
動かせない身体、頭脳を持て余していた所に、かつて支援した事がある情報局から2人の凄腕スパイ調査を依頼あり。
情報局内部にも、その手が及んでいる中、その正体を暴く為、顔が既に知られていない「トミー」に白羽の矢が──。
夫「トミー」にのみ内緒の依頼があったのですが、かの妻「タペンス」を出し抜く事などできるはずもなく・・・・・・。
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さて、最後に著者の作品感想(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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