【書籍】『白昼の悪魔』再読
「アガサ・クリスティー」著、名探偵「ポアロ」の活躍を描く【推理小説】です。
何を勘違いしていたか、本作を海岸での銃撃(帽子に穴を開けただけ)から始まる作品と混同していました。
全く異なる展開ですが、著者の短編と長編に時々あるのですが、"モチーフが同じ"作品の一つです。
その展開内容から、直ぐに真相を思い出したのですが、大丈夫、十分に楽しめます。
~そもそも著者の作品は真相を知っても、何度でも楽しめるのだから。~
現に私も再読、再読ですし。
初読時には意外な犯人に吃驚、再読時は伏線を堪能し、初読・再読を通して、著者お得意の散りばめられた人間ドラマ(主に愛憎劇)が楽しめるのが、要因の一つかと思います。
加えて、多くが殺伐とした終わりではない点が。
~~~
名探偵に休暇はない・・・・・・休暇をとっても、事件の方が追いかけてくる。
地中海の島での休暇中、とある若い夫婦を脅かす影!?─いや、光、元女優の「アリーナ・マーシャル」。
島のホテルの避暑客達がその成り行きにヤキモキする中、事件は発生する・・・・・・「アリーナ」の扼殺死体。
容疑者と思われる面々にほとんど証言にてアリバリがあるなか、嘘をついているのは誰か、「ポアロ」の会話が犯人を引き摺りだす!!。
~~~
さて、最後に著者の作品一覧へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
« 【映画】『彼岸島』を見た | トップページ | 【アニメ・ゲーム】1月17日(火)~1月20日(金)雑記 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『死刑判決』読破(2024.10.05)
- 【書籍】『最後の女』読破(2024.09.27)
- 【書籍】『魂手形 三島屋変調百物語七之続』読破(2024.09.23)
- 【書籍】『クイーン検察局』読破(2024.09.21)
- 【書籍】『宿命の地 1919年三部作③』読破(2024.09.21)
コメント