【書籍】『怪談の悦び』読破
編・訳者「南條竹則(なんじょう・たけのり)」による海外の【怪談】、短編集です。
涼しくなりたいというより、「本で怖さを味わいたい」と思い、怪談話を手に取ったのですが・・・・・・
~最近の映像作品(映画・アニメ)にて麻痺しているのか、"ちいっっ"とも怖くなかった。~
残念です・・・・・・怪談集としては致命的。
やはり描かれている舞台、読み手側における育った環境(土壌)が異なるからか、おそらく本作は読む環境を変えても、私には怖くないでしょう。
(例えば、深夜、雰囲気のある中で読んでも・・・・・・。通常、通勤の往復を読書時間に当てているのですが。)
読む前は大分、ドキドキしたんだけどなぁ・・・・・・読み始めたら、心拍数「─^─^─」と平常状態。
さて、最後に本作に収録されている作品一覧を。
○「ダンカスターの十七番ホール」(H・R・ウエィクフィールド)
○「魔性の夫」(エリザベス・ボウエン)
○「棺桶屋」(リチャード・ミドルトン)
○「青の無言劇」(アーサー・キラ=クーチ)
○「深き淵より」(ロジャー・ペイター)
○「天国」(メイ・シンクレア)
○「ゼリューシャ」(M・P・シール)
○「ウルヴァーデン塔」(グラント・アレン)
○「マダム・ジャンの商売」(ヴィンセント・オサリヴァン)
○「なくした部屋」(フィッツ=ジェイムズ・オブライエン)
○「羊飼いの息子」(リチャード・ミドルトン)
○「「彼等」」(ラドヤード・キップリング)
○「中国魔術」(アルジャノン・ブラックウッド)
(記:スッタコ小僧)
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