【書籍】『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』再読
「森博嗣(もり・ひろし)」著、助教授「犀川創平(さいかわ・そうへい)」とお嬢様「西之園萌絵(にしのその・もえ)」が密室(脱出)の謎に挑む【推理小説】です。
記念すべき「森ミステリィ」のデビュー作です。
(解説によると本作は初稿完成時期からすると4作目に該当するとの事ですが。)
初読時、情報系分野の用語(簡単に言うとコンピュータなどの用語)が溢れ、【推理小説】にも入ってきたか──と、その舞台設定や内容が印象に残りました。
ただ、肝心の密室(脱出)トリックについては・・・・・・「えー」という感想だったと思います。
でも、シリーズ最新作がでる度に欠かさず読んでいたので、推理以外の何か魅力があったのかと思います。
(まあ、主人公二人のもどかしい恋愛劇でなかった事は確かです。著者の冷たい金属的な文章に新鮮味を感じたのでしょうか。)
~~~
一人の天才科学者を閉じ込めた孤島の研究所。
両親を殺害、多重人格によるものとされ、服役ではなく、この15年間、研究所の部屋から一歩も出ずに暮らしてきた博士。
外部から侵入に対して鉄壁のセキュリティを誇る研究所内にて、異変発生!!。
所員および研究所を訪れていた「犀川」と「萌絵」が、博士のドアの前に行き着くと・・・・・・。
常時、監視カメラが動作している中で、果たして犯人はどこからやってきて、どこへ去ったのか。
~~~
うーん、本シリーズの再読も良いけど、ここは思い切って、何故かゲーム化された本作品をプレイしてみるかな。
ビジュアル的にどのようになっているのか、気になったので。
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『葉桜の季節に君を想うということ』再読 | トップページ | 【アニメ・ゲーム】1月7日(土)~1月9日(月)雑記 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『吸血蛾』読破(2025.04.26)
- 【書籍】『真空ダイアグラム ジーリー・クロニクル【2】』読破(2025.04.26)
- 【書籍】『死時計』読破(2025.04.20)
- 【書籍】『窓辺の愛書家』読破(2025.04.20)
- 【書籍】『マーダーボット・ダイアリー システム・クラッシュ』読破(2025.04.12)
« 【書籍】『葉桜の季節に君を想うということ』再読 | トップページ | 【アニメ・ゲーム】1月7日(土)~1月9日(月)雑記 »
コメント