【書籍】『バチカン奇跡調査官 TRUTH2 サタンの裁き』読破
「藤木稟(ふじき・りん)」著、暗号解読「ロベルト」&鑑識「平賀」の二人の神父コンビが、「奇跡調査官」として事象・事件を捜査する【推理小説】です。
著者の魅力である神秘的(不可思議/不可能)、ホラー、推理が融合した雰囲気は味わえますが、如何せん、"推理"部分が弱い・・・・・・。
本作では、「予言」と「腐らない遺体」の謎を持ってきますが、前者はありきたりの真相、後者は・・・・・・うーん、何も言うまい。
著者も"推理"部分が弱くなっている事を認識しているのか、衝撃的なエピソードで本作は補い、今後のシリーズ展開は暗躍する"組織"との戦いの【サスペンス】 へ転換するのかなぁ。
さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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