【書籍】『幽霊の2/3』読破
「ヘレン・マクロイ」著、パーティー席上で毒殺された作家の死の"真相"を暴く【推理小説】です。
著者の作品は初めてかな・・・と思っていたら、巻末の「解説」にて出てきた作品『家蠅とカナリア』については読んだ事がある、と思い出しました。
内容の細かな事は憶えていませんが、どっかのレビュー or 評価が良くて手に取って、読後に満足した印象があるので、評価&期待通りだったのでしょう。
~本作も、なかなかの"強者"です。~
でも、「名のみ語り継がれてきた傑作が~」の宣伝文句に納得・・・・・・ネタばれになるので言いませんが、ある程度、【推理小説】を読んでいると、諸々、気づいてしまう点あり。(驚き減)
なので、早く出遭いたかったなぁ──というのが一番の感想です。
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売り上げも好調、作品の評価は分かれる作家「エイモス・コットル」。
厄介な別居中の女優の妻が帰ってくる!?。
色々な思惑を秘めた関係者が集る中、チャンスは3回のクイズゲーム「幽霊の2/3」が始まる。
間違う毎に幽霊3分の1、3分の2となり、、3分の3となったら幽霊・・・・・・つまり、負け/脱落です。
さて、ゲームが始まり、3回間違った「エイモス・コットル」。
彼は本当に幽霊になってしまった!!──毒殺事件が発生です。
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タイトルから、物理/心理トリックを駆使した衆人環境の中の毒殺トリックを楽しみにしていたのですが、その点は裏切られました。
でも、ただでは裏切りません、事件の意外な展開と真相のダブルパンチを食らわしてくれるので、ご安心を。
(記:スッタコ小僧)
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