【書籍】『万能鑑定士Qの事件簿XI』読破
「松岡圭祐(まつおか・けいすけ)」著、店名「万能鑑定士Q」を営む「凛田莉子(りんだ・りこ)」の活躍を描いた【エンターテイメント】小説です。
今回は、なんと"兄弟子"と対決です。
本作は生活・数学など役に立つ知識・「成る程~」の知識が、ふんだんに詰め込まれた作品となっています。
でも、なんといっても本作の"読み所"は「莉子」と記者「小笠原悠斗(おがさわら・ゆうと)」の関係の進展でしょうか。
今まで微妙な前進ばかり繰り返していたのですが、ここにきて"ライバル"(!?)登場により、(内面的に)一気に進んだ・・・・・・のかなぁ。
さて今回は、内閣の閣僚人事をほぼピタリと当てる不思議な箱──を持つお寺の話。
その箱とマスコミ取材の影響で京都で無名から、一躍、人気のお寺となった「音隠寺(おんいんじ)」。
その住職は、なんとかつては東京で飲食店を成功させた美貌の青年「水無施瞬(みなせ・しゅん)」。
飲食店経営者が一体どうやって、実家のお寺を成功させたのか・・・・・・。
別件の取材の帰りに寄った京都で「莉子」と「小笠原」が事件に関わる事になります。
宝探し、そして暗号と来て、一風変えた展開で大丈夫かと思ったのですが、「大丈夫」です。
さて、最後に本シリーズの感想(過去記事)へのリンクを──
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅲ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅵ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅶ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅷ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅸ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ』
(記:スッタコ小僧)
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