【書籍】『雄飛(ゆうひ) 五坪道場一手指南』読破
「牧秀彦(まき・ひでひこ)」著、失踪した兄兼仇討ち相手!?に出遭うため、故郷を離れ江戸で道場を開く剣豪「日比野左内」の"戦い"を描く【時代小説】、第三弾です。
シリーズを全く読んでいないのですが、久しぶりにこのジャンルを読みたくなり、且つあらすじを読んだ所、短編集らしかったので本作を手に取りました。
ところがどっこい、短編集ではなくて、中編1本+エピソードだったとは。
まあ、思惑は外れましたが、当初の目的であった「久しぶりに時代小説ジャンルを堪能」は果たせました。
シリーズ第三弾、このシリーズを読むのが初めてなので、ついていけるかと心配だったのですが、前述の「失踪した兄兼仇討ち」は設定のみであまり目立った面は見せず、"シリーズ物"といった事をあまり意識せずに読み終える事ができました。
(けど、これから読む人にはやはりシリーズ最初から読む事をお薦めします、何故って、私がシリーズ最初から読みたくなったから。)
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「町人に剣術を教えるのは、けしからん!」というお上の"密命"を受けて、親の権力を笠に着る三人組が非情な道場破りを繰り返す。
侍、町人の分け隔てなく剣術を教える「左内」もとある仇討ち支援/仇討ちから守る依頼にて、その三人組に関わる事に。
江戸城下「町民への剣術指南禁止令」が迫る中、「左内」が友人「条太郎」とうった策とは──。
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(記:スッタコ小僧)
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