【映画】『ザ・キング・オブ・ファイターズ』を見た
「マギー・Q」主演、「NEOGEO」⇒「PS2」⇒「PS3/XBOX360」へ最新作の舞台を移した【格闘ゲームの実写化】作品です。
【格闘ゲームの実写化】作品には、なかなか"当たり"に出遭う事が難しいのですが、残念ながら本作も"ハズレ"でした。
「マギー・Q」が演じる「不知火舞」のお色気シーンは冒頭のシャワーシーンのみ!?。
「ゲーム内のあの衣装を──」とは言わないが、せめてカラー(色)を合わせるぐらいの試みはして欲しかったかな。
(でも、黒+青と違い、「マギー・Q」さんに赤は似合いそうにないなぁ。)
衣装を"似せない"のであれば、そのポリシーを貫いて欲しかった・・・・・・何故に「京」と「テリー」だけ頑張るかなぁ。(「京」は学ランもどきでしたが。)
しかも、「テリー」はCIA捜査官+中年の"おっさん"だったのが、更に(原作ファンの)怒りを倍増です。
~「ゲームに似せよう」との努力/試みが見られないのに、所々に入るゲーム音声が微妙な怒りを誘う作品~
とある博士が発見した別次元、小型装置により別次元へ移動、そこでの格闘大会・・・・・・ちょっと無理があるが、ゲームの必殺技を再現するには「致し方ない」設定か。
と思ったのですが、その設定は重厚さの欠片もない、"お茶目な"「ルガール」君の暴走&狂気っぷりを演出するだけで、ほとんど役立っていない。
(まあ、別次元に閉じ込められた「オロチ」・・・といったストーリーのキーとなる設定はありましたが。)
そもそも冒頭、「"不知火舞"的格闘術ゼロ」の「マギー・Q」が闘った相手は誰?。(「三種の神器」公開会場を守る警備員で、あっさり退場となりましたが。)
両手に棒を持っていた事から「Mr.ビッグ」──いやいや、グラサンかけてないし、坊主じゃないし、似ても似つかん。(冒頭から、不安的中──。)
「ルガール」は前述のようにホッケー姿で走りまくる、原作とは似ても似つかない"やんちゃ坊主(おっさん)"。
「バイス」と「マチュア」は、変な方向に暴走させているし・・・・・・(何故に「バイス」の投げだけは、再現するかなぁ。基準が分からん。)。
「八神」と「京」は、他があまりにもかけ離れているので、何とか許容範囲内かな。
まあ、発売を予定しているゲームシリーズ最新作『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIII』とのコラボがなくて正解・・・・・・。
ゲームとは別物と割り切っても、これが本当に「2011年」の映画か──と映像的にも思えた作品でした。
~諸々、色々な面にて"中途半端"だと感じた映画です。~
笑い/苦笑もしづらく、無駄な時間を──と感じてしまう作品、とは言い過ぎかな。
(記:スッタコ小僧)
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