【書籍】『夜中に犬に起こった奇妙な事件』読破
「マーク・ハッドン」著、自閉症の少年「クリストファー」が事件捜査&大冒険を行う【推理小説】、いや【冒険譚】です。
全て「クリストファー」視点で描かれる本作、"彼ら"がどのように見ているのか、考えているのかが良く伝わってくる作品です。
「クリストファー」が整理、冷静となる為に考える「パズル」が所々に散りばめられており、いいアクセント。
(文字が少なく、図も沢山で、ちょっとした時間で読み終える事ができます。)
隣人の犬殺害犯を探すのですが、その謎というより、その捜査過程で知った家族の謎、そして冒険譚がメインです。
ちょっと苦い真相と後味を残す作品ですが、そこがまた共感と理解を呼ぶのではないでしょうか。
長いタイトルと「全世界一千万部」という謳い文句に釣られて読んだ作品です。
まあ、期待した通りといった所でしょうか。
(記:スッタコ小僧)
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