【書籍】『無法のL』読破
「スー・グラフトン」著、いつも生傷が絶えない女性探偵「キンジー・ミルホーン」が活躍するアルファベットシリーズ、【推理小説】です。
いつも面倒に巻き込まれ、大変な思いをする「キンジー」ですが、本作は"いつも"より大変です。
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家主「ヘンリー」の兄「ウィリアム」と行きつけの店の店主「ロージー」の結婚を控えた矢先、「ヘンリー」の頼みにより仕事ではなく、ちょっとした調査をする事に。
やがて、その調査が"大追跡"、追う側から、追われる側へ変わる大事件へと変貌です。
いつにも増して探偵「ライセンス」を危機に晒した捜査が続く──果たして、「キンジー」はこの苦難を乗り越えられるのか。
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大きな驚きのある作品は少ないものの、安心の面白さを毎回提供してくれるシリーズとなりました。
隣人、新たに判明した家族(冷戦状態)、そして事件(仕事)・・・・・・今後も、それぞれがどの様になっていくのか、「Z」まで止められません。
さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──
『アリバイのA』
『泥棒のB』
『死体のC』
『騙しのD』
『証拠のE』
『逃亡者のF』
『探偵のG』
『殺人のH』
『無実のI』
『裁きのJ』
『殺害者のK』
(記:スッタコ小僧)
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